ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

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夏空のモノローグ Portable プレー感想  

夏空のモノローグ Portable (通常版)夏空のモノローグ Portable (通常版)
(2013/03/20)
Sony PSP

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【終わらない"夏空"、再び――。】

舞台は海にほど近い田舎町、土岐島市。
主人公・小川葵はいつもと同じように過ごしていた。

平凡な風景の中にそびえ立つ、超高層建築物『ツリー』。

30年前に突如現れ、にわかに全国を騒がせたそれも、
今やただ寂れた観光資源に過ぎない。

そんな中、葵の所属していた科学部は廃部が決定。
面々は連れ立って廃部前日である、7月29日。
『ツリー』観測へと赴く。

その日、その時、その瞬間――。

『ツリー』は歌いだし、

――7月29日は、ループを始めた。


もう移植はされないのかなーと諦めてたなかの、つ い に待望の移植!
無印版が発売されたのは2010年(デザキンと同じ年)きっとファンの方たちの草の根運動(オトメイトブログ参照)の結果だよなー。本当に製作者とファンの愛を感じる作品。

今回はネタバレをかなり含む為、記事を念の為に畳んでみる。
追記より感想です。ネタバレ注意!
(個人的にネタバレを一切見ないでプレーする事を推進)
☆評価9.5点
(10点満点中)


泣きゲーと評判の本作。自分は泣きませんでしたが(自他が認めるかなり淡白な性格なもので)、それでもじーんとくるものがありました。あと日常パートのわいわいが面白かったです、特にギャグとかがね!
ループものという事で、中二全開な展開を予想してたんですが結構SF要素が強いなと。まぁ主人公を含め科学部部員だしねと思ったけど、部長以外科学部してないw
部長や綿森さんが「量子変化がうんたらこんたら」と説明してるのに、自称文系な自分は葵ちゃんと一緒に「よくわかりません・・・」と呟いてしまいました。量子変化といったらCZが思い浮かびましたが、向こうは割りと中二な感じなのに対して夏空は非常に爽やかな雰囲気。

この製作チーム(Dとライターさん)の作品は緋色4をプレーしたのですが、緋色の方は乙女ゲームの作品としては異常な長さだったのに対して夏空は割りとサクっといけるボリュームなんじゃないかと。
でもプレー中にLRCというSSが周回するごとに追加されるし、キャラクター攻略後にもツリーピースにSSが追加されるのでボリューム不足とかはには全然感じない。移植にあたって両方とも新規エピソードが追加されてるし。
今回少し文章が今までのオトメイト作品とは違い、テキストの入り方が独特でいつもよりもノベルゲー色が強くなっていました。スチルの入れ方が凝っていて面白かったんですが、その分文章が結構読みづらい。せっかくのスチルや綺麗な背景に文章が被ってしまってたので勿体ない・・。
スチルの方は相変わらずのオトメイトクォリティー。オトメイト作品の中では良くも悪くも癖がなさ過ぎる気もしましたが、作品の雰囲気にはバッチリあってると思いました。
あとOPED含め、音楽がかなり良かったです。OPEDを歌っているmaoさんの歌が好きなんですよねー。
サントラ欲しいけど品切れ中かぁ。

