ひとりあそび

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後宮麗華伝 毒殺しの花嫁の謎咲き初める箱庭 /はるおか りの  

後宮麗華伝 毒殺しの花嫁の謎咲き初める箱庭 (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2018-02-01)
売り上げランキング: 13,163

“聖女の箱庭”を意味する瑠弥麗火宮で園林の花々と共に隔離されて育てられた泥蝉王女、朶薇那。後の名を戻露珠は、凱の軍兵に襲われそうになった折、助けてくれた異国の皇子・高透雅のことを片時も忘れることはなかった…。紆余曲折の末、透雅の妻として迎えた初夜。二人の想いはすれ違って―!?愛を信じることのできない透雅を、露珠は愛する花に想いを託し解きほぐしてゆく―。


後宮シリーズも8作目で今回のテーマは「花」でした。ヒロインが花や毒に詳しく(いくら耐性があって毒が効かないと言っても毒味させるのは怖いけど 笑)その蘊蓄やその知識をフルに活用してたのが読んでてとても面白かったです。
あとヒロインの口調が、〜じゃとかくりゃれ(古めかし姫言葉的な?)がとても可愛くて好き。

今回のヒロイン露珠(朶薇那)は元王女なのだけど国のしきたりで纏足で、この国に迎え入れられたものの纏足な事で(赤毛の異国人でもあるし)周りに蔑まれてしまってるのだけど、そんな境遇でも腐らないで置かれた場所で精一杯頑張ろうとするそんな健気な子でした。そんなヒロインだからこそ、誰も愛せないと思ってた示験王もメロメロ(笑)になってしまった訳ですね(まぁ割とはじめの方から執着というか、ヒロインを傷つけたら絶対消すマンはみ出てましたけど)あと皇子だけに後宮育ちなので、純粋な好意は何よりも貴重な物なのかもしれない。結構、恋愛部分がテンプレ化が気になるところ(モダモダ両片思い→誤解が解けて相思相愛→陰謀に巻き込まれる)だけどそのメインカップルの安定感があるからこそ安心して読めるのかもしれない・・・

そしてメインカップル以外は誰も幸せにならなくてスウン・・・となるしかないのですが、青艶姐さん子供を流してしまい帝との恋なんて苦界に身を沈めた自分には間違えだったとただ泣くしない姿は本当に救いがなくて辛い・・・
今上である豊始帝も愛する女性との未来を失ってしまったのだからやるせないよな・・・後宮に妃嬪はいるけれど、きっと帝の寵愛が欲しいだけで本当の彼を愛してるかはどうかな?って感じだし。あと皇子公主たちが、親に振り回され過ぎてて哀れすぎる・・・そもそも大上皇が李皇貴妃を偏愛し過ぎなのも影響あるよね(他の妃の子供たちには無関心)

今回、宋家に引き続き呉家まで族滅されてしまったの国ゴタつきそうですね・・・崇成帝以降、皇位継承がゴタつくようなのでどうなることやらという感じ・・・(わたしは(も?)凱王朝滅亡でシリーズ完だと思ってる)
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Posted on 20:47 [edit]

category: コバルト文庫

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