ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る/辻村 七子   

帯に、「読書メーターで続編の声続々!」とアオリが付いていたのですが読書メーターのレビューって結構影響力があったりするのかな??そうだと個人的に(利用者としても)嬉しいな

宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る (集英社オレンジ文庫)
辻村 七子
集英社 (2016-05-20)
売り上げランキング: 3,594

美貌の敏腕宝石商・リチャード氏の店でバイト中の正義。氏の鑑定眼はますます冴え渡り、日々厄介な謎が持ち込まれる。本日老舗バレエ団から依頼されたのは、死んだバレリーナの呪いがかかったエメラルドのネックレスの謎鑑定。リチャード氏がエメラルドから導き出す意外な真相と石に秘められた想いとは!?宝石に宿る人の心の謎を解き明かすジュエル・ミステリー!


\祝2巻発売/
(太字にしてしまうぐらい嬉しい続巻....!やったね!)

今回も宝石からそこに秘められた物語を読み説くという感じだったけど、色々と考えさせられるエピソードが多かったなと。
「キャッツアイの慧眼」では資産運用がなんちゃらで??となったけど、親が子を大切に思う気持ちにほっこりしました。背伸びをするはじめくんが可愛かったです。「戦うガーネット」では自分に自信のない女の人が出てきて、思わず共感してしまいました。どこか前向きになれる話で良かった。あと絶世の美人も色々大変そうだ・・・「エメラルドは踊る」は表題作で、ちょこっと谷本さんが出てきていて過去のニックネームがゴルゴで(笑)オカルト的な話かと思いきゃ、実は薬物の話が絡んでたという驚きの展開「巡りあうオパール」では、今まで正義のおせっかいでまっすぐな性格は肯定的に捉えてくれる(リチャードを含め)が多かったけれど、尊敬していた先輩にはその性格がマイナスに捉えられていて、彼の言葉には読んでてグサグサっときた(おまえの顔をみたくないって酷いな)。傷ついた正義の前にスマートに表れて元気づけてくれるリチャードがまじイケメンだったし、正義の性格を本当に好ましく思っているのが伝わってきてとても嬉しかった(わたしが)
社会問題というか、時流的なネタ(ブラック企業とか)が使われてるので読んでて色々考えさせられる事も多いのだけど、文章のノリというか正義視点だからか軽く読めるのも良いです。

正義とリチャードはアルバイトと雇い主という関係で一定の距離が保たれているのだけど、お互い足りない部分を補っているというのがとても良いですよね・・・・!しっかり胃袋つかんじゃってるし、もうリチャードのところに永久就職でええやん(願望)
手作りプリンにテンションが上がるリチャード氏やうかつなアルバイトの「ちょっといい感じの夫婦っぽかったな?」発言に爆発させていただきました。
まだまだリチャードにも謎が多いし、この二人を末永く見守りたいので続きお願いしますね!
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Posted on 15:39 [edit]

category: ライト文芸

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倫敦千夜一夜物語 ふたりの城の夢のまた夢/久賀 理世   



倫敦千夜一夜物語 ふたりの城の夢のまた夢 (集英社オレンジ文庫)
久賀 理世
集英社 (2016-04-20)
売り上げランキング: 62,978


19世紀末、英国。兄アルフレッドとともに貸本屋“千夜一夜”を営むサラの毎日は、ささやかな謎に満ちている。消える蔵書票。店の片隅でひとり涙する少年。そして兄の旧友ヴィクターとともにでかけたピクニックで若い女性の遺体を発見したサラは、やがてロンドンを騒がせる連続殺人事件に深く関わることになり!?


1巻が出たのは去年だった!(通りでふんわりしか覚えてないと思ったら)ひとまず続きが出て良かった。
久賀さんの書く文書ってなんか詩的で綺麗だな・・・!

前半は貸本屋「千夜一夜」の日常の出来事という感じで、読んでてとてもゆったりした気持ちになりました。
今回は小さいお客様たちも来店していて、トレイシーお嬢さんやアーネスト坊ちゃまにエピソードにとてもほっこり。子犬の名前がヴィクターになったのには少し笑ってしまったけど、その理由がとても素敵だった!

