ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

恋と悪魔と黙示録 身代わり王子とラプンツェルの花の塔 /糸森 環   

面白すぎて、カップヌードルのCM(あの犬神家をパロってるやつ)の池でヤカン持ってるやつみたいな状態になった(伝わっただろうか 笑)



「ぼくの運命は、あなたなんですから」神魔アガルと契約し“名もなき悪魔”の生態を解明する朔使となったレジナ。魔王マグラシスから彼女を救うために払われた代償は、ヴィネト卿の“命”だった。朔使総帥に保護されたレジナだったが、そこで待っていたのは、意外な人物との再会で―!?人と悪魔、その狭間で揺れるレジナは、恋人となったアガルへの想いを秘めたままある決心をして…


とにかく卿がいなくなってしまったのがつらい・・・・
その現実を受け止めきれないバレクがひたすらヴィネトを探してきゅいきゅい鳴き続けているというのが本当に可哀想で読んでいられなかった。レジナたちも卿が死んでしまった事を受け入れきれてなくて、彼女たちにとってすごく大きな存在だったんだな。
ヴィネトを殺してしまったのはバレクだけど、そのバレクを殺したのもヴィネトで・・・(幻魔の王としてだけど)狂ってしまうよりも、新たな主を迎えるよりも愛した主に殺してもらった方がバレクは幸せだったのかもしれない。残した言葉が「愛しのヴィネト様。大好き」そして「ビスケットも好き」とはにかんで逝ってしまったのがもう言葉にならない・・・・ビスケットも好き(それを作ってくれた、レジナも好き)という事だよね?
今回バレクのエピソードもあったし、神魔と契約主に結構スポットが当たっていたのだけど、神魔にとってどれだけ契約主が唯一無二で絶対な存在なのかを再確認させられました。自分の契約主が一番。

獣の千年王国が始まりそうな中で、相変わらず人間側はゴタゴタしていて完全に積んでいる状態なのだけど、絶望しかない中でも、仲間に「王女」という身分を利用されても人間側であろうとするレジナの姿が良いです。感情はころころ変わるし、人も平気で裏切るんだけど、相手を助けようとする、そんな人間の矛盾してる部分をすごくレジナは愛しているんだなと思いました。
やはり狡猾な兄ラウルには叶わなくて、彼の手のうちに落とされてしまうのだけどカラシャなど上手く利用して状況を好転させとうとするレジナだったのだけど、ラストまさかのリウ様が・・・・という感じでこれどうなるの続き・・・(まさか次巻は千年後?

もうね、、、糸森節というか鬼畜展開が多かったのですが、その中でもアガルの純情っぷりは通常運転でいきなり怪しい恋愛物語をはじめはじめて一人で悶えている姿に何か安心した。ずっとそのままでいて欲しい(笑)
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Posted on 20:07 [edit]

category: アイリス文庫

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チョコレート・ダンディ 〜可愛い恋人にはご用心〜/我鳥 彩子   



チョコレート・ダンディ 〜可愛い恋人にはご用心〜 (コバルト文庫)
我鳥 彩子
集英社 (2016-01-29)
売り上げランキング: 17,415

公爵家の嫡男オスカーは、金と身分が目当ての女達に絶望していた。そんな折、友人のユーディに唆され、小説家志望の少女アデルを匿名で支援するという賭けに乗ってしまった。欲しい物をすべて与えて、アデルが堕落すればオスカーの勝ち。甘えずに夢を叶えたらユーディの勝ち。ところが、贈り物攻撃にまったく興味を示さないアデルに、オスカーは戸惑いながらも興味をひかれてしまい…?女性不信の貴公子×孤児の少女=????


