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ひとりあそび

気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています

コバルト文庫を読もう・・・!  

少し前にTLが騒がしいな、どうしたのだろう?と思ったらこんなエントリーが話題になってたようで。
(やや時間が空いてしまったので若干、今更感)

コバルトが終了しそう(匿名はてなダイアリー)

最近では長期シリーズ物は皆無だし(出てもスピンオフ)刊行数もかなり少なくなっていて(2月はついに紙媒体で発売がなし)、正直あぁついにか・・・残念だけど、仕方ないかもしれないという諦めな気持ちが強いです。
割とほかレーベル(ビーンズ、特にビズログ文庫)は上手く流行な作品(Web発とかボカロというかニコ動)をラインナップに混ぜ上手くやってるのかな??というイメージなんですが、コバルトは少女小説のテンプレ作品が多く(西洋(姫)、中華(後宮)、童話チック)あまり外部から取り入れない保守的なレーベルだと思っているので、きっと少女小説よみさんたちが地道によみ支えてるのかなぁと(新規読者が出来難いだろうし)

というか、紙媒介は不定期になってしまいましたが結構前から電子オリジナル作品の展開は始まってますよね。電子オンリーになるとさらに手に取る人が少なくなるのでは・・?と正直ちょっとマイナスに捉えてます、確かに時代に合わせるのは良いことですが、まだ本は紙派だよとか個人的に意外と電子書籍はガッツリ読書する人向けだと思うのです(リアルで電子で読む人がいないってのもありますが。逆にフォロワーさんとかだと電子派が多いです)

Web発の作品も面白い物が多くて好きです。
でも私は、やはりコバルト文庫や他の少女小説レーベルにも頑張ってもらいたい!だってテンプレ作品が好きだし、読みたいから。お姉さんレーベルであるオレンジ文庫も面白いんだ!(こっちで出した方が売れるとも思うし)、でもあくまでライト文芸だし私は少女小説が読みたい!(強火)あとキラキラしてる少女小説のイラストが好きなんだ!挿絵も欲しいし!

少女小説は本当にメディア化されませんし(アイリス文庫で出ている乙女ゲーの悪役令嬢がアニメ化されるみたいですが、今流行りの転生ものですし)きっと対象年齢である学生さん達が手に取ってるかというと非常に微妙だ。そもそもリアルで少女小説読んでる人に会ったことない(今は、なろう小説が人気のようだ)本当に私たちが読みささえながら、少女小説(今回はコバルト文庫)をステマし続けるしかないんだ!ということでタイトル「コバルト文庫を読もう・・・!」に繋がります(無理やり)

コバルト文庫ってほんと老舗だけあり作品が膨大なので、割と最近寄りの(表紙デザインが一新された当たり)私が好きな作品を数冊ピックアップしてオススメしたいと思います!

割と巻数が多めなシリーズ(ただし読み切り形式)

・後宮シリーズ/はるおかりの
後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2015-10-30)
売り上げランキング: 264,731

最近、10巻目で第一部完を迎えました。基本的に親から子というように、時代が進んでいく感じ(10巻目だけ遡った)
あと歴代ヒロインは一つの分野に秀でていて、その知識を使い陰謀とかに立ち向かいます。
後宮シリーズは年間ベストに(うちのブログ)上げるぐらいお気に入りな作品で、メインカップルは相思相愛になるのだけど(テンプレ)その2人を取り巻く人々の人間模様がドロドロしていたりしていて結構しんどいシリーズ。でもそれぞれ愛に生きたり、復讐に生きたり、女達の生き様が格好良い。このシリーズで作者さんの作風がちょっと変わったよなと。個人的には後宮陶華伝が一番好きです。

・童話シリーズ/長尾彩子

魔女が死なない童話 林檎の魔女の診療簿 (コバルト文庫)
長尾 彩子
集英社 (2016-07-01)
売り上げランキング: 357,163

童話と書いてメルヒェンと読む。シリーズ6巻完結で、1巻目は雑誌コバルトで読者支持NO1からの書籍化だったみたいです。読みきり作品で、世界観と王家の双子の下である忌子との恋は共通なのだけど、時間軸はバラバラ(過去だったり未来だったり)あと白猫のクラウディアさんと告げ口うさぎはどのシリーズにも出てます。
読みきりだけに、割と物事があっさり解決してしまうのですが、純粋無垢なヒロイン達がヒーロー達にじっとり愛されるのが面白いシリーズでした笑

