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ひとりあそび

気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています

春待ちの姫君たち /友桐 夏  

春待ちの姫君たち (創元推理文庫)春待ちの姫君たち (創元推理文庫)
(2014/02/13)
友桐 夏

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中学二年生の春、友人・春来から「唯一、彼女の名前を呼べる権利」をプレゼントされた赤音。その特別な権利によって友情を深めた二人だが、学校の中心的存在・舞によって仲を引き裂かれてしまう。以来、孤独な日々を送るように見えた赤音だが、彼女には秘密があった…。少女たちの愛憎と友情が行き着いた、驚愕の結末とは?思春期の痛みと成長を繊細な筆致で描いた傑作ミステリ。


去年あたり、友桐さんの作品を知りハマった作家さん。コバルトで発売されてた「春待ちの姫君たち リリカル・ミステリー 」(感想)が創元推理文庫で再刊されたので、改めて手に取りました。
前に感想を書いてたので、詳しくは書きませんがやっぱりこの人の作品好きだなーと。上手く説明は出来ないのですが、一見少女たちの青春物語なのだけど読んでみると、色々陰謀が渦巻いていたりするブラックミステリーだったりするのでそこが面白いんですよね。ただこの春待ち~は他のシリーズとは違って独立したお話で女の子たちの友情などがメインなお話なので、一番リリカルしてるかな(だから唯一、再刊されたんだと思うんだけど)なのでまずはこの春待ち~から入るのが良いかな?(個人的には一番、「白い花の舞い散る時間 」が好きです)

他の作品の復刊の予定はないようですごく残念ですが、新作長編の予定があるみたいなので今から楽しみです。

Posted on 23:50 [edit]

category: 一般

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黄昏の岸 暁の天 十二国記 /小野 不由美  

ホワイトハート版は風の万里~で止まってましたが、やっと最新シリーズまで追いついた!2日間ぐらいずっと十二国記をもくもくと図南~黄昏を読んでました。
新潮文庫版もついに「黄昏の岸 暁の天」まで追いついてしまいましたねー

黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)
(2014/03/28)
小野 不由美

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驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。しかし反乱鎮圧に赴いた王は戻らず、届いた凶報に衝撃を受けた泰麒も忽然と姿を消した。王と麒麟を失い、荒廃へと向かう国を案じる将軍は、命を賭して慶国を訪れ、援助を求める。戴国を救いたい―景王陽子の願いに諸国の麒麟たちが集う。はたして泰麒の行方は。



「魔性の子」での十二国記サイドの話で、裏側ではこんな事になってたよ的な話。
今まで他国には不干渉だった王たちが協力し泰麒を行方を探し出し救出するために行方不明な泰麒を探し出し救出しょうとします。ただ王たちには天が定めた誓約があり、なかなか思うように事が進まなかったので色々ままらないなぁ・・・と。何故、天帝はこの世界をこんな誓約や麒麟が王を選ぶシステムにしたりしたんだろうなー。

ついに今回、泰であった出来事が明らかになり泰麒も帰ってきて動きだしたので、これから泰を含め他の国もどうなっていくのか気になる。次は書き下ろし長編らしいので、続きだと良いな。

短編集の「華胥の幽夢」に収録されている「冬栄」は、たいきのはじめてのおつかい。と言う感じでほのぼのしている内容だなーと思ってたんですが、その裏で驍宗様たちが泰麒に気付かないように裏切り物者を粛清してたのには驚いた。

Posted on 22:24 [edit]

category: 一般

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竜宮ホテル /村山 早紀  

竜宮ホテル (徳間文庫)竜宮ホテル (徳間文庫)
(2013/05/02)
村山 早紀

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あやかしをみる不思議な瞳を持つ作家水守響呼は、その能力ゆえに世界に心を閉ざし、孤独に生きてきた。ある雨の夜、妹を捜してひとの街を訪れた妖怪の少女を救ったことをきっかけに、クラシックホテル『竜宮ホテル』で暮らすことに。紫陽花が咲き乱れ南国の木々が葉をそよがせるそのホテルでの日々は魔法と奇跡に彩られて…。


f-clan文庫版も読んでますが、好きなシリーズなので徳間文庫版も購入。
相変わらず優しい物語で癒されるな~

竜宮ホテルの住人と接する事によって、主人公の響呼がやわらかい感じになっていくのが良かったな。
響呼は自分は人を不幸にすると思ってたけど、実はあなたのお陰で幸せなれた人が沢山いるんだよ・・・という感じでほっこりしました。

