ひとりあそび

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BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-プレー感想  

BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-(通常版)BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-(通常版)
(2012/12/20)
Sony PSP

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【物語】
【真実の愛。共に綴る物語───】

物語の舞台となるのは、四方を豊かな大自然、美しい森に囲まれたウェブリン王国。
しかしある時、その平和な国にある疫病が蔓延しはじめる。

その疫病の名は――ゾディバ。

その原因は誰にも分からず、人々はただ恐怖と戦うことしか出来なかった。

そんな中、あちこちで凄惨な事件が多発するようになった。
夜明けとともに、食い散らかされた無残な遺体が発見されるのだ。
人々は森に一体どんな凶悪な獣がいるのかと怯えた。

だが――……。
いつしか、噂が広がり始める。

人を襲って喰い殺している獣の正体。
それはまさに、狼種なのだと。
それに結びつく形で、噂は加熱する。

曰く、狼の被害にあった村で、より多くの発症者が出た。
曰く、狼種に会った男が病で死んだ。
曰く、病の正体は狼の呪いなのだと――……。

そうした噂に背を押されるようにして、ウェブリン国王・ガバルディ六世は一つの決断を下した。
それは、――…「狼狩りの令(ジェノサイドウルフ)」。
己の命を守るため、家族の命を守るため、狼狩りの熱狂がウェブリンに吹き荒れる。

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ウェブリンの王都の近郊、「美しき森(シャルメッセン)」の名を持つ居城で開かれた晩餐会。

狼種の生き残りであるラスと出会い、
自らも外へ出たいという理由から逃亡という形で行動を共にするフィオナだったが、
ラスの優しさや悲しみを一番近くで感じ、狼種が忌み嫌われる存在ではない事がわかる。

しかし、狼種を忌み嫌うウェブリン王国の双子の王子、
メヨーヨとオージェに逃亡中のラスとフィオナは追われる事に…。



PC版のBloody Night版で双子にうっかり調教されたにうっかりハマってしまい、PSP版の発売を待ちに待っていた作品。プレー前から期待しまくっていたんですが、自分の期待を裏切らない出来だったと思います。

今回のPSP版は「限りなく切ないラスと綴る物語」がテーマになっています。それに対してPC版のテーマは「どこまでも過激に双子と往く」(感想
物語の設定は大体同じだし、それぞれ1本で完結してるので単体でプレーしても全然問題ないんですが、PSP版をプレーしたのならばぜひPC版もぜひご一緒に。個人的には2本で1つの物語だと思っているので。


今回はネタバレをかなり含む為、記事を念の為に畳んでみる。
追記より感想です。ネタバレ注意!
☆総評9点
(10点満点中)
自分的にはLH>BNかな。どっちもそれぞれの良さがあって好きだけど。
PC版とは序章からまったく違った物語なのが面白ったです。前回はプレースタート早々、双子に連行させられてそのまま城に・・・という感じだったのですが、今回前半はラスと逃亡劇という感じ。
PC版とは違った視点で物語を進めてみるというのが、さらに世界観をより深めるというか。
コンシューマ版という事で、いくらCEROがDでもPC版よりも残酷描写がマイルドになったんですが、その分プレイヤーの精神面に攻めて来た印象。BADエンドはぶっちゃけPC版よりキツく感じたんですが、その分印象に残った物が多いです。
シナリオは相変わらず共通が長く個別がおまけ程度です。相変わらず糖度も微糖(自分的には無糖レベルじゃないかとw)だったので、もうこれは恋愛よりも世界観や全体のストーリーに注目して欲しかったのかな。
共通の長さに対して選択肢が少ないのにかかわらず、PC版にはあったシーンスキップが何故か無く、既読システムを使うと数分待たなくてはいけなかったのが不便。
(実際どうかは分からないけど)シナリオ量は個人的にPC版よりも多く感じました。全体的にみるとそこそこボリュームはあったのではないかと。
PC版よりもキャラの心情が掘り下げられたのはとても良かったです。今回ライターさんにオトメイト作品でお馴染みの砂原有季さんが参加されてたんですね。このライターさんの携わっている作品(SYK,CZ,LGS)はどれも好きなのでエンドロールみたときにテンションがあがりました。


かってに病んでる事に定評があるBWSのキャラクター達ですが、今回も相変わらずのようで(笑)
双子達が相変わらずのクソッぷりを発揮して通常運転。間違えなくLHでは攻略キャラクターではなくただの悪役w特にオージェはラスボス級。兄さんがフィオナにそんな執着してなくて、物足りなかったよ兄さぁーん
あと猫種はメイン攻略キャラではないので、ルート自体が短いです。それなのに色々やらかすオージェ・・・・
ギランは結構出て来たのに、ユリアンは本当にちょい役だったのには本当に壁ドンレベル。
PSP版専用の攻略キャラ、パルリチはBWSの癒し系で和み、エルザはごめんネッソしか記憶に残らなかったッス!と言う感じ。この3人は自分中でサブエンド(普通過ぎて印象に残らなかった)
ポジ的に中立な家族ルートは自分の中で少し印象に残らないんですよね。でも家族ルートは全員(ザラ、ネッソ、パルリチ、エルザ)のEDをみるとルートの全容が分かるというのが面白かったです。
というか、設定はほぼ同じなので色々ブレません(オージェとかオージェとか

