ひとりあそび
気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています
2015/07/25 Sat.
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚のはずが大波乱!?- /夕鷺かのう 
亡くなったはずのクロウの弟・パールが生きていた。誰か的確なツッコミを!!な状況にたじろぐフェルだが、皇宮の人々は彼が当たり前に存在するかのように過ごしている。何とか正体を探ろうと試みるも、事態はエルラント帝国がフエルの故国ユナイアの侵攻にまで発展。このままではフェルが人質に…。戦争を止めるには“アレ”をやるしかって、旦那様、本気ですか―!?
進み具合が割とゆっくりめに感じていたこのシリーズ、今回一気に終わりに向かって進んだ気がします。物語も佳境らしく本編もシリアスで重たかった。ほんと合間に入るフェルの明るさに救われる・・・(旦那様をみんなで袋叩き作戦には笑ってしまったwちゃんと挿絵もついてるし)
妖精王陣営は、どんどん大切な物を平気で壊そうとしてくるから読んでて辛い・・・死んでしまったパールを器に使って皇子たちを揺さぶってくるんだからたちが悪い。同母弟で毒に侵されたパール殺したクロウはもちろんだけど、ただ大好きだった兄を取り戻したいという願いまで利用するんだからひどいよなぁ・・・
どんな状況でもガンガン行こうぜ!なフェルなんだけど、さすがに今回黒龍公夫妻も孤立状態でどうにもならない状態に。状況の読み違いにまさかの人物の寝返りで・・・ちゃんとハッピーエンンドを迎えれるのかが不安です。
Posted on 14:59 [edit]
category: B's LOG/アリス文庫
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