ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

烏に単は似合わない /阿部 智里  

烏に単は似合わない (文春文庫)烏に単は似合わない (文春文庫)
(2014/06/10)
阿部 智里

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人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…。


文庫になるのを待っていた作品!ソフトカバーの表紙は綺麗で良いなーと思うんですが、やっぱり値段が高めなので。
オビにも「あなたの予想をきっと裏切る」と書かれてる通り、びっくりな結末だったのでネタバレを見ないで読んだほうが楽しめると思います。

という事で今回は畳みますー!ネタバレ注意
東家の二の姫あせび(仮名)が姉の代わりに登殿して、周りの姫の嫌がせにも負けずに健気に若宮を恋い慕っていく・・・という少女小説なような話でした、最初はね(笑)あせびも世間知らずだけど、おっとりしてて可愛らしい感じです。後々本当の性格とかがわかっていくんですが、他の姫さまたちが結構癖のある人ばっかりだったのでなおさら、あせびが可愛く感じられたんですよねー

王道な少女小説のような話だなーと思って読んでいたら、思いっきり結末にビックリさせられました。
途中、若宮からの手紙があせび以外届かない、早桃という女房が死んでいた、山鳥(ちなみに貴族は宮鳥)侵入などの事件が起こるんですが、そのすべてを仕組んだのはあせびなんですよ。しかも自分の手は汚さず、自分の親しい人間を使っていて、罪悪感を少しも感じることもなく、自分の幸せしかみていない子だったみたいです。実は姉の双葉を登殿させないように手をまわしてたのも彼女だったという。結末を知って改めて読んでみると、不自然なぐらいあせびに有利な状況だもんな。親王も不自然なぐらいあせびを入内させたがってたしね。
まぁこの結末を知ってもあせびの事が好きな自分も彼女にだまされてるんだろうなー(笑)

で、例の若宮さまは最後に現れてあせびに「おまえは嫌いだ」と切捨て、結局浜木綿を選ぶんですがあせび視点で読んでたのでこの結末にモヤモヤ。まぁ親世代の時は、あせびの母親が娘と同じ事をしてたみたいだし好きにはなれないよね(笑)若宮と浜木綿は旧友だったみたいですが、エピソードが少なくてちょっとなーと。

読み進めていくと、だんだん世界観が広がって面白かったんですが、若宮が好きになれなかったなー。次に出ているのが若宮サイドの話っぽいので、読んだら印象変わるのかな?今回文庫で買ってしまったので、それでそろえたいけどそうなるといつになったら読めるんだろ・・・
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Posted on 13:20 [edit]

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