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ひとりあそび

気ままに、読んだ本の感想を中心に綴っています

初恋グランギニョル /鮎川 はぎの  

初恋グランギニョル (ルルル文庫)初恋グランギニョル (ルルル文庫)
(2012/07/26)
鮎川 はぎの

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恋愛ゲームの嘘と罠! 乙女の恋は命懸け!

虚構世界の覇者に告ぐ――挑戦的な招待状に誘われて、『ヴィエルジュ・ヘルツ』という謎のゲームに参加した、優雅なる引きこもりお嬢様・遙。ところが始まったのは、参加者同士が不変不滅の愛を証明するというリアル恋愛ゲームで!? 途端に興味を失った遙だが、不覚にも参加者の陰険眼鏡・千早にときめいてしまう! しかし、甘い恋の駆け引きには、残酷な罠が隠されていて……!?
乙女の恋は命懸け! ドキドキのラブミステリー!


結賀さんのイラストは細かく描かれて好きだなー!
今回は千一星教の世界観ではないんだなー。確かデビュー作(ブラッティー・ハニーはまだ読んでませんが)からずっと同じ世界観でしたよね?現代が舞台で少し新鮮でした。

読んでて最初はうーんとなったけど、中盤からぐっと面白くなった!犯人サイドの人物が普通に紛れ込んで暗躍してたり、疑心暗鬼になったり、結果的に登場人物が結果精神破壊した(らしい)りとちょっと展開がルルル文庫らしくないのが物珍しくて良かったと思いました。

ただ主人公カップルは良い感じに纏ったけど、問題が結局解決しないまま終ってしまったのは若干もやっとだったのでこれ続くんですかね?
自分的には少しハードな展開(ルルルにしては)+軽めなミステリーという感じで自分は良かったと思いました。
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Posted on 17:42 [edit]

category: ルルル文庫

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オーダーメイド殺人クラブ/辻村 深月  

オーダーメイド殺人クラブオーダーメイド殺人クラブ
(2011/05/26)
辻村 深月

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中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。



直木賞受賞おめでとう!と言うことで、買って積んでいた本を読んでみました。買ったのは確か1年前ぐらい(笑)
面白かったけど、疲れてる時には読みたくないな(笑)自分まで引きずられて中二病になりそう

すごい中二全開(あとアンと徳川の病みっぷりがすごい)でした。でも自分もきっとあんな感じだったんだろうなーとしみじみ(まぁリア充でないけどね!)
アンや徳川の趣味・趣向、思考は普通に考えたら危ない!と言われちゃうかもしれないけど、誰にでもこんな一面はあると思います。
アンの周りの人間関係は本当にリアルだったなぁと。すこし周りと違うとハブかれるし、いつハブかれるか、いつ自分の番が来るのか・・・・とかね
芹香が自殺未遂をして、アンが周りにハブかれたところは正直読んでてきつかったなー。胃がキリキリ

アンは徳川に殺人をオーダメイドした訳だけど、結局『悲劇』は起こらず2人は少しずつ大人になっていったのは普通に考えれば良かったのかもしれない。
けど、もしかしたら『悲劇』を起こせずにそのまま成長してしまった事が『悲劇』なのかもしれない。だって少年Aにも加害者にもなれなかったんだから。
確かにこの物語は『悲劇』の記憶なのかも。

自分的に徳川の愛情表現(?)にちょっとヒキましたがw(「臨床少女」のモデルの人形をアンに置き換えて長年、例のノートに描いてた事とか)、アンと徳川のその後がどうなったか気になりますね。
全体的に重い内容なんだけど、最後の終り方は爽やかで良かった。青春!青春!
その時はどうしても認められなかった事も認められるようになるんだから、きっと大人になる事もそんな悪くはないはず。

Posted on 11:11 [edit]

category: 一般

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カフェかもめ亭/村山早紀  

カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)
(2011/01/06)
村山早紀

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ようこそ、私のお店へ。とっておきのお茶とともに、不思議なお話などいかがでしょう―あじさいの咲く屋敷で少年が過ごした白昼夢のような時間(「万華鏡の庭」)、学校に行けなくなった少女が晩秋に出会った、「猫の国」の王子様(「ねこしまさんのお話」)など珠玉の八作品を集めた連作短編集。好評シリーズ『コンビニたそがれ堂』の姉妹編。風早の街のカフェの物語



