ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

一華後宮料理帖 第二品・第三品/三川みり  

2〜3巻のまとめて感想!


百年もの間ほぼ鎖国状態だった西沙国と、崑国の国交樹立話が持ち上がった。理美は過酷な交渉でお疲れ気味の皇帝・祥飛の心身を癒やすため、専属のお夜食係に任命される。名誉ある役目に意気込む理美だが、朱西と一緒に過ごす時間は徐々に少なくなっていく。一方、理美への恋心を自覚した朱西は自分の気持ちを封印しようとするが…?この恋は、忘れないといけない夢だった―。3人のせつない想いが交差する、第3弾!!(第三品あらすじ)



自分は皇帝派なんですけど(個人的な前置き)、朱西と理美と食学を通じて親しくなり(後宮で孤立していた理美の唯一の味方になってくてたという親しみもあったと思うけど)やがてお互い好ましくなりという感じなんですが、周りが全力でこの恋を潰しにかかっているのが読んでてしんどかったです、、そこまでしなくても。理美が陛下のお気に入りの女官だからというのも有ると思うけど、朱西の方にも秘密がありそうだなぁと(3巻ラストで、おそらく王族である鳳家の血筋で王位継承者になり得るからかななんて)お互い立場から、この恋は夢だったにしなければならないのが辛いですね。
そんな二人の想いを知りつつも、理美に愛されたい心が欲しいと自分の皇后になってくれと乞うショウ飛も切ないですね。理美の気持ちが完全に朱西に向いてるのがなんとも。そんな彼の格好良いところは、理美の気持ちを尊重して無理強いしないところ(妃嬪なのに)と怖がらせたと思ったら悪かったと謝るとこととかだなーと。

後宮の四夫人達も出てきて、無事に明来告知(四人の妃嬪が新皇帝の寵愛を争う儀式)を迎える事が出来るのか心配だったけど、お互い事情を抱えており親の思惑で後宮にいれられた境遇で似た者同士だという事を知り、理美の真心がこもった料理のお陰で打ち解けて盟友のような関係になっていくのが良かった。四夫人は余の頼りにしてる臣下であると宣言したセリフにとてもグッとさせられました。その後も、ショウ飛の助けになっていて彼女たちの活躍がとても嬉しかったり(キャラもそれぞれ立ってるし)
そして理美はどんな時でも、相手に必要な料理を饗する為に食に対して一切妥協しないしブレない、普段はほわほわしてても、ふと見せる凛とした部分が相変わらず魅力的だなぁと。

あまり相手側が乗り気ではなかった西沙国との交渉を、朱西や理美、四夫人たちの力を借りそして自らも柔軟な対応をし見事良好な関係を築き新皇帝として一つ実績ができたと思ったら、まさかの鳳家の失踪した唯一の直系がまさかの人物で、これは皇位継承権でごたごたするやつ???(ゴタゴタ好き)周孝仁が理美に皇后となれというのは何故???

という事で引き続き4巻以降も読み進めたいと思います(まずポチらなきゃ!)

Posted on 20:30 [edit]

category: ビーンズ文庫

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一華後宮料理帖/三川みり  



一華後宮料理帖 (角川ビーンズ文庫)
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『おいしい』―その一言が私の居場所になる。和国で神に捧げる食事を作っていた理美は、大帝国崑国への貢ぎ物として後宮入りすることに。その際、大切な故郷の味を奪われそうになった所を食学博士の朱西に助けられる。彼の優しさに触れた理美は再会を胸に秘め、嫉妬渦巻く後宮内を持ち前の明るさと料理の腕前で切り抜けていく。しかし突然、皇帝不敬罪で捕らえられてしまって?「食」を愛する皇女の中華後宮ファンタジー!!



シリーズを本格的に読み進めようと思ったのでひとまず一巻は再読(読んだの去年の4月 笑)感想も書けてなかったので、今回改めて!

ややおっとりめでどこか緊張感のない理美なんだけど、和国で就いてた「美味宮」という役割に誇りを持っており、食に関しては強いこだわりがあって芯の強い一面があるのにとても好感がもてました。
香漬けで後宮に居場所も作り(伯礼の差し金でもあるけど)後宮の覇権争いに翻弄され拗れてしまった関係をほぐすきっかけになったりと、自分の持つ「食」の知識で自らの居場所や役割を見つける姿はやっぱりこの作者さんらしいなぁと。

理美はきっと唯一味方になってくれた朱西に惹かれているだろうなぁ(そして彼も)でもここは後宮で、理美は妃嬪の一人。皇帝であるショウ飛(漢字が出ない!)も冷酷な人かと思ったらそうではなく、理美に対して態度が軟化してきてるし恋愛面ではどうなるのかな。という事で、続けて2巻も読みたいと思います。

今の所、順調に6巻まで出てるのでひとまずまとめてポチろうかなーなんて思ってたら、机に3巻まであって買ってた事を素で忘れてた自分に引いた。

Posted on 20:28 [edit]

category: ビーンズ文庫

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4月の読書メーターまとめ  

今日でGWも最終日ですね。GWは関係なかったけど(安定)もう終わりか、早いな感がパない。
あとこっちは、後半特に寒い天気悪いのコンボで今年は最悪でしたね。桜もやっと咲いたのに、雨とかで散っちゃって勿体無い・・・!

