ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

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風の万里 黎明の空(上)(下) 十二国記/小野 不由美  




人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊は、芳国国王である父が纂奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが―。(上巻)


ここまではホワイトハート文庫版を読んでいるので、再読なんですが結構内容は忘れる物で新鮮な気分で読めましたw

上巻はひたすら重い・・・
陽子はついに慶王として玉座についた訳だけど、実際王になってからが大変で・・・
国民からは「また女王かよ」という感じに言われ、官吏も予王の治世からの者が多くて自分の味方が居ないしで派閥同士での足の引っ張り合いばかり・・・、唯一の味方なはずの景麒は言葉たらず(あと慈悲深過ぎるので政治面では少し使えない)、あと海客でこっちの道理(しかも女子高生だった訳だし)が分からないのは仕方が無いんだけど、そんな事は関係なく王としての働きを期待されて、出来なければ失望されるというのは辛い・・・。
あと鈴と祥瓊の「自分はなんて可愛そうなんだろう」という被害妄想にイラッとするんですが、そういう考え方は正直自分もあるのでドキっとします。なので清秀や楽俊の的を得た言葉が胸にグサグサきました(笑)
鈴と祥瓊は最初は「私が悪いんじゃない。この世界が悪いんだし」という考え方だったのが、清秀や楽俊との出会いや旅をしていく内に視野が広がって、本人たちも変わっていく姿が良いなーと思います。

下巻は上巻に打って変わって展開が熱くて、読んでてスカッとします。
特に陽子が景麒に乗って登場して、禁軍将軍を一喝する姿が格好良い。
最初のころは自分中心にしか物事を考えてなかった鈴と祥瓊が人の為に戦う姿をみて、本当に変わったなーと思いました。陽子も自分なりに王としてのあり方を見つけたようで何より。初勅の「伏礼を廃する」はとても彼女らしい。これからどんな治世になるのか楽しみです。
あと個人的に陽子と景麒のやり取りがツボです。不満を言いつつ結局折れる景麒とか、ニヤニヤ
この主従意外と相性は良いと思うんだ・・・

次の本編は見た目は子供、中身はやり手なおばあちゃまな恭王が主役なので楽しみです。
あ、その前に短編集読まないと。
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