ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --:-- [edit]

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う―/瑚池 ことり   


犬恋花伝 ―青銀の花犬は誓約を恋う― (コバルト文庫)
瑚池 ことり
集英社 (2016-09-01)
売り上げランキング: 20,572

人と獣の姿を持つ不思議な存在、花犬。そしてその花犬を相棒に狩猟をする花操師。花操師見習いのコトナは、過去にあった花犬との辛い別れが原因で、現在の相棒セキとの関係がぎくしゃくしていた。近く行われることになっている、花操師への昇格試験の合格も危ぶまれる中、凶悪な花犬が出没し、多くの犠牲が出たという。それは、かつてのコトナの相棒である花犬ハルシを殺した相手で―!?


賞を受賞されたのではなく、2014年度ロマンス大賞の最終候補に残った作品を改稿して今回出版されたようです。
花が満ち溢れている世界観で児童文学のようなどこか悲しくも優しい物語でとても良かった。あきさんのイラストも作品の雰囲気にぴったりで素敵です!人と獣の姿を持ち花を食べる「花犬」という存在もとても幻想的だ~

恋愛物という感じではなく、花操師見習いのコトナと相棒である花犬のセキとの絆の物語だったと思います。コトナも年頃の女の子なんだけど口調がサバサバしてるし、セキも男の子(オス?)なのだけど思ったより花犬は犬でした(人間の姿も持っているのだけど)恋人という感じではないのだけど、お互いがこの世にたったひとつの、かけがいのない存在だというのがとても良かった。

コトナは相棒だったハルシの死に囚われすぎていて、セキの事をあまり見ていなくてお互いすれ違ってしまっていたのが読んでてとても辛かったです。昇格試験の後にすれ違ったままセキは自分の里に帰ってしまうのだけど、ヤダケやシャリジやスールに背中をそっと押されてコトナがセキの大切さに気づけてキサラの里に乗りこんでいったのはとても良かった。そして再会した時に、お互いの気持ちをぶつけあってやっと心からの相棒になれた二人の姿にとても感動してしまいました。赤鬼を倒した時も、コトナとセキじゃなくてハルシも一緒に戦ってたんだよ!というのも良かった・・・・本当はずっと二人の傍で見守ってたんだもんね・・・

本当はハルシ、セキ、コトナで昇格試験を合格出来れば(最後の挿絵をみて)一番幸せだったのかなと思うけれど、ハルシの死を乗り越えてこその絆だしハルシもきっとこれで満足してそうだしね。
コトナとセキの物語としては綺麗に完結してるけど、とても世界観が魅力的なのでシリーズ化してくれないかなぁと。


スポンサーサイト

Posted on 11:15 [edit]

category: コバルト文庫

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://alleinigesspielen.blog.fc2.com/tb.php/518-11c15460
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

検索フォーム

プロフィール

最近のお気に入り!

カテゴリ

最新記事

リンク

メールフォーム

カウンター


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。