ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

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ファミリーポートレイト/桜庭 一樹  

ファミリーポートレイト (講談社文庫)ファミリーポートレイト (講談社文庫)
(2011/11/15)
桜庭 一樹

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最初の記憶は五歳のとき。公営住宅の庭を眺めていたあたしにママが言った。「逃げるわよ」。母の名前はマコ、娘の名前はコマコ。老人ばかりが暮らす城塞都市や奇妙な風習の残る温泉街。逃亡生活の中でコマコは言葉を覚え、物語を知った。そして二人はいつまでも一緒だと信じていた。母娘の逃避行、その結末は。


桜庭さんのネーミングセンスがとてもツボです(笑)駒子ちゃんて
今回も奇妙な町や村が舞台でしたねー。絶対こんな処ないよーと思うんだけど、もしかしたら自分の知らないどこかにあるかもしれないとも思ったりします。
読んでてコマコと一緒に色々な場所から場所へ逃げ回ってた気がしました。

最初はマコのコマコ接し方がかなり、母親としてどうよ?という感じに思えて読んでてきつかったです。まずマコは大きな子供という感じですよね・・・。
でもどんな酷い母親でも子供にしたら絶対の存在なんだよね、きっと。そして母親が死んでしまっても、ずっと母親の呪縛から逃れられないんだから刷り込みって恐ろしいな!
本当に桜庭さんは歪んだ親子を書くのが上手いなぁ。

色々な場所に逃げ続け家畜になってしまった時もあったし、途中母親は舞台から退場してしまい、それから母親にとらわれ続け、自分を傷つけながら生きていて行かなければならないのはしんどいな。それでもそんな旅の中でも字を覚えたり、色々な本に出会えたり、そしてママとの生活にあった確かな幸せ、とかがあったんだから不幸だけの人生だった訳じゃないはず・・・・。

最後の方ではマコではなく「駒子」として、確かに自分の人生を歩み進め始めたようで良かったです。
中々暗い話だったけど、最後は少し明るい終り方だったので良かったと思いました。最初のファミリーポートレイトを見つけられてよかったね。
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