後半は猟奇的殺人に巻き込まれ、サラを狙う『グリフォン』という謎の存在が出てきたりと、ここで作品の印象が自分の中でガラっと変わりました。若い女性の皮を使って本を作るなんて・・・・と思ってはいるんだけど、本になってお兄様に大事にされるという事に惹かれてしまうというサラもどこか危うい部分が出てきましたね。その危うさにアルフレッドも気づいていて、だからヴィクターと近づけさせようとしてるのかなぁ・・・・
ラストでこの兄妹の本当の関係が明かされたのだけど、確かに不自然なぐらい「仲の良い」兄妹らしくあろうとしてるような気もする・・・・サラの秘めた気持ちも明かされて、あれヴィクター当て馬??となってるのだけどもしかしたらこの兄妹の物語の読み手的な立ち位置とか?うーん

今回いきなり面白くなりすぎてすごい戸惑いを感じています(笑)
続き早く読みたいなぁ(シリーズ化で良いのですよね??)

Posted on 21:21 [edit]

category: ライト文芸

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百花百狼~戦国忍法帖~ プレー感想  

今年に入ってまだ2本しかコンプしてない!
何かもう5本ぐらいコンプ出来ればいいや(投げやり)

百花百狼~戦国忍法帖~
百花百狼~戦国忍法帖~
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D3PUBLISHER (2016-02-25)
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と、いう事で2カ月強ぐらいかけてコンプしました百花百狼。おかしいなこれボリュームさほどないはずなのに・・・
何かすごい時間をかけてしまった為内容があいまいでして(半笑い)、まあ仕方がないのでサクっと書いて終わります。
わたしみたいに1本崩すのに時間かかるタイプは個別ごとに感想書くのがベストなんだろうな、まぁやらないけど。

あらすじ~

戦乱の世において独自の発展を遂げた伊賀と甲賀。

両忍軍はその長い歴史において、互いを憎み合う敵対関係にあったが、天正九年、織田信長による「天正伊賀の乱」により伊賀が滅亡。わずかに生き残った伊賀忍たちは甲賀に取り込まれた。

それから十六年、戦国時代は終わり、世には久方の平和が訪れていた。

甲賀の長・上野勘道の娘、槐(主人公)は忍び仕事に出る日を夢見て、日々修練を積んでいた。そしてついに選ばれた初任務で、主人公そして里の運命を狂わせる大事件が起きる――。


最近乙女ゲームにまた力を入れてきたD3さん、発売した作品が軒並み低評価というすっこどっこいとしか言いようがない状況なのだけど、この作品は中身がRED製作で十三支チームだったので大丈夫でないかという事で購入しました。イラストも悌太さんだし

総評7.8点
(下より、ネタバレあります!!)

短いなりに(確か全12章ぐらいあった気がするけど1章が短い)シナリオを綺麗にまとめていたなと。ざっくり言えば、豊臣秀吉暗殺の濡れ衣を着せられてからの逃亡、そして追ってから逃げるというストーリーなんだけどそれぞれのルートによって色々展開が違ってラストまで飽きずにプレー出来たのが良かった。展開的に金太郎飴になりそうなのにここまで話にバリエーションを持たせてくれるのは素直にすごいと思う。
ただ内容的にシリアスで、同じ里の仲間が敵(というか追い忍)になったりするし人がよく死ぬので結構悲しいし辛い(それぞれの信念を突き通しての結果だから仕方がないけど)比較的、黒雪/半蔵/五右衛門は平和かも。あと伊賀の里について掘り下げられるのは半蔵でしたね(何で伊賀忍の長の息子だった兄様がここまで甲賀の為に動くのかと思ったら、里にいる伊賀忍たちの為だといってたのに納得。
あと真相というか黒幕が、忍びという立場だから仕方がないのかもしれないけど、結局権力者とヒロインの父親手のひらで踊らされてました感じですごくギギギッとなった。
地味に今回バットエンドもちゃんとスチルあって(専用のED曲もある)豪華なんだけどほぼ心中系でちょっと飽きた。