児童文学な少女小説という感じでとても良かったです。何となく読んでて懐かしい気持ちになりました。
あと短編形式なのも個人的には読みやすくて◎カスカベアキラさんのイラストも作品にあってて良かったです~

「あしながおじさん」がモチーフとなっているそうで、とある孤児である少女の夢「学校に通いたい」を叶える事にした公爵家のボンボンのオスカーさん(ただし賭けで)
最初は斜に構えてたチョコレートおじさま(笑)だったんですが、アデルと接している内に彼女の事が気になり始めて必死に気を引こうとする姿に笑ってしまったw何せ超ボンボンなので基本上からでアデルを怒らしてしまうという残念クォリティー

今回この話を読んでいて、ヒロインのアデルの全力で人生を謳歌しているのがとても良いなと思いました。ちょっと「赤毛のアン」の要素も入っているのかな?ところどころアデルが妄想してモフモフするのと、自分が辛い状況になってもこれを小説のネタにしよう!と前向きに物事をとらえるところとか。ただ時には孤児である自分の境遇に悲しくなってしまい一人で泣いてしまうという弱い部分があるというのも親しみが持てて良いなーと(オスカーもそのギャップにやられたんだよ)
あと個人的に印象に残っているのが、アデルの本当の血筋がわかった時のセリフ「わたしが貴族の血を引いているとしても、私自身はかわっていない。それなのに周りの見る目が変わったし、あなた(オスカー)と付き合う事を認められた。そんなの名前だけが大事で人間の中身なんて必要ないみたい」にすごい納得していまった。
ちょっと残念な点というか、オスカーがアデルに恋をしてるのは十二分に伝わってきたのですが(笑)アデルがいつ彼に恋をしたのかがちょっとわかりづらかった事かなー恋よりも夢である小説家になるために頑張る!!と全力で突っ走っていく姿が良かったところなのでもあるけど。

孤児、家柄、隣国での革命などが出てくるのでシリアスな部分もあるんですが、作品的にはラブコメなのでゆったり読めました。
作者さんの持ち味というか、文章に勢いがあるのでサクっと読めるのも良かったです。
将来、アデルは夢を叶えて少女小説化としてデビューし売れっ子作家になるみたいなんですが、オスカーさんは恋人の修羅場明けをレース編みに耽りながら待つようになるそうで、そんな彼の未来に笑ってしまったw

Posted on 20:36 [edit]

category: コバルト文庫

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後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 /はるおか りの   


後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2016-03-01)
売り上げランキング: 2,628

『後宮詞華伝』と同じ世界観!あれから…20年後の物語―。都で腕利きの料理人として働いていた鈴霞は、ひょんなことから皇太子・圭鷹の正妃に迎えられることになって―!?しかし、圭鷹は妻を愛せない。それどころか、誰のことも…。君王となるために周囲から心を閉ざし、自ら育てた奈落芋だけを口にしている“偏食”皇太子を前に鈴霞は!?始まりは、偽りだらけの政略結婚だった…。身代わり花嫁の美味なる食譜が謎を解く、中華後宮恋物語。


前作の「後宮詞華伝」と同じ世界観で20年後の物語だという事で手に取ってみました。前作の感想は結局書かないで終わってしまったのですが、サブキャラたちが良い意味で立っていて面白かったなーと感じた作品です。
あ、ちなみに今回は「食」なヒロインですが、前作は「書」なヒロインです。

メインカップルは庶民でなヒロインが身代わり花嫁となって、人間不信気味だったヒーローである皇太子殿下の胃袋をガッチリつかんでめでたし、めでたし(?)という感じな王道ラブロマンスなんですが、皇家のみなさんがゴタゴタし過ぎててメインよりもそちらの方が気になって仕方がなかったです。前作でも見かけた方がちらほら出てきますが、みなさんもそれなりに、それぞれゴタゴタしてきたようで!自分的に、皇帝と方柔妃(前皇帝の妃)の事が終わってなかった(むしろ始まっていた)のに驚いた!

個人的に読んでて驚いた事は、前作のメインカップルである恵兆王夫妻が出てきていてあまり幸福でなさそうだって事でしょうか・・・一様、皇族の中でもとりわけ仲の良い夫婦との事ですが愛娘を亡くしてしまってそれを引きづって暮らしているようなので(とある皇子が原因で)ちょっと読んでて微妙な気持ちになってしまいましたが(この二人の結末がハッピーエンドだけに)少女小説のめでたし、めでたしのその後を書いているのってすごく珍しいよね、となりました。
そしてやっぱりサブキャラまでしっかり書かれているので、物語がしっかりして面白い。作者さん的にはこの世界観でまだ続けていってくれそうな気もするし(あとがきを読んで)このゴタゴタした皇家の人間模様を読んでいたいな。