自分にGWがあったら、理想は1日は読書にあて(かつ家でまったりしたい)、あと1日は部屋の掃除、2回ぐらいは出かけたい(4日ぐらいあれば十分)

最近だと8冊読むのが限界なのかなーと

今月面白かったのは


あと最近、リア友にヒプノシスマイクを布教されて良い感じに脳がラップに侵食されてるぜ、イェア!

という事で、追記より読書メーターまとめです(BLもあるよ)
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Posted on 19:28 [edit]

category: まとめ

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さくら花店: 毒物図鑑/宮野美嘉   



さくら花店: 毒物図鑑 (小学館文庫 み 7-1 キャラブン!)
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(あらすじが長め)

傷つき病んだ心を呼ぶ店――癒しの花物語

住宅街にひっそりとたたずむ「さくら花店」。レトロな雰囲気の小さなその店にやってくるのは、心に深い悩みを抱える客ばかり。それは植物たちが、傷ついた人の心を癒そうとして彼らを呼び寄せているからだ。
そんな不思議な花店を切り盛りするのは、植物の声を聞くことができる、店主の佐倉雪乃。悲しい人々を救おうとする植物の願いを受けて、その手助けをするのが雪乃の仕事だ。
今日もさくら花店には、暗い顔をした客がやってくる。
「旦那を殺したら罪になるんですかね…」
呟く女性の心を救いたいと言う可憐な花たちの横で、雪乃はそっと微笑む。
「あなたはここへ呼ばれてきました。花は病んだ人を呼ぶんです。あなたは花に癒されるために、ここへ来たんですよ――」
不思議な力を持つ雪乃を支えるのは、極度の人嫌いでぶっきらぼうな樹木医の夫、将吾郎。
風変わりな夫婦の日々と、植物にまつわる事件を描く、優しくて怖い花物語。



久しぶりに宮野さんの作品読めて嬉しかったです!(ガガガで書かれてたみたいだけど)
植物の声が聞こえる店主が、その声を聞いて病んだ人たちを手助けていくという感じで癒し系の話かと思ったら、結構人間の暗い部分を書いており作者さんらしい毒のある作品で安定でした(良き)

各話に出て来るお客さん達もそれぞれ病んでいて、特に「待雪草」に出て来る小瑠璃ちゃんのお母さんの「お母さんの言うことを聞いてれば良いの」の洗脳系は一種の虐待ですよね、、、、花の声を聞けるヒロくんも親に異質だと思われてて、親の愛情を十分に受けれなかったせいで精神的に幼かったり。
色々と胸に歪みを抱えた人たちが出てきたのだけど、一番異質なのは主人公夫婦(とヒロくん)なのかな、と。旦那は人間が嫌い過ぎなのと(たぶん嫁に対して執着凄まじそう)嫁は花に愛着はあれど人間には執着してなさそう。あと素だと、雪乃も訛りがでるんだね、なんか可愛い。
このどこか歪んで噛み合ってない夫婦のエピソードを読みたいのでシリーズ化すると良いな・・・・

(また女性向けで新作読めるのも嬉しいんだけど、少女小説も読みたいなぁなんて)

Posted on 19:31 [edit]

category: ライト文芸

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恋と悪魔と黙示録 降り積もる恋のための寓話集/糸森 環   

恋と悪魔と黙示録10(仮) (一迅社文庫アイリス)
糸森 環
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神魔を使役し“名もなき悪魔”の名を書に記す朔使。人と獣の姿を持つ美しき神魔アガルと契約したレジナは、彼と恋に落ち共に生きていくことに。平和な地で悪魔の力によって起こった事件、魔となることが決められている少年の物語、優しい天使とのひととき…欠片たちが集まり、旧き物語と新しき物語が描き出されていく―



ついに本当の完結という事で短編集です。読んでしまったら終わってしまうと思うと、読むのがもったいないよ!!ってなりました(読むけどね)

レジナたちの歩んで来た歴史を一緒に振り返っていくような短編集でした。本編中のエピソードや、卿とバレクとの再会(卿めっちゃバレク好きじゃーん)リスト様とレジナの往復書簡(たまにアガルとか卿が勝手に書いちゃってるのに笑ったw)や、レジナ、カラシャと家出フラグ!?そして救いの物語など盛りだくさんで大満足!特に闇落ちIFルートもあって、アガルが消滅してしまっていて読んでてしんどさしかなかったけど、闇落ちレジナとかたまらんありがとう(性癖)レジナの闇落ちを望んでた魔王陣営が彼女の変わりように違和感を感じているというか、失望してるようなのが面白いなと、

どれだけ長い時を一緒にいてもアガルとレジナの恋をし続ける関係がとても素敵!二人の、奥様!旦那様!なやりとり可愛いなぁ〜

ラスト、語り手の仕掛けにまんまと騙され、そして大切なもの達と共に新たな時代へ・・・!な結末がとてもこのシリーズらしい結末だったなとじんわり。全てを手に入れたレジナはもう眠らなくて良いし、愛している人の手を取って新たな時代にも行けるんだ。

あとがきでシリーズのこぼれ話をしてくれるので、ファンとして嬉しさしかない!!!次の新作も決まってるようで楽しみに待ってますー!

Posted on 21:30 [edit]

category: アイリス文庫

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