ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

狂王の情愛/富樫聖夜   

久しぶりにTLの感想を書くなぁ・・・(更新自体久しぶりなのは置いといて)
個人的にTLは合う合わないが結構激しいので、ほぼ作家買いが多いです(丸木さん、葉月さん、あと今回富樫も自分にはツボな作家さんかななんて)あとレーベルがもはやわからん!個人的はソーニャ推しかしらー(レーベル色的に)

狂王の情愛 (ソーニャ文庫)
富樫聖夜
イースト・プレス (2017-04-30)
売り上げランキング: 8,945

大国ブラーゼンで人質としての日々を過ごす小国の王女ティアリス。身分の低い母を持つ彼女は、祖国でもブラーゼンでも冷遇されていた。だがある日、ブラーゼンの第四王子セヴィオスに出会う。似た境遇の二人は惹かれあい、愛しあうようになるのだが、セヴィオスの愛はやがて排他的な狂愛に変わっていく。彼の異常な愛に気づかず、王となった彼のために身を引こうとするティアリスは、静かに微笑む彼に強引に組み敷かれ、何度も欲望を注がれて…。



エロだけではなく(個人的には薄めだと思った。自分が麻痺してる訳ではないと思いたい 笑)ヒロインとヒーローが惹かれ合う過程とか、歪みのネタバレとかストーリがとてもしっかりしててとても読み応えがあって良かったです。まぁタイトルから察し・・・という感じなので結構好き嫌い分かれそうな感じがしますが自分は面白かった。

要約すれば、母親が庶民(孤児院出身の歌姫)だった為に冷遇されていた王女ティアレスが大国ブラーゼンへ人質として送られるのだけど、そこで第四王子に出会いお互い惹かれあってラストは王子は聖王となり王女は聖王妃になりましたとさ、めでたしめでたしなシンデレラストーリーんだけど、そのハッピーなエンディングを迎える為に邪魔な物は迷わず排除してきたので振り返ればきっと血でドロドロなはず・・・そもそもヒーロー第四王子セヴィオスが王になったのは、ティアリスに「優しい世界」をあげたいからでその目的の為王になった訳で、その為に邪魔な父と異母兄を殺したり(もちろん自分の手は汚さず)ヒロインに優しくなかった王である父、王妃、異母姉もヒロインにこっそり国ごと滅ぼす優しさ(?)

一見、セヴィオスが執着を拗らせて箱庭にティアリスを閉じ込めたい故の行動かと思いきゃ、無意識に彼女が自分の望みを叶えさせていて、本心では自分と母親を冷遇した父や王妃、異母姉を心から憎んでいて、わたしの世界には必要ない、さようなら!と自ら作られた優しい箱庭で自分に優しい人や物だけを見て生きていくという感じでなかなかの歪みっぷり・・・王の前で、ティアリスの事をディスったらもう酷いですから、賢王の耳に入ればたちまち王は狂王となるという噂があるぐらい・・・ちなみに侍従見習い(他からすると)からすると、ティアリスは綺麗だけど聖王妃としてはパッとしないと称されてるそうですよ(限られた公務しかやらない、朝議で発言しない、謁見であまり言葉を発しない)まぁそんな言葉は彼女の耳に入る事はないし、きっと自分に優しいものだけを見続けるんだろうと思います。

(ちなみに、優しい王女様につけこむ狡猾宰相がヒーローな「二人だけの牢獄」も非常にオススメです。)
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Posted on 21:06 [edit]

category: ティーンズラブ系

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