展開とかは面白かったのだけど、必死に逃げてるせいか何か戦っている印象しかなかったかもしれない。今回エンディング曲後のエピローグがまるっとなかったのも、印象に残らなかった原因かもしれない。その分追加エピソードが無料で配信されてはいるんだけど、後日談ではなかった(結構ボリュームありのスチルあり)
あとヒロインを含めキャラクターに良くも悪くも癖がなかったかな?ヒロインをとらえる為、大群を引き連れて攻めてくる某様みたいないれば良かったな(笑)個人的には小悪魔みたいな黒雪が可愛くて好き、黒雪が槐に執着する理由は明かされてたけどもっと掘り下げて欲しかったなぁ。月下丸と黒雪は里よりも槐を取ってくれるのですごく安心感がある。月下丸が従者をやってる真相はちょっと肩すかしだったけど・・・半蔵さまは一番槐を上手く使ってたと思う(というかどのぐらいの年の差だったのだろう・・・)サブキャラなのに存在感がハンパなかった徳川家康さま(CV宮田さん)の焦った声が五右衛門ルートで聞けて嬉しかった(笑)

という感じで、不満点はあるけど演出とかも格好良かったし個人的には良作でしたね。ここの製作陣の作品はまたプレーしたいです。

(と、今回は本の感想風に書いてみたのですがどうでしょうか?うーん、色々模索中です)

Posted on 23:09 [edit]

category: 他のブランド

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伯爵と妖精2~3/谷 瑞恵  

2巻「あまい罠には気をつけて」3巻「プロポーズはお手やわらかに」のまとめて感想です!



妖精と話ができる少女リディアは、妖精博士として伯爵エドガー(でも元強盗!?)に雇われ、屋敷に通うようになった。すぐに口説き文句を口にするエドガーに振り回されていたある日、彼女は公園で不吉な妖精霧男に似た大男に襲われる。なんとか無事屋敷に戻ると、ちょうどひとりの女性がリディアを訪ねてきていた。聞けば、なんと男爵の令嬢が霧男に連れ去られたかもしれないというのだ。(「甘い罠には気をつけて」より)


女性を見れば口説かずにはいられないチャラ男なエドガーとりディアの攻防が面白い。というか、リディア他の男の人には素直なのにエドガーには強気にツンツンしてしまうところが可愛い(まぁ今の彼に落ちたてしまったら色々終了しそう)
利用されて危険な目に合うんだけど、それでもエドガーを見捨てられないで助けてしまうのだからやっぱりお人よし過ぎて読んでてねぇ大丈夫??となる(笑)そのお人よしな部分と人の上っ面だけじゃなくちゃんと相手の本心を見ようとするところが彼女の魅了的な部分で、そこにエドガーやケルピーが惹かれてるのかな?
3巻ではケルピーが登場していましたが、彼とも長い付き合いになりそうですね。伯爵家にちゃっかり住みついてるし(笑)あとエドガーがずっとケルピーのことケイン君と読んでて笑ったw(リディアがそう紹介したからだけど 笑)

相変わらず、本心が見えづらいエドガーなんだけど時折リディアに見せる弱い部分とかどこか非道になりきれないところがあってなんだかほっとけない(もちろんリディアが)
2巻ではプリンスに売られる直前のエドガーを見ていた少女たちや、3巻では幼少期のエドガーを知る画家のポールや、プリンスの敵対している組織が登場してきて徐々に彼の過去が明かされてきましたね。エドガー的にはプリンスに復讐することが最終目標なんだろうけど、リディアはそんな事して欲しくないという感じだしこれからどうなるのかな。

今回読み進めていて思ったのは、今はまだ人間界に執着があるから良いけどその内ふとした瞬間にリディアは妖精界を選んでしまいそうでちょっと不安になりました。リディア自身も不思議な妖精みたいな女の子みたいですしね。
あとリディアは自分の茶色な髪の毛がコンプレックスのようだけど、エドガーがキャラメル色と言ってくれたことによってチャーミングに感じれるようになった、というのが何か好き。

と、いう事で引き続き読んでて行きたいと思います!
一回読み進めてしまうと伯妖ばかり読んでしまうので、3巻ずつ買ってます(笑)

Posted on 20:59 [edit]

category: コバルト文庫

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シンデレラ伯爵家の靴箱館 乙女は新たな靴を履く/仲村 つばき   


シンデレラ伯爵家の靴箱館 乙女は新たな靴を履く (ビーズログ文庫)
仲村 つばき
KADOKAWA/エンターブレイン (2016-04-15)
売り上げランキング: 14,973

アランとの結婚を決意するも、彼の父に認めてもらえないエデル。そんなある日、アランの母の提案で、エデルがディセント家に本当にふさわしいか試されることに!一方アランも、父からある人物の日記を手渡され…!?靴職人と伯爵令息、そして魔術師の子とシンデレラの末裔でもあるふたりは、身分も宿命も乗り越えて、結婚することができるのか?


