ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

神さまになりまして、 ヒトの名前を捨てました。/石田リンネ  



現代日本。関東の“土地神”である千鳥(←四百歳越え)は、神さま歴一カ月半!忙しい人間生活をようやく引退した千鳥は「ご隠居と呼べ」と皆に要求しつつも、やっぱりなにか仕事ない…?とそわそわする毎日。ある日、頼りになる右腕の柏、現代っ子の帯刀と共に、月に一度の神さま会議に出向くが…先輩神さま方から「平氏の亡霊が蘇った」と厄介な仕事を押しつけられて!?土地の記憶に眠る『伝説の武器』を手に、彼らの戦いが始まる―!


おこぼれ姫シリーズの作者さんの新作で今回はアリス文庫からの発売です。
作品の雰囲気が全然違ってびっくりしたけど、面白かったです。
神さまとかが出てくる和風ファンタジー物なのだけど、現代物だからか読んでてしっくりしました。あと土地神さまは元人間なせいなのもあって、結構万能でなかったり(守護をやければ3カ月ほどで死んでしまう)会議とか普通に交通機関にて移動だしw
あとはその土地の記憶を使いながら戦うってのが格好良かった。

中身が四百年越えなので、基本的には飄々してる千鳥だったけど他の土地神さまの前では良いように遊ばれててそのギャップが楽しいです。そして自分の守護代たちにも慕われているので読んでてほっこりしました。最初、給料につられて守護代になった帯刀も見事ホイホイされてたしね。
そして先代さまの為にという思いが強すぎたせいで自分という存在をあまり大事に思ってなかった彼がとても読んでてもどかしかったです。この巻まるっとあなたを慕ってる人がこんなにいるんだよ!と、千鳥に訴える感じでとても優しい物語だったと思います。最後のさいごで先代の望みや守護代の「あなただから付いていってるんだ」という思いに気付けて良かった・・・!

ラスト、先代さまに充てた手紙で終わったのが個人的に好きだ。
スポンサーサイト

Posted on 15:52 [edit]

category: B's LOG/アリス文庫

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://alleinigesspielen.blog.fc2.com/tb.php/461-14538f11
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

検索フォーム

プロフィール

最近のお気に入り!

カテゴリ

最新記事

リンク

メールフォーム

カウンター