今回自分は
篠原→カガハル→先生→木野瀬→部長→綿森
と攻略しました。全体的に糖度が低めで、どっちかというと恋愛よりも物語重視ですね。逆にそれが爽やかで良かったです。本当にこれだけ爽やかなゲームは珍しいな!結末も綿森さんよりな大団円だと思うし。
一様、真相に近い木野瀬くんと部長を後回しにしてみました(綿森さんは物語の真相編というか、全キャラ攻略後ではないとルート開放されないので)
真相に近いといっても、真相のベクトルが違うというか・・・。木野瀬くんは記憶を失う前の主人公を知っていて、部長はループの真相に近いところまで知っているという感じでしょうか。
個人的には部長を一番初めにもってきて(自分のルートの経験があるからこそ他のルートでは今日を終らせる事について前向きに考えられたのかなーと)、木野瀬くんを最後という感じでも良いかもしれない。本当に自分のお好きなようにプレーしてくださいね!という感じだと思いました。
あとツリーピースはフルコンプした後に読んだほうが良いかな、と(たぶんネタバレがあるんじゃないかと)
夏空はとくにキャラ萌はなかったんですが、科学部のメンバーは彼らじゃないと、ね!完璧じゃないどこか脆いところのがある彼らが良いのです。あと自分たちも色々と抱えているからか優しく温かい人たちだなぁ、と。
科学部でみんなでわいわいしてるのをみてるとぶわぁ、となります。


今回は「ループ」がテーマになっていて、それを上手く作品に生かせてるなぁと感じました(上からで非常に申し訳ないんですが)周回する事に、シナリオが増えて「あれ?デジャブ?」となったり特異点では季節が変化してたりループ物ならではの演出が面白かったです。
最初1周目で篠原くんを攻略した時に、30日を迎える前に終ってしまった(後日談もなかったので)のに物足りなく感じたんですが真相(本当は主人公が記憶を失った地点→7月29日の1日ループ終了の地点を何千回もループしている)を知ると、なかなか切ないものがあります。それでもそれぞれの記憶があったらこそ7月30日を迎えられたと思うと、ね。あと自分達ではどうにもできない事があっても、それでも明日を信じて前を進んでく姿にじーんとしました(篠原くんの頭の中の消しゴムネタはずるい!切なくない訳が無い)
科学部のメンバーはどこか(カガハルは少し違うような気がしますが)明日を迎える事をどこか恐れていて、ずっとこのままでいたいと願っていのが最後は「きっと明日は今日よりも良い事が待っている」と思えるようになったのが本当に良かった!
実はループ中に主人公が科学部に入部する確立は10分の1(科学部に入らなかった場合は不登校)で、最後のループではみんなが揃う確立はとてつもなく低い中で(1年ループの発動の場合は記憶がリセットされる)最後のさいごをみんなで迎えられた事に、彼らの絆を感じました。
あとツリー出現の真相としては、ちょっと不思議な力を持っていた綿森さんが「明日なんて来なければ良い」と願った事によってツリーが出現→ツリーに同調し易い主人公が軽い気持ちで「毎日が充実してる。明日なんて来なければ良いのに・・・」と願ったのがトリガーとなりループがスタートしてしまったそう。(てかループの一番の被害者は木野瀬くん(記憶を失う前に主人公とほぼ付き合っていた)だよなぁと)ループを発動したのも主人公なので、もちろん終らすのも主人公しか出来ない。

あと自分的には主人公の葵の変化が良かった。彼女は失った記憶、科学部、そして今日という日に執着してたけど、最後のさいごには自分自身の世界も広がり、記憶はこれから新たに作っていくものだと、明日を心の底から願えるようになったのがよかったなぁ。あと母親との和解のシーンでは自分の思いを伝える事って大事だなぁーと思いました。
余談ですが一見すると(イラスト的に)癖のない主人公のようでかなり天然だった(そして異常な甘党)のは面白かったwまぁいつものオトメイト主人公ということです。
あと綿森さんは攻略キャラというかもう一人の主人公と言う感じがしました(ツリーピースは彼視点の話だし)最後、彼も幸せそうでなによりです。

自分的にすごく印象に残った作品。
それぞれのルートを経験したからこその、真相ルート。そしてみんなで明日を迎える事が出来たというのがとても良かったです。
そして自分たちの力ではどうにも出来ない事で苦悩した彼らに起こった、最後の小さな奇跡に感動。

もっと色々な人にもプレーしてもらいたいな!(普段、乙女ゲームをプレーしない人たちにもオススメ)
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Posted on 16:30 [edit]

category: オトメイト

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