ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

身代わり伯爵の結婚行進曲VI/清家 未森  


身代わり伯爵シリーズもついに完結です・・・!
下巻のカラーピンナップは書き下ろしではなかったけど、今までのカラー絵が載っててとても感慨深かった。


ミレーユとリヒャルトは、ごく普通の下町のパン屋の娘と、兄の親友の騎士として出会った。様々な出来事を二人で乗り越え、大公とその妃となり、ようやく幸せになれるはずだった。―だが、そんなリヒャルトが今、銃弾を受けて海に消えた。「あたしは絶対にあなたから離れないから…」はたして二人は、自分たちを待つ人々のもとに帰ることができるのか。『身代わり伯爵』の奇妙で華麗な冒険、ついに完結!!(下巻より)


最終巻は上下巻だったのでまとめて感想を^^

教主側に捕まりボロボロにされ絶望しながらも、リヒャルトの元に帰るんだ!とどんなに辛くても前を向き続けるミレーユが本当に良いんだよな・・・ミレーユは何だかんだ図太いから良いんだけど、リヒャルトが色々危なかった(笑)
そしてフィデリオは裏切ってなかったと知って安心したけど、やっぱり一緒には暮らしていけないか・・・・あとミレーユへの恋心がすごく切ない、、、ただ自分には待っていてくれる家族がいるんだと気付けて良かった。またどこかでリヒャルト、ミレーユと三人で再会できるといいね・・・

上巻は大変なとこで終わって、アッーとなったけど無事大団円を迎えられて良かった。シアランに帰ってからは、今までの色々なキャラクターが登場してきて懐かしくもあぁ終わってしまうんだなぁとしみじみ。ミレーユがリヒャルトの手を引っ張って素敵な未来に走っているような感じでした。
個人的に、2人だけの結婚式場面でのミレーユがリヒャルトに送った言葉「あなたの家族になりたいです」にすごく感動しました。きっとリヒャルとはこの言葉が一番欲しかったんじゃないかなー。
終章ではシアラン大公家の幸せそうな場面がみれて、じーんと感動・・・守るべき家族が出来て本当に幸せそうで本当に良かった。

このシリーズは26巻も続いたという事もあって、シアラン編以降若干ダレ気味だったんですが本当にラストまで追いかけて良かった!最後まで読んでこの話はリヒャルトがミレーユに幸せにしてもらう物語でもあったのかなーと。ラブコメとしても面白かったシリーズだったけど、家族物でもあったよね(作者さんもあとがきで言ってましたが)

短編集が出るようですが、ひとまず本編完結おめでとうございます!

Posted on 21:25 [edit]

category: ビーンズ文庫

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階段坂の魔法使い 恋からはじまる月曜日/糸森 環  

チラシが結構ネタバレしてた件(半笑)いや、すぐに明かされはするんですけどね彼の正体。


ジュディは触ったものすべてを眠らせる。その呪いのせいで恋人もできたことがないのに、悪い噂に事欠かない“階段坂の魔法使い”に嫁ぐことに!だけど、迎えに来てくれたと思った魔法使いの目的はジュディの採血だけ。「結婚?僕が?冗談じゃないね、生涯独身で結構だ」とジュディは拒絶されて…!?


世界観が殺伐としてないし、ヒロインが酷い目にあわない!なんて平和なんだ!という感じだったけど、犯人と疑われた際に結構酷い仕打ちをされて読んでてグサグサ来るのはさすが糸森作品というか(笑)

ヴィクトリア時代がモチーフになっていて、都市部では魔法がすたれて工業化が進んでいるちょっとスチパン的な要素もあり、物語の舞台は魔法がまだ生きている都市で鳥獣郵便とか出てくるので世界観がとても可愛い!

階段坂の魔法使い、捻くれていてめんどくさいんだけど色んな手を使ってジュディの気を引こうとしてて可愛いなーとwあんなに始め突き放して拒絶してたくせに・・・!素直に謝れないんだけど必死にジュディの機嫌を直そうとしたり、友人のふりをして自分の褒め言葉などを聞いてニヤつくとかなんなの(笑)ラストの出ていったジュディを鳥獣郵便を飛ばしまくって必死に引き留めようとするシーンがお気に入りです。

ジュディの過去は辛い物があったけど、ラストの嫌われていたと思ってた叔父からの手紙がとても良かった。今まで、自分の居場所はないと思っていたジュディだったけどこれから魔法使いのところでだんだん自分の居場所を作っていけると良いな。

いつジュディがルイスのあの秘密に気づくのかとか、事件はきちんと解決してないのでシリーズ化して欲しいな!

Posted on 17:45 [edit]

category: ビーンズ文庫

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アルバート家の令嬢は没落をご所望です (2) /さき  



表向きは才色兼備の大貴族の令嬢、本性はコロッケ好きで変わり者のメアリ・アルバート。従者のアディは唯一の理解者で、いつも一緒だった。実はアディはメアリにずっと片想いしているけれど、メアリはまったく気づかない。そんな中、メアリがアディを置いて留学することになって!?「どうか俺だけを、一人の男として隣に置いてください」長年のアディの想いは実るか否か!?


