ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

号泣/松田 志乃ぶ  

号泣 (集英社オレンジ文庫)号泣 (集英社オレンジ文庫)
(2015/03/20)
松田 志乃ぶ

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進学校として知られる天智高校で、春休みのある日、春日井奈々という生徒が転落死する。
自殺かと思われたが、彼女を突き飛ばす腕を見たという証言もあり…。そんな中、奈々と親しかった生徒にも異変が起きて…!?


松田さんといえば、ハイテンションラブコメというイメージ(悪魔のような~とか)だったんですがこれはドロっとしてて良い意味で裏切られたなーと!

なんというか、春と夏の毒が周りに伝染していって最終的には浸食されてしまって収拾がつかなくなり最悪な結末を起こしてしまったという感じかな。
この春と夏は、スクールカーストでは頂点に立つ人物で上辺では親友を演じてたみたいだけど実際はお互いを見下していたというか、まあごちゃごちゃしてたみたいで。夏は、昔から春の事が大っきらいだった(まぁ残酷な少女だとは思ったけど)みたいだけど、正直あそこまでやるのか・・・と思ってしまいました。間接的だけど春を追い詰めたのは彼女だし。確かに、夏視点の時はいかに春が嫌な子だったのかが伝わってきて共感したんだけど、視点を変えるとどうなのかな(なにせ春視点がないので)たぶん彼女も夏に対して同じ事を思ってたんじゃないかな。
そんな彼女たちの争いのとばっちりを受けてしまったあの人は(宮先生)ひたすら可哀想でしたね・・・あの行動(夏を殺す)に出るしかなかったというのが辛い。

彼女たちは、筝曲部で「四季の会」(三年生の名前にそれぞれ春・夏・秋・冬が入っていたから)と呼ばれて憧れの存在だったのに実際はこのざまだよ・・・!という感じがなんとも言えないね。
「性病」がテーマというか話に絡んできたりして生々しかったんですが、読み応えがあって面白かったです。
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Posted on 16:51 [edit]

category: ライト文芸

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