ひとりあそび
気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています
2013/04/30 Tue.
黒銀のオラトリオ 口づけは宵闇に捧ぐ/神尾 アルミ 
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城から隔離された塔で、閉じ込められているかのように暮らしている忌み姫・オルウェンと、その執事・クラウス―彼らには、他人に知られてはいけない秘密の役目があった。オルウェンは異界へとつながる“扉”を胸元に宿し、クラウスは扉を開く“鍵”を左目に宿す。契約によって結ばれた主と僕として、異形の存在を扉の向こうに封じるため戦い続けてきたふたり。しかしその関係が次第に揺らぎはじめて…!?
世界観もほの暗くてイイネ!
お互い依存し合ってるっていうのがとても良い。この世界で本当に分かり合えるのは貴方だけで、オルウェンが死ぬときはクラウスも一緒っていうのが本当に好みです、すみません
あとクラウスが静かに嫉妬してるのにニヤニヤ
基本的にオルウェンとクラウスが中心な話だったので、兄である王が結局何を考えていたのか、オルウェンの事を本当はどう思ってるのかが分からなかったのが残念だったかなー
最後、オルウェンとクラウスの関係は主従から一歩進んだ物となったけど、「扉」の問題は解決してないんだよね・・・。彼らも役目から開放されて幸せになれると良いなー
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