Posted on 20:16 [edit]

category: コバルト文庫

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吉原彼岸花プレー感想  

2016年まずは1本目~

吉原彼岸花
吉原彼岸花
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MariaCrown (2015-09-25)


久しぶりの18禁作品ですね。
元々、乙女ゲームは全年齢版の方が主流なのもあって新作自体とても少ないですし(シュチュCDとかはたくさん出てるイメージがあるけど)特に18禁の新作とかは基本様子見派(新規ブランドだとなおさら)なんですが、ずっと応援してる作家さんな葉月エリカさんがシナリオ担当されるという事ですごく気になっていた作品で、評判がよさそうなので思わずポチっとしてしまった作品。
感想などは追記から書くとして、この作品が気に入ったならばライターさんの書いたTL小説でもどうですか的なステマをほんの少し混ぜてみる(読書感想ブログでもあるしね!)葉月さんはシフォン文庫(集英社)で出されている事が多いのですが、個人的には「背徳の恋鎖 (ソーニャ文庫)」をおススメしたい。あとがきでご自身でエロガッパですと名乗っているだけあって(笑)大体の作品が(全部シリーズ読んでるわけでないけど)エロ特盛りではあるんだけど、作品のほの暗さ(メリーバットエンドだし)的にソーニャ文庫の作品をおススメしたい。あとは3月刊にはシフォン文庫(電子レーベルかつ挿絵までカラー)で新作も出ます。TLはだいたい電子化されていると思うので、手にも取りやすいのかな?と。

という事で、余談が長くなりましたが下からプレー感想です。
ネタバレに注意!
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Posted on 15:59 [edit]

category: 他のブランド

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2月読書メーターまとめ  

3月なりましたね・・・!
暦的にはもうそろそろ春だというのに、北海道では記録的大寒波が到来したりして本当に勘弁して下さいよ・・・的な。
もう大雪も寒いのもお腹いっぱい(ゲップ

常日頃、「連休欲しいー」とボヤいていたんですが、まさかのインフルになりまして(半笑)普段はまったく熱の出ない自分が38度代まで出てダルかったのですが、2日ほどで熱が下がり症状も軽めだったので良かった(A型だったし)ただ直りかけが人に移しやすいそうなので、自分の部屋に隔離中(笑)出てくるな!との事。だいぶ調子も戻ってきたので休んでるのは申し訳ないな~と思いつつも、せっかくなのでゆったり過ごしたいと思います!(笑)こんなに休めるなんて今度いつになるかわからないし(たぶんまたインフルにでもならないとないな 笑)という事で、まだまだインフル流行っているようなのでみなさんもお気をつけて!
ちなみに今回初めてインフルにかかったんですよねーずっとかかりにくい体質だと思ってたんですが、来年からはもっと気をつけなければなりませんね・・・特に接客業ですし。

という事で、今月の読書メーターまとめ
すごく読書した感があったのだけど、9冊と冊数的には通常通りでした。今月は好きなシリーズ物の続巻が多かったのもあって、とても充実してました。


階段坂はもうときめき(笑)過ぎて爆発した。
L文庫の2作はどちらもカミカライズが決定したようで!紅霞~の方はプリンセスでの連載なようで、少女漫画風になるんだろうか(たしかに後宮物ではあるけど)

あと新作枠。

空と境界~は2巻目も出てるんですけどね(今、読んでる)笑えるラブコメという感じで期待している作品。1巻の感想は書けてないので、2巻が読み終わったら一緒に書く予定。
異人街~の方は金星特急シリーズの嬉野さんの新作。お兄ちゃんが出てきて私得・・・!これから面白くなる気しかないシリーズです。

さすがに熱があると、読書もできずゲームもできず。ただひたすらアプリゲー(夢100)をポチポチしてたので、せっかく回復してきたしボチボチ趣味方面にも復帰していきたい(せっかくの休みだし!!!!)

という感じで、追記より読書メーターまとめです






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Posted on 11:23 [edit]

category: まとめ

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