ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

王女ベリータ~カスティーリアの薔薇~(上)(下)/榛名しおり  



カスティーリア王だった父の死後、幼い弟と別れ、母と二人、修道院に幽閉された王女ベリータ。その後、母とも引き裂かれ、孤独のなか誰も信じられずにいた。16歳になったある日、ベリータは王宮からの使いだという男たちに外の世界へ連れ出される。訪れた館で彼女が再会したのは、死の床にある弟だった。その日からベリータの運命は一変する…。王位継承を巡る策謀。そしてアロンソへの恋心の行方は?



マリア、マゼンダ色などを書かれている榛名さんの新作。
何も持っていなかった不遇の王女が、王位継承者としての地位に返り咲くために奮闘していくのがメインなので糖度は低いですね。
時代に合わせてだいぶマイルドになっていて、間違っても初恋の相手に指をちぎられて乱暴とかはないです(真顔)
面白かったけど少し物足りなかったかなー、もう少しガッツリやって欲しかった。

主人公のベリータは後のイサベル1世なので史実がベースで少し固めな雰囲気なんですが、歴史ロマンス好きにはたまらない作品だと思います。ベリータはちょっと賢すぎる(祖父や曽祖父が名君と言われてる人物なので血筋だよ^^と言われたら終わりですがw)んですが、史実ベースな話なので賢い子の方がストレスなく読めるのではないかと。
前半は割と史実通りで後半はどっちかというと少女小説なノリだったのでサラっと最後まで読めました。

ベリータは史実ではアラゴン王国王子フェルディナンドと結婚して共同統治をしてるんですが、表紙は王子じゃないんですよねw王子もちゃんと出てきて結婚もするんですが、ベリータが恋をしてるのは表紙のアロンソでそこら辺もサラっと流されて終るので三角関係EDです(笑)個人的にはフェルディナンドとベリータの戦友みたいな関係が好きだったり(「お前は子供を産めるのか?」「あなたは子供をつくれるの?」なフランク過ぎて面白かったです)

2人の子供はスペイン系ハプスブルク家の祖だったり、メアリー女王(血みどろ)の母だったりしてウィキ先生を見ながらへぇーとなりました。
次の新作の予定も決まっているようなのでとても楽しみです。その前に王女リーズを読んでみたいなー
スポンサーサイト

Posted on 15:19 [edit]

category: Xホワイトハート文庫

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://alleinigesspielen.blog.fc2.com/tb.php/246-d3161c36
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

検索フォーム

プロフィール

最近のお気に入り!

カテゴリ

最新記事

リンク

メールフォーム

カウンター