ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

モーテ ―死を謳う楽園の子―/縹けいか  

昨日からfcブログからアマゾンの商品が検索できないぞ・・・(履歴消したけど直らず)
ひとまずアソシエイトのやつを代わりに。



遺伝子の罠―数万人に一人が罹り、必ず十代の内に自殺へと追い込む奇病・モーテ。小説家志望の青年・ダンテは、モーテを患う子らを収容するホテル・グラティアでアルバイトとして働くことになる。どんなに不穏で陰湿な場所かと不安を感じていたが、そこで出逢ったのは天真爛漫な少女・アミヤだった。グラティアで暮らすモーテの子らは皆前向きで、死を予感させるようなこともなく、平穏な日々を送っていた。しかし、安寧の日々は一瞬にして崩れ去る―ある少女の自殺によって。しかもその自殺には不審な点が多く、ダンテは真相を追及し始める。果たしてそれはモーテによる症状か、陰惨な他殺か、それとも…?モーテの子らが望む“命の使い道”とは―?



前作の「水葬の少女」が綺麗に終わってたので、まさか続編が出るとは!前作からの続きという感じだったけど、違和感がなかったのがすごい。

前作に比べて驚きというかミステリー感が少なかったけど、作品のイメージはすごく暖かいなと思いました。モーテ(=自ら自殺してしまう奇病)が題材なのでやるせない事も多いんですけどね。
前作にも出てきた元気っ子なアミヤがヒロインなので、作品の雰囲気も明るくなってたなと。でもふと、彼女の冷めたというか諦めた表情にハッとさせられたり。あと今回の主人公であるダンテ。最初は自分の小説のネタにしようとグラテイアで始めたバイトだったけど、モーテの子たちに接している内に彼らの純粋さにやるせなさを感じつつも最終的に寄り添う事を選んだのできっとグラテイアでは必要な人間だったんだな。ダンテは結構感情的になったり、空回りしたりするんだけど色々な経験をしていく内に成長していって良かったと思います。

モーテは必ず10代の内に自殺してしまう。マノンは「モーテの奇跡」が起こってモーテが消えてしまったけど、奇跡だから奇跡といわれてるのであって自分たちはいづれ自ら死んでしまう。そんな子たちが、自分の残された命を何に使うのか?と思ったら、残される人たちの為に自ら喜んでささげてしまうんです。モーテの子たちはただ大好きな人たちの為に見返りを求めずすべてをあげる!という感じなんだけど、残された者にしたらその子のことを一生忘れることが出来ないし少し残酷なのかな・・・と。

あとマノン(偽)も出てきて、アランは彼女と繋がっていてまだ囚われ続けたままなので彼も自由になって欲しいな。
アランも言ってましたが、彼女は何者なんですかね?モーテをすごく憎んでるようだし・・・(確かに人生をめちゃくちゃにされたのかもしれないけど)

ラスト、ついにアミヤにもモーテの症状が出てきてしまって・・・その時が来てしまったら、彼女はどんな選択をするんだろうか。続きをおとなしく待ちたいと思います。
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Posted on 14:48 [edit]

category: 少年向けライトノベル

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