ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

鬼の戀/丸木文華  

鬼の戀 (ソーニャ文庫)鬼の戀 (ソーニャ文庫)
(2014/08/03)
丸木文華

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生まれた時からずっと見ている。それだけでよかった。触れられなくても、本当の姿を見せられなくても。会わなければ、きっといつまでも一緒にいられるのだから。なのにお前は来てしまった。この鬼を祀る呪われた村に。血と罪に塗れたおぞましい欲望の供物になるとも知らず…!ああ今日も狂気に染まる。もう戻れない。お前を喰らってしまいたい―!地獄の果ては極楽か、さらなる地獄か。


久しぶりにTLに文華さんが来る!!という事でとても楽しみにしてました。あとソーニャ文庫は「歪んだ恋は美しい」なレーベルなので色んな意味で期待してた作品。

戦後、閉鎖的な村、歪んだ因習、あと近親(今回は萌の親が兄妹)など世界観がほの暗い感じでした。岡山県のとある村が舞台だそうなので、「鬼子の夢」(BL作品ですが)と少し雰囲気が似てると思います。

村にやってきてしまった萌を宗一は必死に遠ざけようとするけど、結局自分の欲望には抗えなくてお互い依存してしまうというのが良かったです。宗一はこの村の因習(神隠し、鬼の花嫁とか)を断ち切ったけど、代償は村だしね(うつろな目)

宗一さんは、今までの文華さんのTLヒーローの中で一番優しい人だったんですが、それ故に最後は本当に鬼になってしまったとゆうか・・・。萌を敵から守ってはくれるんですが、萌に近づいた男は抹殺なので独占欲はかなり強いと思われ。ヒロインの萌は周りに結構疎まれてたみたいなので、大人しそうなんだけど中身は結構どろどろしてたなーと

割と純愛路線なんですが、村のせいでバッドエンドっぽく(村の人たちにとっては)なってしまってるけど、2人にとってはハッピーエンドだと思います。やっぱり人を選ぶ作品ですが、文華さんの作品が好きな方にはオススメです!


*ちょっとおまけで「ローテ・ゾネ」の感想も一緒に(監禁愛アンソロジー (ジュエルブックス)に収録されている話)
アンソロジー自体は普通のTLという感じで、ヤンデレでも出てきてブイブイするんだろうか!と期待してたので自分は肩透かし・・・・全体的にソフトなので読みやすくはありますね。アンソロなので色々な作家さんが読めるというのは良かったけど、1つが短いので物足りなかったです。個人的には「黒公爵(花衣さん 表紙もこの作品が担当してますね)」「ローテ・ゾネ(文華さん)」は長編で読んでみたかったなーと。
自分は文華さん目当てで購入したんですが、この作品だけ結構ハードだったと思います(笑)たぶん、東洋人な少女(暗殺者)と軍人(ナチ風)の話で無理やりな感じで、結構TLでも珍しい作品でした。テーマが「監禁愛」なので、最終的には惹かれあうんですが話自体は痛々しかったです。何と言うか、お互いが好き!と言う感じではなくキズの舐めあいというか、うん。
個人的には面白かったので(本当に長編で読みたい・・・)鬼の戀を合わせてオススメしたいところなんですが、アンソロジーはソフトカバーで結構高めなので手を出しづらいよねー(もしかしたら電子書籍だと若干安いのかも?たぶん配信もう少し後かもですが・・・)
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Posted on 18:25 [edit]

category: ティーンズラブ系

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