ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

伯林蝋人形館 /皆川 博子  

伯林蝋人形館 (文春文庫)伯林蝋人形館 (文春文庫)
(2009/08/04)
皆川 博子

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第一次世界大戦に敗れたドイツ。極端なインフレと共産主義との闘いで混迷するなか、退廃的な文化も爛熟を深めてゆく。元プロイセン貴族の士官で戦後はジゴロとして無為に生きるアルトゥール―彼を巡って紡がれた、視点の異なる6つの物語の中に、ナチス台頭直前の1920年代のドイツの幻影と現実が描かれる。


おう・・・、ムズカシイネ。
3月に皆川先生のベストセレクションの第一弾が出るので、その流れで読んでみました。

「倒立する塔の殺人」とはまた違う感じなんですねぇ。大人な少女小説的なノリで読んだら、腹パンくらいました。
伯林~は視点が変わったり、真実や虚実が入り混じってて読んでても理解出来なかったです(チーン)
「アルトゥール(=ヨハン)」がキーワードになっていて、その彼に何らかの執着をしている人物がそれぞれの章でスポットが当たっている感じなのでしょうか。ふむ
で読み進めていって、最後のツェツィリエの章まで読むと(+書簡、あとがき)上の疑問が解決して、なるほどなぁと
この「伯林蝋人形館」という物語の作者はツェツィリエ(この作中では神の視点)で、物語部分には彼女の願望とかが入っているので著者遍歴と記述が食い違っている。で、ハイニは読者という感じ?

舞台になった時代はモラルも何もかも酷い時代なんだけど、何かそのほの暗さに惹かれる物がありますよね。
他にも同年代が舞台の作品があるそうなのでまた手に取ってみようと思います。
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Posted on 16:50 [edit]

category: 一般

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