ひとりあそび
気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています
2012/06/24 Sun.
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ /三上延 
![]() | ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫) (2012/06/21) 三上延 商品詳細を見る |
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。
今回も古書の薀蓄がためになったなー。自分的に『タンパポポ娘』(コバルト文庫版)がすごく読みたいけれど、かなり入手困難な絶版の事実に愕然・・・。と、いうかコバルト文庫でSF物を出してたことにビックリです(今のレーベル色をみても)地道に「海外ロマンチック傑作集」の三部作を探してみたいと思ってます。
あと宮沢賢治の詩「永訣の朝」は高校の時習ったなーと、なんか懐かしい。
と、余談がだいぶ長くなってしまいましたね(笑)ビブリアって出て来た本まで語りたくなるから困る。
今回(古本屋めぐり)デートにスポットがあたると思ったら、全然そうでもなかったwくそぅ(ドンッ
大輔と栞子さんの関係は進んでるような、そうでもないような・・・ようするに大輔さんもっと頑張れと言う事ですね。
毎回違う巻に出て来た登場人物が出てくるのが地味に嬉しいです。自分的に坂口夫婦が良い夫婦でとても好き。しのぶさんの家族がとても不器用でもどかしかったです、でも最後少し歩みよれたっぽいので良かったです。でもあれしのぶさんのお母さん結構悪いよね・・・。
てか実は妹の文ちゃんがお母さん件で実はこっそり行動してたのは意外だった。この彼女の行動がこれからどう話に影響するのか気になります。今回、閑話休題的な話だったので次で色々と動き出すかな・・・?続きも楽しみです。
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鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―...
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