ちょっと最近疲れ気味だったので、癒しを求めて買ったまま積んでいた本を手に取ってみましたー。
どこか不思議なお話なんだけど、でももしかしたらそんな事もあるかもねと思えるのが良いですよね。風早の町もどこかにありそうだし。

自分的に『ねこしまさんのお話』が一番好きだなー、出てくる人たちの優しさにじーんとさせられました。
あと『銀の鏡』は、どうして鏡の中に逃げてしまいたいと願ってしまうほど追い詰められていた事に、なぜ周りが気づいてあげられなかったんだろう・・・。誰かが気づいて行動してあげられてたらと思うとね・・・。もしかするとねこしまさんの主人公の女の子みたいに前に進めたかもしれないのになぁ。
『万華鏡の庭』は自分の小学生の時に体験してそうな話だなぁーと思い、ちょっと小学生の頃を思い出してしみじみしてしまいました。
書き下ろし中篇の番外編『クリスマスの国』では某コンビニが(チラっと)出てきて、思わずニヤリ。

どの話もちょっと切ないけど優しい物語でじんわりきました。ちょっと疲れているそこの貴方にオススメですよ。


さて、次は村山さんのどの物語を読んでみようかなぁー。

Posted on 13:47 [edit]

category: 一般

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月の影 影の海(上)(下)/小野 不由美  



「あなたは私の主、お迎えにまいりました」学校に、ケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿りついたところは、地図にない国。そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、闇から躍りでる異形の獣たちとの戦いだった。「なぜ、あたしをここへ連れてきたの?」陽子を異界へ喚んだのは誰なのか?帰るあてもない陽子の孤独な旅が、いま始まる。(上巻より)


このシリーズ、元はホワイトハート文庫なんだよね。その事実にかなり違和感(いや、何冊か持ってたけど)
一様、ホワイトハート文庫版を読んだ事があるので再読です。

上巻では、陽子の置かれた境遇が過酷過ぎて読んでて辛い・・・!ちょっと前まで普通の女子高生だったのに!
あと陽子が何度も人に騙され、利用されそうに何度もなり、周りには味方もいない敵ばかりな状態で読んでて胃がキリキリしました。
この本を読んで改めて、人間は自分の為なら他人に対して何処までも残酷になれるんだな、と思ったり。この作者さんは人の汚いところを書くのが本当に上手い。

下巻では、陽子がだんだん精神的に成長する姿が良かった。
ある親子や楽俊に出会った事によって、疑心暗鬼になっていた陽子が本当に人を信じる事が出来るようになって良かったなぁと。楽俊マジ心の友!確かに人は汚い生き物かもしれないけど、けしてそれだけではないだよなぁ。
騙され続けたり、妖魔に襲われたりして過酷な旅だったけどきっと陽子にとっては無くてはならない出来事だったと思う。
最後、自分も彼女の治める国を見てみたいなと。きっとこれからも色々苦悩する事もあると思うけど、迷いながらでもちゃんと前に進み過ぎて欲しいなぁと思いました。

Posted on 01:13 [edit]

category: 一般

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英国マザーグース物語 新聞広告には罠がある!? /久賀 理世  

英国マザーグース物語 新聞広告には罠がある!? (英国マザーグース物語シリーズ) (コバルト文庫)英国マザーグース物語 新聞広告には罠がある!? (英国マザーグース物語シリーズ) (コバルト文庫)
(2012/06/01)
久賀 理世

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19世紀末のロンドン―。ある目的のため、セシルは見習い記者として働いている。令嬢という身分を隠し、性別さえも偽る生活だが、仕事上のパートナーであるジュリアンとの仲はとても良好だ。そんな今、ロンドンの街は“怪盗ブラックバード”の話題で持ちきり!鮮やかな手口で貴族の邸宅から宝飾品を盗み、黒い羽根を残して消える大怪盗―。ある日、セシルは怪しい新聞広告に目をとめて…。


