ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

(BL)心を殺す方法(1~4巻)/カシオ  

BLコミックの感想は基本ブクログのみだけでやってるのですが(BLは結構苦手な方もいると思うので・・後基本的にコミックスの感想はブログに上げてない)この作品の刺さり具合(色んな意味で)が半端なかったので、今回はちょっと書いてみようかなーと。
気が向いたらですが、たまにBL系の感想も書いて行けたらなと。

メンタルゴリゴリされる作品が好きな方にとてもオススメ(だいぶ人を選ぶ作品だと思います)

ということで、追記より感想です。
アマゾンとかでおそらく18禁扱いになってますが、そんな描写は濃くないです。

心を殺す方法 1 (onBLUEコミックス)
カシオ
祥伝社 (2016-06-25)
売り上げランキング: 55,184

美しい義弟。天使の顔で所業は魔物。「付き合ってくれるの? 僕のしたいことに」 親同士の再婚で義兄弟になった、10歳違いの春樹(はるき)と光(ひかる)。人見知りな美少年・光は春樹にだけよく懐き、春樹もそんな義弟をいじらしく思っていた。時は流れ、高校生になった光は春樹への恋心を募らせる。両親の旅行中、欲望が溢れた光は春樹の体をまさぐり、口淫を強要して、それをひそかに録画していた。異常な関係に耐えかね逃げようとした春樹に、光は動画を送りつけ、「逃げるなら親にバラす」と脅してついには春樹の後孔を犯してゆく。「義弟」の顔で性的な「要求」は激しさを増してゆき、ついに―。 愛憎極まる義兄弟インモラルドラマ、開幕。(1巻)



親の再婚で兄弟になり、唯一春樹だけに懐く10歳年下の光。そんな関係をわたしも微笑ましく読んでいましたが、光が思いを募らせ関係を強要してから愛憎劇が始まるという感じで、この作品のすごい(魅力は)ところはBLマジックが一切ないところだと思う。義弟と関係を持ってしまった事を嫌悪して、どんどん精神的に壊れていく姿がとても読んでて辛いものがありました。そして自分の人生をめちゃくちゃにした光に憎しみを抱くようになり、光は嫌悪されても純粋に彼を慕っている(というか信仰というか)ので関係がしんど過ぎた・・・光は容姿が綺麗すぎた為、幼少期に家政婦にいたずらされたりと女性にトラウマがありそして唯一自分を助けてくれる母親も再婚して(愛息子ともっと一緒にいてあげるためだったけど)もう自分を孤独から救ってくれない、そんな中で唯一手を差し伸べてくれたのは春樹でこの人は僕の光だと執着してしまうのだからよくも悪子も天使みたいな子なのかなと。

慕っていた先輩と恋人関係になり、これでハッピーエンドなのかなと思ったら光の策略で他の男と関係を持っていると思ってしまい手酷く突き放します。春樹も心から慕ってただけに、ここで春樹の心は完全にグシャとなってしまった感じ。
理由を聞いて、そんなお前でも愛している!じゃなくてわたしの心も死んだ。この後、義弟に強要されてた事を知ったり事件後バックアップしてくれたのも先輩ですが何かと行動が遅い・・・そして告白したのも遅い()傍にいて≠恋人になるじゃなくて〜とやんわりスルーした時には、春樹の中では終わったのかなと。

春樹のメンタルが崩れてから、義理の母親である遙さんと関係が上手くいかなくなり二人の関係にも気づき春樹を家庭から遠ざけますが(光の異常性にも気づく)最終巻で助けてと電話してた春樹に本当の事を聞き、わたしが助けに行くからと彼女の母親な一面も見れたのですが、これがトリガーとなって亡くなってしまうんですよね(妊婦で絶対安静だった)
父親からは、光を探しにいったせいで亡くなったと思われ親戚にやられるし(もう子供だとは思えない)もはや誰も幸せではない。そして遙さんが死んだ事を知り、母親を亡くした光に対して苦しめ、苦しめと泣きながら笑う春樹の壊れっぷりもただ辛い。

それでも日々は過ぎていき(父親は遙さんの写真を見て泣いている夜もあるようですが)英先輩に支えられながら、徐々に日常を取り戻していっているのだけど、やはり前の春樹ではなくて・・・そして先輩の手を取らずに、光とずっと変わらず二人でそのままでいるんだろうな(もはやお互いではないと理解できないというか)

カシオさん結構作画が安定しないなーという感じだけど味がありますよね、光のサイコパスな表情がヤバくて好き(目がクワッてなってるw)
結構読み手によって感じ方や解釈が違うと思う作品なので、他の方達の感想もとても読んでみたいな。
久しぶりにこんなにメンタルを削られ、BLのファンタジー要素などが一切なくておののきましたがとてもいい意味で刺さった作品でした。面白かった!
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Posted on 20:01 [edit]

category: BL

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