ひとりあそび

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後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 /はるおか りの   


後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2016-03-01)
売り上げランキング: 2,628

『後宮詞華伝』と同じ世界観!あれから…20年後の物語―。都で腕利きの料理人として働いていた鈴霞は、ひょんなことから皇太子・圭鷹の正妃に迎えられることになって―!?しかし、圭鷹は妻を愛せない。それどころか、誰のことも…。君王となるために周囲から心を閉ざし、自ら育てた奈落芋だけを口にしている“偏食”皇太子を前に鈴霞は!?始まりは、偽りだらけの政略結婚だった…。身代わり花嫁の美味なる食譜が謎を解く、中華後宮恋物語。


前作の「後宮詞華伝」と同じ世界観で20年後の物語だという事で手に取ってみました。前作の感想は結局書かないで終わってしまったのですが、サブキャラたちが良い意味で立っていて面白かったなーと感じた作品です。
あ、ちなみに今回は「食」なヒロインですが、前作は「書」なヒロインです。

メインカップルは庶民でなヒロインが身代わり花嫁となって、人間不信気味だったヒーローである皇太子殿下の胃袋をガッチリつかんでめでたし、めでたし(?)という感じな王道ラブロマンスなんですが、皇家のみなさんがゴタゴタし過ぎててメインよりもそちらの方が気になって仕方がなかったです。前作でも見かけた方がちらほら出てきますが、みなさんもそれなりに、それぞれゴタゴタしてきたようで!自分的に、皇帝と方柔妃(前皇帝の妃)の事が終わってなかった(むしろ始まっていた)のに驚いた!

個人的に読んでて驚いた事は、前作のメインカップルである恵兆王夫妻が出てきていてあまり幸福でなさそうだって事でしょうか・・・一様、皇族の中でもとりわけ仲の良い夫婦との事ですが愛娘を亡くしてしまってそれを引きづって暮らしているようなので(とある皇子が原因で)ちょっと読んでて微妙な気持ちになってしまいましたが(この二人の結末がハッピーエンドだけに)少女小説のめでたし、めでたしのその後を書いているのってすごく珍しいよね、となりました。
そしてやっぱりサブキャラまでしっかり書かれているので、物語がしっかりして面白い。作者さん的にはこの世界観でまだ続けていってくれそうな気もするし(あとがきを読んで)このゴタゴタした皇家の人間模様を読んでいたいな。
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Posted on 20:16 [edit]

category: コバルト文庫

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