今回はなんか事件の真相にしんみり。
一つ、ひとつ別の出来事のようで、実は全部繋がっていて面白かったです。

セシルとジュリアンが良いコンビでした。
セシルはジュリアンを色々と意識してきてるようでニヤニヤ。ジュリアンはもうダダモレですよw

今回セシルに社交界でお友達が出来て良かったな!アメリアさんがサバサバしててなんか好きです。
アメリアの影響を受けて、セシルとソフィももっと自分に自身が持てるようになれば良いな。
今度、セシル、エリザベス、ソフィ、アメリアの女子会を見てみたい・・・・。

あとアッシュフォード家の兄弟は見てて和む。サミーはまじ天使だし。自分的には次兄にもっと活躍して欲しいですw
あ、章始めの記事はサミーが書いた記事だったんですね。

さて、いつジュリアンにバレ(てるんだけどw)るのでしょうか。
続きが楽しみです。

Posted on 12:11 [edit]

category: コバルト文庫

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デ・コスタ家の優雅な獣/喜多 みどり  

デ・コスタ家の優雅な獣 (角川ビーンズ文庫)デ・コスタ家の優雅な獣 (角川ビーンズ文庫)
(2012/06/30)
喜多 みどり

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超内気な少女ロザベラは、天涯孤独の身。思いがけず、名家「デ・コスタ家」に引き取られた彼女は、従兄を名乗る3兄弟、腹黒インテリ系長男エミリオ、無愛想な毒舌家次男ノア、やんちゃな問題児三男ダリオと出会う。なんと彼らの正体は、裏社会を牛耳る一大ファミリー!とまどうロザベラは、一族を存続させるため、3人のうち誰かと結婚して子を産むよう告げられて…!?美しくも危険な獣たちとのラブゲーム、スタート。


ダークな雰囲気な話で面白かった!
カズアキさんのイラストが雰囲気に合ってて良かった。個人的に人物紹介のイラストが好きです。

良いマフィア(某乙女ゲームのような)とかではなく、裏では密輸とか使用禁止な薬を取引して暗躍してるような方のマフィアでがっつり悪でした。
表紙のデ・コスタ家の兄弟達(ノアは割とまとも・・?)は危険思想の持ち主で、主人公を子を産む道具という感じにしか思ってないので恋愛な甘さとかは皆無。最後の方、ちょこっと家族愛ぐらい・・・?
ちなみに主人公のロザベラとデ・コスタ家の兄弟の関係は従兄弟だそうで。で、デ・コスタの異能は母系遺伝なので唯一のデ・コスタの女なロザベラは連れてこられたと。近親婚が盛んな一族なそうなんでたぶん血が濃すぎて、一族の人間が異様に少なくなってしまったようで。
まぁ、何が言いたいかというと中二な設定ということです(笑)

自分的にビクビクしながらも、自分の出来る事を精一杯しながらコツコツ前に進んでいき、ちょっとずつ成長してるロジーの姿が良かった。ぷるぷる震えてるロジーも可愛いかったけど。
デ・コスタの女は強かなでロージーも小さな肉食獣らしい(ノア談)ので、なんかその内、彼女はデ・コスタ家の女帝にでも君臨しそう。

実はノアとは従兄弟ではなく異父兄弟(自分は兄弟では無いと思うけどw)だったみたいでこれから仲の良い兄弟になりそうだったけど、その内この2人対立しそうなんだよね・・・・ノアはファミリーを裏切ってデ・コスタを裏切ってるし、ロジーとの考えが結構違うから(思いっきり悲恋な終り方でデ・コスタの女帝ENDな終り方も読んでみたいけどレーベル的にダメか)
子供を生ませる事以外でもロジーが使えると知った、残りの兄弟たちもこれからどう動いてくるのかも気になる。

うーん、続きが気になる!早く新刊出ないかなぁ。
自分的に非常にオススメです。

Posted on 11:37 [edit]

category: ビーンズ文庫

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首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠/睦月 けい  

首の姫と首なし騎士  追跡者たちの罠 (角川ビーンズ文庫)首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠 (角川ビーンズ文庫)
(2012/06/30)
睦月 けい

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インドア派な末っ子姫シャーロットが、ついに遠出をすることに!腹をくくったのは、次期国王候補と狙いを定めた叔父のウェルズが治める領地を視察し、その資質を見極めるため。見知らぬ領地で、国王選びの難しさに頭を抱えるシャーロットは、背中を押してくれる護衛役、最強騎士アルベルト・ホースマンの存在を強く意識し始める。だが、彼のかつての戦友、最凶騎士“人喰い竜”が城内に侵入して…!?