アラン様のおかしな(?)言動(本人は真面目だし本気)を楽しむシリーズ、ついに最終巻です。

前巻で魔術師関係のゴタゴタが解決しているので、今回はま1冊エピローグみたいな感じでしたね。
アランの両親に自分たちの結婚を認めてもらう事がメインではあったけど、アランとエデル、自分たちがこれからどう在りたいかを模索し彼らなりの答えを出して・・・・という感じだったと思います。アランが出した答え、魔術師をまるごとのみこんでディセント家を変えてやるの言葉はとても彼らしいなぁと。
今回は離れて行動してたんですが、お互いを信頼して自分がやらなければならない事を成し遂げようとするアランとエデルの姿が良かったです。この二人はこれからもお互い足りないところを補いつつ、色々な困難を乗り越えていくんだなぁーとそう思えるカップルでした。

今回はお互い別行動が多かったのでアラン様の迷言が少なめだったのですが、「喚毛期を迎えろ、エデル!」には思わず笑ってしまったw個人的にお気に入りは「里帰りするお前も、残業ばかりのお前も・・・・かわいいぞ」ですね。
最終巻だからか、例の恋愛指南書の作者が登場してエデルを正しく口説いてたけど、まったく心に響いてなくて笑ってしまいました(笑)きっと大好きなアラン様に言われるから嬉しいんだよね!

欲を言えば完結後の短編集とかも読みたかったけど、シリーズ完結はめでたいですね!
靴職人の少女が自分の力で色々な人たちの運命も変え、そしてラストは自分も幸せをつかんだというシンデレラストーリーでとても面白いシリーズでした。作者さんの新作も楽しみにしてます。

Posted on 20:42 [edit]

category: B's LOG/アリス文庫

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光の巫女を放つ風/前田珠子×ひずき 優   


光の巫女を放つ風 (コバルト文庫 ま 2-114)
ひずき 優
集英社 (2016-04-28)
売り上げランキング: 31,198


光闇の化身からの恩寵『ミユキ』にあふれた島・トランキザム。島の特別な守り手に選ばれ、神殿で日々を送る少女ヒアルキト。ある青年との出会いが、運命を変える──


原案が前田珠子さんで、書き手がひずき優さんというちょっと新しい試みでコバルト40周年企画だそう。

トランキザムという楽園のような島が舞台で、そこには特別な存在「右手の君」と「左手の君」が命を削りながら島を守っているというめっちゃコバルトっぽくて(語彙力・・・)大変好みでした。キャラや設定などは面白かったのだけど、ちょっと恋愛物としてもファンタジー物としても物足りなかったかなーというのが正直な感想。
鎖国している島が舞台で、他の国とかの状況があまり説明されなかったのでいまいち世界観がつかみ切れなくて周辺の国とかには守り手は恨まれてるんだ・・・とか言われても、はぁそうですか的な。

この「~放つ風」の方は異国の皇太子であるエイシャレムが、役目に囚われていたヒアルキトを解き放つという感じだったんですが、わたしは断然ハワルアト派でして・・・どんどんエイシャレムの魅力に惹かれてどんどん恋していく姿にわたしのテンションがどんどん下がってしまいました(笑)お互い対になる存在で、子供のころからヒアルキトを思っていたとか、思いは伝えられないけど一生傍にいることが出来ると自分を納得させているところとか!萌えない訳がない!
エイシャレムさんも第三皇子ながら皇太子として成り上がったなど逸話があってたぶん魅力がいっぱい詰まった人なんだろうけど、何せそこらのエピソードがなかったのでいまいち魅力が伝わらず・・・まぁここは好みの問題ですね、きっと

今回ヒアルキトは役目から解放されたけど、結局守り手の制度が無くなった訳ではないから、解決した訳ではないんだよね・・・ハワルアトの不憫さにテンションが下がってたところに、連続刊行の「~を抱く夜」の方はハワルアトルートですよとあとがきにあって嬉しさのあまりニヤニヤしてしまいました、やったね!書き手も香月さん担当なのでとても楽しみ。

Posted on 15:06 [edit]

category: コバルト文庫

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かぐや姫三世 わたしを月まで連れていって!/松田 志乃ぶ   


しばらくかぐや三姉妹かと思ってた。三しか合ってない

かぐや姫三世 わたしを月まで連れていって! (コバルト文庫 ま 10-27)
松田 志乃ぶ
集英社 (2016-04-28)
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月の王女・かぐや姫三世は、不老不死の霊薬「蓬莱酒」を探し出す任務(?)を言い渡される。蓬莱酒は祖母の初代かぐや姫が若き日に盗み出し、人間界に放置されているという。地上に降りたかぐや姫三世だが!?