1巻完結なシリーズ

・最後の王妃/白洲梓

最後の王妃 (コバルト文庫)
白洲 梓
集英社 (2015-10-30)
売り上げランキング: 241,913

恋愛色が薄めだったけど、本当の王妃にまるまでのとある女性の物語という感じでとても面白かったしこれぞ良き少女小説だなと思った1冊。経験と出会いで人ってこんなに変わるんだな、と思った1冊です。
あの人たちは私をそっちのけで置いていってしまったから、わたしにこの人生を与えようとしたかもしれないと思えるようになるって素敵だなって。

・犬恋花伝/瑚池ことり


(この作品はオレンジでも良かったかも・・・と思ったり)
人と獣の姿を持つ花犬という存在がとても幻想的だし、花が満ち溢れる世界観がとても優しくてとても好きな作品。
恋愛という感じではないけど、新たな相方であるセキとぶつかりながらも、共に元相棒であるハルシの死を乗り越えて新たな絆が生まれたというのにじんわりしました。

・皇女アナスタシア、嘘つきたちの輪舞/一原みう

皇女アナスタシア ~もう一つの物語~ (集英社コバルト文庫)
集英社 (2015-01-30)
売り上げランキング: 135,684

アナスタシア皇女といえば悲劇という感じだけど、もしかしたらこんな結末もあったのかもしれない、だとしたらいいのにと思った1冊。悪役で描かれるラスプーチンが気のいいおじさんだったのも新鮮でした。
あと家族たちのアナスタシアに対する愛情がとても尊い。

一原さん面白いのでこちらの短編集もオススメ。誰も幸せでなくてしんどいけど

嘘つきたちの輪舞 (コバルト文庫)
一原 みう
集英社 (2015-07-31)
売り上げランキング: 594,070


ちょっと古い作品も推したい
背表紙が作者さんごとにカラフルだった時代

・わたしの嫌いなお兄様/松田志乃ぶ

わたしの嫌いなお兄様 (集英社コバルト文庫)
集英社 (2016-03-25)
売り上げランキング: 276,042

大正女学生物で、気の強いお嬢様が従兄弟のお兄様に振り回されながら謎を解決していくというラブコメ。
さすが松田さんというべきか、キャラクターたちの掛け合いがスーパー面白い。
(松田さんは「悪魔のような花婿」などシリーズ作品もあるのでよろしければ)

・紫陽花茶房へようこそ/かたやま和華


この作品はちょっと出るのが早かった、今オレンジで出てたらシリーズもっと続いてたかもしれないのにと思わずにはいられない。ちょうどコバルトもライト文芸枠を模索していた頃で、コバルト→集英社文庫→コバルトとちょっと不思議な発売の仕方だったな・・・。英国貴族の孫である(自称魔女の孫)紫音が営む茶房での少し不思議な物語で、ハイカラ女学生月子との関係にとてもじれじれしてしまいました。紫音さんの不思議な日本語に思わず笑ってしまったり。
全3巻です。

・氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜 /湊 ようこ

氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜 (コバルト文庫)
湊 ようこ
集英社 (2010-10-30)
売り上げランキング: 545,376

この作品が出てからもう約9年とか経つんですね・・・かなり前の作品なのに今だにコバルトのオススメとしてあげられる方がいて、とても嬉しいです。わたしも大好きな作品なので。
後世に残っていた回録を紐解きながらストーリが進む形式で、冷酷な氷雪王が王妃によって穏やかになるのだけどその2人に待ち受けてた運命はという感じで悲恋なのですが決して読了感は悪くないです。
あまりにも昔に読んだ作品なので、薄っすらとしか内容覚えてなくて愕然としたので(読書メーターにもブログにも感想なし)読み直してまた改めて感想のエントリーを書こうと思います。

(他にも、リリカル・ファンタジー(友桐夏)傾国の美姫(夢野リコ)もオススメ!やや古い作品かつコバルトらしからぬ内容だったので割愛しました)


あとおまけでこんなのも出てるよ(まだ読めてない)
コバルト文庫40年カタログ コバルト文庫創刊40年公式記録
烏兎沼 佳代
集英社
売り上げランキング: 198,889

最近はかなり電子化が進んでいるし、古い作品を開拓する際に良いかもしれない


エントリーを書いてみたんですが結構古めな作品ばかりだな???最近の作品を終えてないのは自分もじゃーんってなってます、まる(ひとまずここ数年の目標は「伯爵と妖精」シリーズ読破なんですけどね。)

という事で、我がブログは少女小説を全力で応援してます!(底辺ブログですが)少しでも読書の参考になれれば嬉しいです。長くなりましたが、読んでくれた方ありがとうございます(そしてコバルト文庫読んでください)
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Posted on 11:48 [edit]

category: 少女小説を応援しよう!

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