(不本意ながらも)無事、没落を回避してむしろ繁栄してしまったアルバート家のメアリ様の続編です。隣国に留学してみれば、前作の『ドラ学』の続編である『ドラドラ』の世界観に突入してしまっていた・・・という感じ。
前作で悪役令嬢だったのでメアリ様は無関係でいようとしつつ、何だかんだおせっかいを焼いて大団円の結末にもっていくように仕向けるんだから(わかりずらいけど)面倒見が良いんだよね。たぶんそこが彼女の魅力なんだろうけど。

恋愛には鈍感過ぎるメアリだったけど、やっとアディへの恋心を自覚して一気に乙女になっていくのが可愛かった!ただ、あまりにも鈍感なので先に外堀を埋められたというか、もう結婚させてちまおうぜーというのには笑ってしまったw
メアリもずっと結婚する相手はアディをそばに置く事を許してくれる人と決めていたそうなので(だからパトリックと結婚はベストだと思ってた)無意識にアディと一緒にいる方法を模索していたというのがいじらしいわー。
アディがリードしてるようで、きっと二人の関係はずっとこのまま仲良く暮らしていくんだろうな。大団円な結末で面白かったです。みんなお幸せにー!!

Posted on 11:05 [edit]

category: ビーンズ文庫

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花神遊戯伝 きらめく星屑のかけらたち /糸森 環  

今月発売のかつくらにも糸森さんのインタビューが載っててもふもふ
花神遊戯伝 きらめく星屑のかけらたち (角川ビーンズ文庫)花神遊戯伝 きらめく星屑のかけらたち (角川ビーンズ文庫)
(2015/04/28)
糸森 環

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帰鼓廷を出て神様たちとともに、“のさらの地”へ向かう知夏と胡汀。その道中、結婚を意味する「ほぎの儀」を挙げながら進むことに!今まで暴君だった胡汀なのに、過去最高に甘やかされて知夏の羞恥心が振り切れそう!!(「日々に想う」)緋宮時代、知夏が緋剣たちに内緒でぬまごえ様と神々の事件を解決することに!?(「秘密の時間」)知夏たちの未来と隠された過去が明かされる、珠玉の短編集!!


幸せだけど、どこか切ない花神シリーズらしい短編集でした。

メインは胡汀との結婚道中話かな?終始、あの暴君様がデレて爆発(?)してたので、知夏と一緒に悶えてたけど、どこかほの暗い執着を抱いてもいて、それに気付きつつもすべて受け止めている知夏が良いな、と。
すこしでも胡汀のそばにいられるように、神世との狭間に住む事にしたみたいだけど、知夏はどのぐらい一緒にいられたのかな?『夢路』で新たに「あましること」として神世で産まれ落ちて、また佐基と伊織に再会できてじんわりしたけど、残された者の事を考えると切ないな。

知夏が消えてしまってからの話も書かれてて、新緋宮である春日さんや帝である未不嶺さんも色々苦しんでて読むのが辛かったけど、二人にも信頼できる部下が確かにいてちょっと安心。本編では語られなかった話や、あの人はどうなったの?的な話が読めて楽しかったし、知夏の昔の阿呆鳥口調がすごく懐かしかった(笑)あと個人的にちょいちょい出てくる九支さん好きです。

色々な話が挟まれているので時系列が結構バラバラで読んでて混乱したんですが、すごく満足。あとがきによると知夏たちの子世代の話も(双子らしい)考えたみたいですが重くなるので形にはならなかったそうで。まぁ非常に気になるよねー的なw

読み進めるのが勿体ないなと思える外伝でした。シリーズがスタートした当時からずっとリアルタイムで追っかけていたので完結は寂しいですが、秋頃に予定されている新作も楽しみに期待してます!あとShe&Sea3巻発売やったね!

Posted on 14:59 [edit]

category: ビーンズ文庫

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アルバート家の令嬢は没落をご所望です/さき  

アルバート家の令嬢は没落をご所望です (角川ビーンズ文庫)アルバート家の令嬢は没落をご所望です (角川ビーンズ文庫)
(2015/03/31)
さき

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才色兼備な大貴族の令嬢メアリ・アルバート。彼女は始業式で前世の記憶を思い出す。この世界は前世でプレイしていた乙女ゲームと同じで、自分は主人公をいじめて最後に没落する悪役令嬢だったことを―となれば、ここは「そんな人生、冗談じゃない!」と没落を回避…しない!従者のアディ(口が悪い)を巻き込んで没落コースを突き進もうとするけれど、なぜか主人公になつかれて!?


最近、乙女ゲームがなんとかという作品が増えていてよく目にするけど、読むのは初めて。ひとまずこんな乙女ゲームなんてないよ・・・!と全力で突っ込んだんですが、たぶん普段プレーしない方的にはこんなイメージなのかも。

文章がだいぶ軽いなーと思ったんですが、その分読みやすいしキャラクターの掛け合いがコミカルで面白かったです。
性格の悪い令嬢のはずが、ツンデレでむしろ面倒見の良い性格だったりして、なぜか全力で没落しとうと奮闘しちゃうという変わった面もあるメアリーだけど、前世なんかよりも今の自分に誇りをもっている彼女に好感が持てました。従者のアディは口は悪いんだけど、お嬢に一筋だしね!この二人のやり取りがコミカルで面白い!あとゲーム上のヒロインのアリシアはメンタル強くて、むしろメアリーに懐いてるというのにも笑いましたw

ひとまず大団円なエンディングを迎えたけれど、自分の知っている流れや結末と違うぞ・・・?という感じだし、メアリーの縦ロール(ドリル)もゆるーいウェーブになったらしいのでゲームの抑止力が消えかかってるのかな?
アディの思いがちゃんと報われるのかも気になるし続きも書籍化して欲しいな。

Posted on 19:05 [edit]

category: ビーンズ文庫

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