ひとりあそび

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錬金術師は終わらぬ夢をみる ~ゆがみの王国のセラフィーヌ~/一原 みう   

錬金術師は終わらぬ夢をみる ~ゆがみの王国のセラフィーヌ~ (コバルト文庫)
一原 みう
集英社 (2017-06-30)
売り上げランキング: 81,624


セラフィーヌはいつも繰り返し同じ夢を見る。一つ目はヴェルサイユ宮殿の夢、二つ目は雪山で逃亡している夢、三つ目はR女子修道院の夢…そしてある朝目覚めると、そこには美貌の錬金術師・カリオストロ伯爵と助手のアレクサンドルがいた。セラフィーヌは記憶を失っており、自分が何者なのか分からぬまま伯爵の手伝いを始めるのだが、次第に錬金術師的な才覚を発揮するようになって…!?



個人的にとても応援している一原さんの新作です。待ってました!!ということで楽しみにしてました。
フランスのルイ14世統治下(って表現していいものか)が舞台で、史実の出来事を絡めつつ錬金術や時間移動などちょっと少しファンタジーな要素もありとても作者さんらしい作品でとても読み応えがありました。
当時のフランス貴族の生活とかも結構リアルに書かれていて、頭に粉を降ってかつらを被るのが貴族の常識〜的な感じで、セレフィーヌがやだ!頭に蛆が湧くじゃない!となっててうわw汚ってなりました(笑)あと水汚いのだめ、絶対。

ルイ14世からとある女性に連れられてヴェルサイユから逃げる記憶、R女子修道院で仲間との生活記憶、そして次に目覚めたらカリオストロ伯爵とその助手がいてセラフィーヌ自身は記憶を失っているという感じで(自分の中にある小さな箱に忘れてはいけない事を入れると絶対忘れない)、彼女自身が何者なのかとても謎。あと錬金術師の人生が書かれているという「ミシェルの書」の存在とか・・・・
伯爵の元では自分の持っている錬金術の知識を使って自分の価値を上げようとする結構前向きな感じでした。

この1冊だけでは、いろいろ消化不良なので(一原さん曰く、ラストまでの構想はちゃんと決まってるので書きたいと思ってくれてるという事!)ぜひ続きでセラフィーヌ自身の事やあの時、R女子修道院ではあの時何があったのか(エミリーはシャトレ侯爵夫人となってたけど、他の面々は?)、ゆがみの王国とは?(修道院では「ゆがみ」とは愛人の子やいわくつきの子という意味合いらしい)そして伯爵との恋愛(予言では悲恋っぽい?)も読みたいなぁと。ただ錬金術師は恋愛をしてはいけない、子を作ってはいけないという掟(セラフィーヌの両親はその掟を破った)があるので・・・

(読者の声ってとても大きいらしいので、自分なりの応援って事でブログに感想書いてみました。物語のラストまで読めますように!)
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Posted on 20:52 [edit]

category: コバルト文庫

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