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ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

淋しき王は天を堕とす ―千年の、或ル師弟― /守野 伊音  



淋しき王は天を堕とす ―千年の、或ル師弟― (角川ビーンズ文庫)
守野 伊音
KADOKAWA (2017-12-01)
売り上げランキング: 13,915

天人の“師匠”は、敵対する人間の王・ルタに殺された。彼女の最期の願いは、愛してしまったルタの幸せ。しかし千年後、人間・アセビに転生した“師匠”が見たのは、神話として語られ孤独に生きるルタだった。互いに恋しても、種族が、世界が、誤解が、邪魔をして“相手を幸せにできない”と空回る想い。共に在ることが叶わないなら―変えるべきは世界か。



フォロワーさんがいい中二で面白いぞ!と呟いてたのが気になり手に取って見ました。
転生、親の仇、天使とか設定モリモリで大変好きなやつでした。新人さんで(他社で他の作品が書籍化されてるみたいですが)これからの新作が楽しみでならないです。

ストーリーはシリアスなのだけど、会話がコミカルなので結構ラブコメを読んでる感がありました(そして後半の怒号の展開に驚いた)ちょっとテンポが独特なので慣れるまで少し読みづらかったかな。
誰でよりも大好きで大切だったルカに親の仇として討たれ、そして天界まで墜とされても恨まず彼がただ幸せになることだけだけを願いたという究極の師弟愛だと思ったけど、この時の師匠は世界の中心がルカだったんだろうなぁ。ルカしかいらない的な(なので究極に重い)
そして人間のアセビとして転生してみれば、ルカは孤独な王様としてずっと生きていてそれになんてこったい!となり彼に幸せになってもらおうと(ただし自分はお手伝いするだけ)奮闘してたら師匠だとバレて、そこから過去の師弟関係からその先へ進もうとする話でした。周りの面々も二人をくっ付けようと(特に神殿のご老人たちw)悪ノリしてるのが楽しかったです。私も一緒にムーディな曲を奏でたいw

そして二人で幸せになろうとしたら、元天使なアセビを許さない人間神サイドと王派サイドに人間が割れて戦争になり一気に救いのない展開になりラストまでハラハラしました。戦争の10年間からラストまで結構サクサク進んでしまったのが少し残念。元々のルカへの思いに、アセビになってからの周りの人たちからもらった優しさや愛情があったからこそこの残酷な運命び立ち向かうことが出来たのだと思う。
天界や人間に振り回され続けたルカだったけど、ラストは愛した人と優しい人たちと穏やかに暮らせそうでよかった。

この1冊にぎゅっと展開が詰め込まれてて面白かったけど、もう少し巻数多めで色々もっと読みたかったかなと個人的に。
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Posted on 22:53 [edit]

category: ビーンズ文庫

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