ひとりあそび
気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています
2016/01/08 Fri.
シンデレラ伯爵家の靴箱館 偽りの乙女は時をかける/仲村 つばき 
シンデレラの末裔・アランと新米靴職人のエデルはついに両思いに。まだ不安は残るものの、仕事に恋にエデルは幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、“魔術師の靴”を片方だけ履いた女侯爵が靴店を訪れる!靴の力で彼女の街・シエルナが幽霊街化してしまったという。真実を見極めるべく、幽霊街に向かう2人だったが…そこで、記憶を失ったあの男と再会し!?
個人的に巻が進むごと面白くなっている気がする・・・!ストーリーもですが、アラン様の言動も(笑)
あとエデルの彼シャツ回でした。
シエルナで起こった事件の真相は不幸が重なってしまったという感じで読んでてとてもやるせなかったです。ただシエルナを守るために自分を偽ってきたナターシャが最後報われる形となって良かったなと思います。
あとシエルナはエデル母にとっても特別な地だったようです。回想に出てきたヴァイオレットは本当に貪欲というかさすがトップ女優に上り詰めただけあるなぁと。
ついにアラン父が出てきた訳で、本当に食えない人なんだけど言ってる事は正論だと思った。今のアランではエデルの事を守れないよなぁ・・・・そして父に言い放った「幸せな豚になります」発言。うちには養豚場はない
そしてついにセスさんお帰り!セスさんの記憶を取り戻そうと彼に語りかけるアラン様の真摯な姿にグットきました。
失った物は多かったかもしれないけど、シエルナという故郷を得られて良かったね!
Posted on 20:50 [edit]
category: B's LOG/アリス文庫
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