書き下ろしの短編がひなぎくちゃん視点で新鮮。しろ子さんのお話はちょっと不思議で切ない話でした。
あとホテルの新たな住人も出てきてたので、2巻を読むのも楽しみにしてます。

Posted on 16:24 [edit]

category: 一般

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黄金旋律/村山 早紀  

黄金旋律 (PHP文芸文庫)黄金旋律 (PHP文芸文庫)
(2013/05/17)
村山 早紀

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「約束するよ。いつかきっと、ぼくがきみを助ける」優は、臨に誓うように言った。―医師をめざす少年・臨の家に同居することになった、弱気で引っ込み思案の従兄弟・優。しかし臨の家庭も、かつて事故で兄・律が亡くなったことが影を落としていた。それでも明るく振る舞う臨だったが、その限界を迎えた時、思わぬ出来事が…。少年たちの勇気と友情が、温かい感動とさわやかな興奮を誘う冒険物語、開幕。


自然破壊や第三次世界大戦などで、人類や文明がほぼ失われた未来が舞台となっています。
何かが原因で文明がリセットされてしまう未来も無いとはいえないので、読んでて少し怖いな・・・と思いました。

主人公の臨は死んでしまった兄の変わりなれるように、精一杯頑張ってきたけどやっぱり兄の代わりにはなれなくて・・・お母さんの「臨なんて嫌いだった」「律(兄)の方が好きだった」と言葉は酷いな・・・と思いました。あれだけ母親の為に頑張ってきたのに、その母親に拒絶されるのは悲しすぎる。たぶん臨が事故にあって彼を失ってしまわなければ、臨も大切な息子だった、愛してたとは気づけなかっただろうなー。
でも愛情があったからこそ、彼が目覚める時には自分たちは絶対この世に居ないけれどそれでも生きていて欲しい、自分の好きなように生きてと延命治療を受けさせたんだろうし。

色々失いながらも、大切な人たちの思いを胸に前に進もうとする臨たちが眩しいなーと。今回は序章だという事で、これからどんな旅をしていくのか楽しみです。
従兄弟の優が読んでたベストセラー小説「黄金旋律」とタイトルが同じなのは何か意味があるのかな?

Posted on 15:33 [edit]

category: 一般

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風の万里 黎明の空(上)(下) 十二国記/小野 不由美  




人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊は、芳国国王である父が纂奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが―。(上巻)


ここまではホワイトハート文庫版を読んでいるので、再読なんですが結構内容は忘れる物で新鮮な気分で読めましたw

上巻はひたすら重い・・・
陽子はついに慶王として玉座についた訳だけど、実際王になってからが大変で・・・
国民からは「また女王かよ」という感じに言われ、官吏も予王の治世からの者が多くて自分の味方が居ないしで派閥同士での足の引っ張り合いばかり・・・、唯一の味方なはずの景麒は言葉たらず(あと慈悲深過ぎるので政治面では少し使えない)、あと海客でこっちの道理(しかも女子高生だった訳だし)が分からないのは仕方が無いんだけど、そんな事は関係なく王としての働きを期待されて、出来なければ失望されるというのは辛い・・・。
あと鈴と祥瓊の「自分はなんて可愛そうなんだろう」という被害妄想にイラッとするんですが、そういう考え方は正直自分もあるのでドキっとします。なので清秀や楽俊の的を得た言葉が胸にグサグサきました(笑)
鈴と祥瓊は最初は「私が悪いんじゃない。この世界が悪いんだし」という考え方だったのが、清秀や楽俊との出会いや旅をしていく内に視野が広がって、本人たちも変わっていく姿が良いなーと思います。

下巻は上巻に打って変わって展開が熱くて、読んでてスカッとします。
特に陽子が景麒に乗って登場して、禁軍将軍を一喝する姿が格好良い。
最初のころは自分中心にしか物事を考えてなかった鈴と祥瓊が人の為に戦う姿をみて、本当に変わったなーと思いました。陽子も自分なりに王としてのあり方を見つけたようで何より。初勅の「伏礼を廃する」はとても彼女らしい。これからどんな治世になるのか楽しみです。
あと個人的に陽子と景麒のやり取りがツボです。不満を言いつつ結局折れる景麒とか、ニヤニヤ
この主従意外と相性は良いと思うんだ・・・

次の本編は見た目は子供、中身はやり手なおばあちゃまな恭王が主役なので楽しみです。
あ、その前に短編集読まないと。

Posted on 15:37 [edit]

category: 一般

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