ひとりあそび

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緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔-/葵木 あんね   

ルルル文庫は電子で買おうかな~と思ったのだけど、あきさんの表紙が素敵過ぎて普通に紙で買っていた件。

緋色の聖女に接吻を-白き翼の悪魔- (ルルル文庫)
葵木 あんね
小学館 (2016-06-24)
売り上げランキング: 3,170

死の間際、悪魔・バルキネスと契約することで生き延びた少女・アリーチェ。彼女は復讐をとげるため史上初の女教皇となることを誓い、ついには司祭枢機卿として教皇候補に上り詰める。一方のバルキネス、その正体は神の怒りをかい地上に堕とされた元天使だった。期限までにアリーチェの命を手に入れなければ悪魔のまま消滅してしまう。だが、バルキネスは彼女を愛してしまい…!?


退廃した聖都が舞台で、聖職者の腐敗が当たり前の世界観で清廉潔白の方が馬鹿がみるという感じなのが新鮮だった。賄賂、高位聖職者に庶子がいるのが当たり前で、そんな中を司祭枢機卿として渡り歩いていくアリーチェは強い女という感じだったけど、どこか弱い部分もあってそれを自覚してなお目的のために立ち止まろうとしない姿が凛としてて格好良かった。あとバルキネスの前では年相応でワガママな面をみせる可愛い面もあって良かった。

アリーチェの目的は女教皇となって、自分の大切な存在だった育ての母ドナを救ってはくれなかった神に復讐を・・・!という感じだったけど、その内本当の悪は神を騙って悪事を働く人間だったのだと気付いてしまったりと人間の悪意とかにスポットがあたっていて全体的には重たい内容だったなぁと。ただ元天使のバルキネスは初めからアリーチェに対してベタ甘だったし、終始甘やかしてくてたので暗くなりすぎず良かったかも。

主役カップルは、元天使と神に復讐を誓った少女のラブロマンスという感じで、女教皇となったアリーチェをバルキネスが支え続けたという結末がとても良いなと。サブキャラたちも色々掘り下げられていて何かすごい読みごたえがあった!政敵であるサンツィーノ司祭枢機卿とアリーチェのエピソードは色々読んでてやるせない気持ちになった。あとメネスタ枢機卿の扱いやすいやつ(笑)からの、実は狂信者的な人物で自分のしてる事はすべて正しいんだという思考にぞっとした。

ルルル文庫は読み切り前提なので物足りなく感じる事があるのだけど、読み応えがあって個人的に満足な作品でした。面白かった!
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