ついにシャーロットの手が首に・・・!@表紙
自分的に今一押しなシリーズです。

自分的に、マイナス思考なんだけどコツコツ自分の出来る事をやっているシャーロットがかなり好き。巻が進むごとに、ちょっとずつ色々と成長していってるのが良いなーと。読んでて頑張れーとなります。
や、ダダもれシャーロット姫も好きだけどw


今回アルベルトとシャーロットの距離が近づいていてニヤニヤ。ついにアルベルトと名前呼びです。
アルベルトがシャーロットの主であることによって、「首なし騎士」ではなく「ただの男」になってしまっていて、このままだとアルベルトを殺してしまうとガイに指摘されるんですが、自分も確かになぁーとなりました。周りもかなりきな臭くなってるし、アルベルトとシャーロットの関係でひと悶着ありそう。
2人に結構ニヤニヤさせていただいた訳ですが、自分的にセシルさんのリトル・レディに対しての歪んだ感情が好きだったりします(笑)彼は結局、敵なのか、味方なのか。
あとブラコン長兄はもっとブイブイしちゃっていいのよw


謹慎中だった次兄クローヴィスが復帰し、罪悪感から自ら悪役になる事を選んだ訳ですが・・・自分的にその行動が今後裏目に出てしまいそう・・・・。というか、エルマー家にどこまで踊らされてるのか解らないくて恐いです。これからこの家がどのように出てくるのか気になる・・・・。
主要人物も出揃い、物語もどんどん進んで行ってます。色々不穏な雰囲気ですが、続きも楽しみ!

Posted on 11:45 [edit]

category: ビーンズ文庫

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6月の読んだ本  

今月のおすすめ本は4冊。
彩雲国は最後のさいごで少女レーベルから飛び出した!あとビブリアは安定の栞子さんでした。
金星はクライマックス直前です。


もう上半期が終るなんて(ドンッ
今月はあんまり本読めなかったかなーと思ったら、意外と17冊も読んでました。

そういえば、新刊の季節ですね。bk1がリニューアルしてからどうも配達が遅い・・・!前は発売日には届いてたのになぁー。普通に店で買うのと変らない気もするけど、地元は少女小説に弱いので中々欲しいのが揃わない罠・・・。
近くにアニメイトや大型書店があれば良いのに。田舎乙

追記からは読書メーターのまとめです。
-- 続きを読む --

Posted on 13:13 [edit]

category: まとめ

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魔性の子 十二国記/小野 不由美  

魔性の子 十二国記 (新潮文庫)魔性の子 十二国記 (新潮文庫)
(2012/06/27)
小野 不由美

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どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。


十二国記、新装版刊行スタートです。
魔性の子も今回から正式に十二国記シリーズのEpisode0になってますね。
十二国記シリーズは魔性の子を含めて、ホワイトハート文庫版で風の万里~の下巻まで読みました。

高里の周りで起こる怪奇も段々エスカレートしていって恐かった・・・!自分的に集団飛び降り自殺事件が一番ぞっときました。でもやっぱり一番恐ろしいのは、人間の悪意ですよね・・・。あるきっかけで態度をコロっと変えて、徹底的に排除しようとするんだから。なぜ人は異質な物に対してあんなにも残酷になれるんだろう。

あと、どこか自分の本当の居場所に『帰りたい』と感じる事はたぶん誰にでもある事ですよね。そうずっと思ってても、実際はそんな場所はなくずっと、この世界で生きていきなければならないんだから色々辛い。

魔性の子は本編を読んでいるのと、読んでいないとではだいぶ物語の感じ方は違いますよね(本編の知識があると「キを探してる」謎の女や、白い手の正体とかが解ってしまうし)あえて何も知らない状態で読むのも面白かったのかもしれないなーと思ったり。I

この魔性の子と本編がどうリンクしてくるのか気になります。続巻も楽しみ!

Posted on 12:41 [edit]

category: 一般

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