ひとりあそび
気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています
2012/11/06 Tue.
首の姫と首なし騎士 華麗なる背信者/睦月 けい 
![]() | 首の姫と首なし騎士 華麗なる背信者 (角川ビーンズ文庫) (2012/10/31) 睦月 けい 商品詳細を見る |
末姫シャーロットに、新たな受難が。なんと豪商エルマー家が、息子セシルとの結婚を迫ってきたのだ。それはシャーロットが、国を支える豪商がひた隠す恐ろしい裏の顔を知ってしまったため。妹を溺愛する長兄レイフォードは“愛人二十人”と浮き名を流すセシルとの結婚に断固反対、次兄クローヴィスの動きは怪しく、護衛騎士のアルベルトはかつてない殺気を放つ。そのとき、シャーロットは!?
最近一押しシリーズ①
フォルモント王家VS豪商エルマー家の前哨戦の巻。
エルマー家が思ってたよりも強大だった訳で。
エルマー家に絡め取られている王家。八方塞がりの中、シャーロットとセシル・エルマーとの婚約期間にどれだけ少ない切り札を有効に使えるか、どれだけ足掻けるかに懸かってると思うので、ロッティ頑張れ!と言っておく。
自分的に「王の目」が意外な人でびっくりしました。でも商人だから色々動き易いのかなー、エルマー家然り
そんな絶体絶命の中で、ロッティとアルベルトの主従関係がとても良かったですね!いつの間にか2人にも絆が出来てたようです。
個人的にはセシルのロッティに対する歪んだ感情も非常に美味しいんですが・・・(笑)何故、家を裏切ってまでロッティを気にかけるのでしょう?
あと誰か早く、次兄のクローヴィス殿下の間違った暴走(?)を止めてあげてー。ちょっと不憫だから
次からいよいよフォルモント王家とエルマー家の全面対決スタートなのかな?続きも楽しみです。
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