今回はメヨーヨ→オージェ→ザラ→ネッソ→リッチー、パール→エルザ→ラス→アルル→狼種ENDという順に攻略しています。それぞれBAD→GOODの順です。
個人的には狼種を最後に持って来るとキレイに終わるんではないかと思いました(逆にBNは猫種を最後に持ってくれば良かったかなぁーと)
猫種ENDでは瀕死の双子をどっちか見捨てなければいけない選択肢が出て来たのには想定外。2人を見捨てる選択肢(ちなみにこれを選ぶとノーマルENDっぱい結末になる)あっても、2人とも救う選択肢はないのはもう笑うしかないwGOODENDは別名「介護エンド」でもある。オージェはケガで幼児退化で、そこまでしないとオージェとはエンディングを迎えられないの・・・!と顔を覆ったんですが、最後のさいごでまたプレイヤーとフィオナを「もう飽きちゃったなー」の一言で絶望に落とすオージェ。彼はもう攻略不可ですね、これ。「兄さんが攻略キャラだから、俺も攻略キャラに入ろう!これで兄さんとおそろい!でも攻略は出来ないからね!」と言う感じ(笑)
オージェはラスルートでも悪魔のように大暴れしてくれて本当に言葉にならない感じです。
どのキャラクターのGOODENDでも双子死亡エンドでどんだけお前ら「最後の希望」の邪魔なんだよ!と笑いましたとも。
家族サイドはBNでは安定の安全感だったのですが、今回ザラがBADで(フィオナはゾディバで死亡)病んだのがとてもGJでした。新たな病原菌をまき散らすって・・・!結構ザラって普通のようで、お嬢様>>ガーランド家の面々>>>その他 ではないのか疑惑浮上。
お兄ちゃんの記憶喪失はあれワザとですよね・・・?あのGOODENDの結末がすべて計算通りだとするとちょっとアレ(笑)ですね。ネッソがメヨーヨに嫌われ過ぎてて、色々不憫。
狼種はさすがメインルートという事で感動しました。ラスルートは失った物が多かったけど、ラスとフィオナが新たな伝承になるという結末は好きだなー。アルルエンドはやっぱりエルヴィラの影がチラ付いてましたが、メヨーヨとアルルの最終決戦がBNと違って(メヨーヨが)正々堂々戦ってて良かったですね。「メヨーヨは過去に生きていて、アルルは未来に生きている」のには納得。メヨーヨは過去にとらわれ過ぎなんだよね。
自分的には狼エンドのフィオナとラス、アルル、ギランが「最後の希望」となり「BLACK WOLVES SAGA」、新たにサーガ(伝承)が始まったという終わり方がとても好きです。ゾディバの特効薬のラベルが少女と狼種なのも何かグッと来るものがありました。ただそのエンドに至るエピソードが全くないのが残念無念。
上にも書きましたが、BADエンドがBNよりもマジBADだった件。軽く鬱りますね・・・。
自分的にメヨーヨBAD(狂って地下牢に軟禁されフィオナをエルヴィラと呼ぶようになり、最後はフィオナに殺される)とアルルBAD(フィオナが狂い、オージェに塔に軟禁され最後アルルに食べられる)が印象的でした。
オージェはまぁBADで本領発揮でしたね、うん(だからCCKにも見捨てられるんだよー)BADではフィオナにも「あいつ見捨てれば良かった(意訳)」と思われてるしw


自分的にBNよりも主人公のフィオナに個性が出てたのが良かったなーと思いました。まぁ前回は個性を出す暇もなかったしねえwちゃんとおてんば設定とか生かされてたし。やっぱ個性があった方がいいわー
あと相変わらず音楽がとても良かった。主題歌はラスの心情(BNはフィオナの心情?)で、エンディングはフィオナ→ラスという感じかな?特に挿入歌「追憶」が好きだな。
スチルも多かったと思うし、原画さんもさらに上手くなったと思う。相変わらず塗りがキレイですね。
おまけ部分も結構充実してたなと。グルーミングは放置ですけどね。おまけボイスのED後を迎えてというのが結構面白かったです。

という事で乙女ゲーとしては何か間違ってるけど、1つの物語として非常にレベルの高いものだと思いました。とても楽しめた。自分は基本的変わり種が好きなんだなぁと、再確認させてくれた本作。
キレイに完結してるとは思うけど、何か派生が出る事に期待。
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Posted on 13:31 [edit]

category: Rejet

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