久しぶりにコバルトで松田さんの新作!
松田さんの作品っていつも字がびっしりで、ちょっとうおっ!?!?ってなります(笑)

竹取物語をコメディ調にアレンジしていて、初代かぐや姫が不良少女で公正するために人間界に落とされたというのに笑ったwそんな初代が人間界に置き忘れしてしまった大事な(飲んだら寿命が延びる)「蓬莱酒」を回収するために母の女官の円野(めっちゃやる気がない)と人間界に降り立ってさっさとやる事やって月に帰ろうと思ったら、地上で王太子として修業する事になってしまったというオチ。後宮というか内裏が舞台なのだけど、い意味でみんな平和ボケしてるので陰謀とかもなくてゆるい気分

やっぱり今回もキャラクターたちが楽しくて、今上陛下こと陳さんの仙人級の天真爛漫さや初代かぐや姫のせいで家が没落してしまった為やたら倹約家の倉持皇子、馬鹿真面目なかぐや姫三世とゆるすぎな女官でうさぎな円野たちの掛け合いもとても面白くてすごくクセになってしまいました。特に、お互い罵っているつもりでただ最大級にお互いを褒め合ってた倉持皇子とかぐや姫三世に笑ってしまったw

今回はほぼ恋愛色がなくてコメディ色が強かったという感じ。まぁ陳さんは恋に恋してる状態だしねw
かぐや姫の地上での修業はまだまだ続きそうなので、ここはシリーズ化して欲しいな!


Posted on 14:07 [edit]

category: コバルト文庫

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そうだ、ルルル文庫を読もう!  

急に始まる少女小説を応援しようのターン

今回この記事を書こうと思ったきっかけはTwitterで公式から「ルルル文庫の新人賞募集停止」のお知らせが発表されてしまったからです。


数年前から、ルルル文庫はほぼ読み切り体制なんですがここ最近は数名の作家さんでローテして新刊を出している感じで(自称)愛読者としては危機感を感じてたところに新人賞募集停止ときてしまってですね・・・
ルルル文庫が1日発売の時からずっと追いかけてきたレーベルだし好きな作家さん(作品も)も多い、今のレーベルが徐々に縮小してしまってる状況が悲しすぎるので(だって最近チラシ的なルルルナビも入ってないんだから・・・)自分のおススメな作品を紹介していきたいと思います。

ルルル文庫は基本読み切り作品というイメージが強い(というか現に今そうだし)と思いますが、数年前までは普通にシリーズ物があったのですよ。ルルル文庫のシリーズ物だって面白いのあるんだよ!という事で今回は巻数が多めの作品を中心に紹介していきたいと思います!
あと前回書いたエントリー「最近の少女小説について語ってみるの巻」でもルルル文庫のおススメ作品を上げているので合わせていかがでしょうか。


花姫恋芝居シリーズ/宇津田晴


安心して読めるラブコメでお馴染み宇津田さんのシリーズ物で全6巻です。
大国の姫であるヒロインが政略結婚から逃れ運命の恋を探しに従者と双子の弟と共に旅に出るというストーリー
2巻以降、許婚である王子もちゃっかり旅に同行してヒロインに付き合って世直しをしていくという、まるで水戸黄門風なラブコメ物でラストまで安心して楽しく読めたシリーズです。

これもオススメ!

