ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

令嬢鑑定士と画廊の悪魔 永遠の恋を描く者たち/糸森 環  

(ブログに感想上げるの久しぶり過ぎてる)

今回も宵マチさんのイラストが素敵・・・!
令嬢鑑定士と画廊の悪魔 永遠の恋を描く者たち (角川ビーンズ文庫)
糸森 環
KADOKAWA (2017-04-01)
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「ジョンと一緒に引きこもれなければ、私の心を殺すに等しい」「…自分が何を言っているかわかっていないでしょう」悪魔のジョンが前契約者殺しの容疑で、教会に拘束された。今の契約者・リズは容疑を晴らすため、真犯人の悪魔が棲む絵画を追うことに。ジョンは処刑させない。私の悪魔だもの―事件を通し、彼女は“自分がジョンをどう思っているか”自覚していき…!?鈍感令嬢と毒舌悪魔のラブファンタジー!


悪魔なはずなのにすごく世話焼きなジョン・スミス。ジョンがお嬢様を翻弄してるようで、結構リズが彼を振り回したり無自覚に口説き文句を言ってたりするのにニヤニヤ。
個人的に、リズの中で旦那の優先順位は階段5階分で、ジョンは2階分。でも私の部屋は2階にあるからのセリフ(無自覚)がすごくお気に入り!

今回も意気揚々と母親のヴィルマがリズの旦那候補を教会に探しに行くんだけど、教会は愛を教える場所なのよ!未来の夫を探すのにこれほどふさわしい場所はない!とぎらつくお母さまが好きwそういう打算的な愛を教えたかんじゃない、と神も白目を向きそうだという地でのツッコミにも笑ってしまったw
あと放浪癖のある兄ダニエルも出てくるのだけど、リズ溺愛な言動に加え美形なポッチャリ(?)さんでインパクトが凄かったです。個性的なミルトン家なんだけど、ヴィルマを含めみんなリズを愛してるというのがすごく伝わってきて読んでてほっこりさせられました。冷たい人間のかなと思っていた父親の伯爵も子供たちが書いた絵を肌身離さず持ってるようだし。

黒い羽根に塗料ぶっかけ(雑)ジョンは悪魔ではなく天使ですからァで色々解決したのは笑ったw教会とかが出てくる作品だけど、割と出てくる人たちが俗っぽいのが気に入ってます。ジョンの全契約者殺しの悪魔も捕まえたし、かなり綺麗に纏まっているので(あまり話を広げないで、コンパクトにまとめたのかな感はある)これで完結なのかもしれませんね(公式、あとがきでも明記はないけど)もっとリズがジョンに世話されてるのを見たかったし、長く続いて欲しかったシリーズなので残念です。

ラストのジョンの正体に気づいてたはずなのに、あなたを生かしてくれるしあなたが恋した相手だからと二人の仲を認めて愛娘の幸せを願うヴィルマの姿にグッとさせられました・・・・悪魔から奪い返したいけど、それをしたらあなたをあなたを永遠につれさるというんですもの、か。やっぱり糸森さんのセリフというか文章って好きだなぁ。
本編読んでから、改めて表紙イラストを見たらこれはこれは二人の結婚式だったのかな?と。
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Posted on 16:35 [edit]

category: ビーンズ文庫

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