ひとりあそび
気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています
2020/05/25 Mon.
十三歳の誕生日、皇后になりました。/石田 リンネ 
十三歳の誕生日、赤奏国の皇帝に後宮入りを願い出た莉杏。ところが謁見の間にいたのは、“正規の手段”で帝位を簒奪し、新たな皇帝となった暁月だった!莉杏は「ちょうどいい」と皇后にされるが、一緒に寝始めても湯たんぽ代わりのまるで子供扱い。それでも莉杏が眠れるようにと、暁月は毎夜問題を出してくれて!?夜毎に夫婦の絆が深まる恋物語!
ちょうど良いで夫婦になって割にはもはやおしどり夫婦でふふふとなった。莉杏が小さいからかもしれませんが、毎日一緒に寝て(暁月は布団を温めるのも皇后の仕事だよとか言っちゃってる)暁月に問題を出されて考えながら寝ちゃうとか(莉杏がね)年相応の部分もあって可愛いです。なのですが、彼女が問題を解決するときは関係者の視点になって考えるのがとても賢いしいざとなっったら13歳の子供である自分も利用して暁月を助けるんだから、末恐ろしい皇后陛下ですね。と言いつつどんな素敵な女性になるのが莉杏の成長が楽しみ。
この作品は「茉莉花官吏伝」(だいぶ前に1巻読んだだけ笑)のスピンオフだそうなので、6月に3巻も出ますしこちらを先に読んで、本編でどう絡んでくるのか気になるので積んである茉莉花の方も読んでいきたいと思います。
Posted on 21:03 [edit]
category: B's LOG/アリス文庫
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