それぞれは読み切りなのだけど、「ご主人様なシリーズ」として世界観が繋がってたり1巻ヒーローの兄がサブキャラとして全作登場してたりラストは自らがヒーローポジになるというスピンオフ作品です。色々なタイプのカップルたちのラブコメが楽しいシリーズでした。

宇津田さんのデビュー作「珠華繚乱」シリーズだけ読んでなくて悔しいので、今度読もうと思う。


横柄巫女と宰相陛下シリーズ/鮎川 はぎの


横柄巫女と宰相陛下 (ルルル文庫)
鮎川 はぎの
小学館
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今は高瀬ゆのかさん名義でノベライズを担当される事が多いですね。鮎川 はぎのさんのデビュー作で全12巻です。
1巻は宰相陛下と呼ばれる宰相と、不器用なゆえ横柄巫女と呼ばれる巫女見習いが陰謀に巻き込まれて・・・という感じ。2巻以降は王宮に舞台が移るのですが、ヒロインカップルは「王」と「聖剣の巫女」という関係だし、サブキャラたちもそれぞれ色々なしがらみに縛られてるゆえ展開がとても切ないし痛々しく全体的にシリアスだった気がします。このシリーズは後日談も出ていて、それぞれ幸せそうな姿を読めて嬉しかったなぁ。このシリーズ何が凄いかというと6カ月連続刊行をやってた事ですね(2人組だから出来たんだろうけど)
ちなみに鮎川さんのルルルでの作品のほとんどは世界観が繋がっています(勝手に千一星教シリーズというくくりにしてる)というか「初恋グランギニョル」だけまったく違う世界観。もうそろそろ鮎川 はぎのさん名義の新作が読みたい・・な・・・・


プリンセス・ハーツシリーズ/高殿円

プリンセスハーツ―麗しの仮面夫婦の巻 (ルルル文庫)
高殿 円
小学館
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今は一般向けで活躍している高殿さんの王宮ロマンス物で全10巻(途中、短編集もある)パルメニアシリーズの1作品です。
初めは「パルメニア王国」を倒すという目的を果たすための共犯者という感じだったのが、徐々にお互いが大事な存在になっていくというのがとても良かった、というかペラっと読みなおしてみたらルシードがジルを罵り過ぎだった・・・(笑)最初は仮面夫婦でメリローズの身代わりだったのが、いつのまにか本当の夫婦になっていた、そんな感じです。王宮陰謀物でもあるので、ジルが自分の頭脳をフル回転して対抗していくのはハラハラしつつもすごく読み応えがあった。
最終巻のサブタイトル「大いなる愛をきみにおくろう」は本当に好きなタイトルで、最終巻ではルシードを愛する人たちの姿に泣いた・・・。
(余談ですが、孫世代の話「遠征王シリーズ」もオススメ。角川ビーンズからだし絶版(電子化してない)なので手に入りにくいのが難点。パルメニアシリーズはハマると大変なんですよ、番外編が同人誌収録ということが多々あるので)

桜嵐恋絵巻シリーズ/深山 くのえ

桜嵐(おうらん)恋絵巻 (ルルル文庫)
深山 くのえ
小学館
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ルルルの看板作家である深山さんの平安物で全10巻です(最終巻は後日談)
皇帝と舞姫の恋物語である舞姫恋風伝も好きだけど、桜嵐恋絵巻の方を上げてみる。
親から鬼つきの姫としてうとまれていたヒロインが、とある公達と出会って恋をしていくという感じでしょうか。二人の実家は敵対してたり深山さん作品のテンプレというかヒロインの親がまた残念だったりするのですが、二人で障害を乗り越えて幸せになろうとする姿がとても良かったです。確か本編ラストぐらいまでヒロインはヒーローに名前を教えなかったというのも奥ゆかしくて好き。

ひとまずそこそここのシリーズ長いのでまずは短いのからもどうですか的な

「隠れ姫いろがたり」は一番新しい作品ですね(まあ今月新刊出るけど)
こちらも平安物で、庶民育ちの皇女と兵部卿宮との恋物語です。上下巻なのでどうしても展開が早いのですが、糖度もあり真相含め上手くまとまっていて面白かったです、宮が攻めてます!

幽霊伯爵の花嫁シリーズ/宮野 美嘉

幽霊伯爵の花嫁 (小学館ルルル文庫 み 4-1)
宮野 美嘉
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ブラック路線でお馴染みな宮野さんのデビュー作で全7巻。幽霊伯爵と呼ばれるコルドン伯爵家に嫁いだ天涯孤独の美少女サアラが結婚生活を満喫する話(?)このシリーズの見どころは、出てくるキャラがヤンデいるんだけど最大のヤンデレはヒロインだというところだと思ってる。どこか壊れたヒロインが繕ってた部分を旦那様によって暴かれたり、したたかな嫁にしてやられたりするシリーズでもあり、義息子や義母(幽霊)のツンデレが可愛かったり。

ブラック路線なら!

ひとまず読み切り作品からという手もアリだと思う!という事で。この2作は前回も上げたのだけど好きな作品なので
暴君と→ナチュラルにみんな病んでるという。一番まともなのは暴君なはずのヒーロー、茨姫→男嫌いな伯爵令嬢と癖のある従者との下剋上ラブでヒロインの「この男の子供なら産めます」発言に笑ったw

クラシカル・ロマンシリーズ/華宮らら

ルルル文庫 ルチア クラシカルロマン(イラスト完全版)
小学館 (2012-12-21)
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これはシリーズ物というか三部作ですね。
王宮ラブロマンスで陰謀物ですがヒーローと一緒に頑張る王女シリーズという感じでしようか。1巻はクーデターに巻き込まれた王女が主人公、2巻目は庶子である王女が王位継承争いに巻き込まれたり、3巻目は中立国の王女が国の為に何が出来るか模索するという感じでした。
時系列的には、薔薇の戴冠(2巻)→嵐の舞う花(3巻)→ルチア(1巻)だそうです。ちなみに「英雄の占星術師」(確か全2巻)シリーズは同じ世界観。

封殺鬼シリーズ(神島桐子編)/霜島ケイ

封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈1〉 (ルルル文庫)
霜島 ケイ
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「封殺鬼」シリーズ自体はかなり長編かつ本編は結構前に完結してるしでちょっと手に取りにくい感がハンパないのですが、ルルル文庫で出ている「神島桐子編」(本編の神島達彦の祖母)は過去の話で完全に独立してるので実はルルル文庫のシリーズから手を出しても問題はないんです(ドヤ というか、わたし自身も本編未読です。

ちなみに他の本家である、秋川や御影は出てこなく神島家内の話。
昭和初期が舞台で、軍部とかが勢力を増してきた時代なのでどこか全体的に暗い雰囲気なんだけど鬼たちと桐子のたちのやり取りがとても面白いシリーズ。基本的に神島家当主として泰然としている桐子なのだけど、たまに見せる子供っぽい一面がとても魅力的だったと思います。ちょっとルルル文庫では異色な作品だけど、桐子が女学生になったり弓ちゃんが少女小説を音読したり将来の旦那が出てきてたり結構パルピテーションしてると思うの。
ちなみに、鵺子ドリ鳴イタ(全4巻)→帝都万葉→クダンノ如シ(上中下)という流れです。
あと、本編の番外編である「封殺鬼 花闇を抱きしもの 上下」(桐子と鬼たちの出会いの話)と「鳴弦の月」(鬼たちの過去編)は唯一新装版として也さんのイラストで発売されました。

本編軸の新作も出てる訳で

ここからカズキヨネさんにイラストに変更になったのだけど、これ以降新作出てないんだよね・・・・・
時代が変わっても鬼たちは変わらなくて安心したけど、桐子の「鬼同丸!雷電!」の呼び声がなくて寂しい・・・


ちなみにこんなのもありました(おまけ)

花嫁アンソロジー

ルルル文庫 花嫁アンソロジー(イラスト完全版)
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ちなみに花嫁アンソロジー以降、出なかったので(今後も出なさそう)これが最初で最後のアンソロジー。
作家陣は、深山さん片瀬さん葵木さんでした。
深山さんが平安物(高星さんのイラスト)片瀬さんが魔界物(ただし愛玩王子の後日談のためちょっと不親切ではあった)葵木さんは中華後宮物(デビュー作である「女王家の華燭」と同じ世界観)でそれぞれ違った話が読めて面白かったですけどねー

今回はあげないけれど(疲れたから 笑)もちろん読みきり作品でも面白い作品だってあるんですよ!


タイトルだけ上げると、「侍ニーティ」(みどうちんさん)「吉原夜伽帳」(ミズサワヒロさん)は本当に良作だっただけにもっと読まれて欲しいな・・・

(ちなみにここで上げてる作品はほぼ電子書籍化されてると思います(封殺鬼の新装版はないかも)というかむしろ紙だと手に入りづらいかも。商品リンクは特にkindleにしてないという不親切さ 笑)

という事で、自分なりにおススメな作品を上げてみたのですかどうでしょうか?少しでも興味を持ってもらえたらとても嬉しのですが・・・^^
あとここで紹介した作品って結構古くてですね・・・・読書メーターにも登録する前に読んだ作品も結構あって大変でした、内容があやふやであまり紹介になってないのが辛いところで読んでみると内容違わね?となる事大だと思うので先に謝っておきます、すみません。あと自分が紹介してないシリーズ物もまだあるので興味があったらぜひ!

ルルル文庫に関わらず、今の少女小説って縮小されつつある小さなジャンルなんですよね。こうやって定期的に色々紹介するってきっと大事なことなんだよなぁと思ったり(というか今回、この記事を書くにあたって過去のラインナップをみたんですが、今書かれてない作家さんが多くてですね・・・とても切ない気持に・・・)

最初に書いたとおりルルル文庫新人賞停止という理由もあったのですが、実はフォロワーさんであるみかこさんのエントリー「ルルル文庫新人賞が中止。悲しいのでルルル文庫のオススメを紹介します」(晴れたら読書を)を読んで触発されたからというのもあります。色々な作品を紹介されてて、いつも興味深く読ませて頂いてます。

という事で、長くなりましたがここまで読んで下さってありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです!

Posted on 23:54 [edit]

category: 少女小説を応援しよう!

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4月読書メーターまとめ  

5月といえば、世の中はGW!大型連休!なのだけどわたしには適用されないので通常営業中です。
北海道はまだ寒いって事が多いですが、それでも桜が咲き始めてきてやっと春を感じられる季節になってきました。

さて今月は13冊読みました。ちょっとコミック率が高いかな?


あと1冊で本編が完結です。たぶん妖精王とかの事とかは解決したっぽい(?)ので、あとは殿下とフェルが幸せになるだけですね!

WEB発作品が面白い。

公爵令嬢の嗜みシリーズは結構お気に入りのシリーズだったり。自分の前世の知識をフルで活用して領地経営するアイリスが格好いいし、やられたら倍返しだ!!!!なところが読んでて面白かったです。双葉はづきさんのイラストも魅力的な点だったり。
薬屋のひとりごとシリーズは今とても人気ですよね。あまりやる気のない猫猫(ただし薬の事になると熱くなる)とイケメン宦官壬氏のコンビが面白い。

あとコバルトの名作である伯妖こと「伯爵と妖精」シリーズを読み始めました。
何冊か購入してるのですが、新刊とかも読みたいしでなかなか進まない・・・

未だに少女小説クラスタさんたちに愛されてるだけあって、ドレスや貴族社会、妖精、フェアリードクター、そして明らか危険なイケメンとワクワクする要素がいっぱい詰まってて読んでてワクワクしてしまいました。あと1巻で2人がくっかないのが良い!何か新鮮だ!!



という事で、追記より読書メーターまとめです。


-- 続きを読む --

Posted on 21:37 [edit]

category: まとめ

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薬屋のひとりごと/日向夏  



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主婦の友社
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大陸の中央に位置するとある大国。その皇帝のおひざ元にその娘はいた。猫猫(マオマオ)、花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があった。そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。存命の二人の御子も重い病と聞いた猫猫は、その原因を調べ始める―。大絶賛されたあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。


しばらく買って積んでたのですが、何気なしに読んでみたら面白かった!別々の事柄のようで実は全部話は繋がっていたという感じで読んでておぉ!となった。

主人公である猫猫は事なかれ主義なんだけど、好奇心旺盛(毒に関して)な為にきらきら宦官である壬氏に目を付けられた故に、後宮のゴタゴタに巻き込まれたりして非常に面倒くさそうなんだけど、何だかんだ毎日充実してそうではある。
毒の知識などで色々解決していくけど、猫猫自身はあくまで推理するだけであくまで傍観者になって後宮を冷静に見ているというのが読んでて面白かったです。あとわざと不美人を装っていたとか(これは元々花街に住んでたからってもあるけど)
あとイケメン壬氏、猫猫に対しては構ってちゃんになってて笑ってしまいましたwそんな壬氏を蔑みの目でみてしまう猫猫(笑)

結局、後宮のゴタゴタに巻き込まれて後宮をクビになってしまった猫猫は借金のせいで妓女にさせられそうになってたところを、壬氏に身請けしてもらって危機一髪(?)だったようだけど、それはそれでまた色々巻き込まれそうだな(笑)

今のところ4巻まで出てるのですねーこれは近いうちに買いそろえなければ!

Posted on 20:51 [edit]

category: ライト文芸

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