ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

おこぼれ姫と円卓の騎士 クライマックス編/石田リンネ  

ラスト3巻「白魔の逃亡」「反撃の号令」「親王の婚姻」の感想です。
うーん、それぞれ感想を書きたい人生だった(´_ゝ`)


将来自分が女王になることを“知って”いたレティーツィア。だけど、いつ、どんな理由でその日が来るかは知らなかった。王の素質を備えたフリートヘルムを王座に担ぎ上げるべく、軍師ゼノンが引き起こしたクーデターへの反撃の準備は整った。争いが続けば必ず犠牲が出ることを心に刻み、レティは己の元に集った王の専属騎士と王都奪還を目指す!(新王の婚姻)



というか、王になるのはわかっているけどどんな経緯でなるとかはわからないから不安だよね(大切な人がみんな死んでるとか)フリートヘルムの軍師となったゼノンが上手すぎてだな、、!自分たちの騎士は捕まり、自分はメルディ(おそらくレティより弱い)と逃げるしかなく、もしかして自分が王にならなければ、フリートヘルムが王となったほうが争いもなくなり国とっては良いことなどでは・・・と考えたレティでしたが、そんな彼女を信じて戦ってくれている人たちがいるんだと気づき王となることを決心します。あとこの戦いの中で自分のなりたい女王像が固ったのではないかと。
そしてここでレティが王女としてやっていた事に感謝して助けてくれたり、ナパニア国がソレスを通じて力を貸してくれたり、あと自国では騎士や自分たちの弟妹であるコーネリアやレオンハルトもみんなレティだからこそ自らの危険を顧みず力になろうとしたんだと思う。
そしてクーデターを起こしたフリートヘルムも可愛い妹を守る為だったのかもしれない(もう守られる存在ではなかったと気づいたようですが・・・)
あと何気に、アイリーチェのルーツや女伯爵とザイーツの再会とかもありましたね!

このクーデター結果、兄2人も失ってしまったけど(二人とも王族ではなくなったから)特にフリートヘルムを助ける為には茶番でもやって無理やり騎士にでもするしかないよね・・・表舞台ではもう主従関係でしか接することが出来ないとしても(でも望んだ形ではないけど、レティの騎士になる夢がかなった訳で)コルネリア王女ともう兄ではなくなったフリートヘルムのやり取りがまた切なかったです。
そして黒幕のゼノンのあっけない幕引きはまぁなるべくしてなったという感じですね。
人の感情を理解できなかった故に回避できなかったというか。

ラストあたりに(反撃の号令の表紙ではではあんな密着してたのに!)レティに反撃したデュークでしたが、あっさり国と結婚してしまうとは彼女らしい(笑)と言いつつも、しっかり愛人の座に収まったようで(しっかり訓育王という名が送られたらしい)

そして「王達の会議の間」では、レティーツィア女王陛下の姿は見たことないそうで。
女王になってからの、彼女は幸せだからここに来ない、というのがとても良いですよね。
ということで全てを掴み取った女王陛下の物語ラストまで読めて幸せでした!楽しかった!
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Posted on 23:27 [edit]

category: B's LOG/アリス文庫

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腐男子先生!!!!! /瀧 ことは  

腐男子先生!!!!! (ビーズログ文庫アリス)
瀧 ことは
KADOKAWA (2017-06-15)
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ごく普段の腐女子・早乙女朱葉のスペースに同人誌を買いに来たのは、ごく普通の腐男子・桐生和人。ただひとつ、ごく普通と違ったのは、二人は高校の教え子と教師だったのです―。イケメン生物教師の真の姿がもっさり残念メガネ男子かつ同じ沼の狢…だと…!?そう、これは―教え子を神(絵師)と讃えるイケメン腐男子先生と、とある腐女子の物語。こんな先生に教えられたい!?共感しすぎるオタクラブコメ登場!!!!!


結構話題になっていたので手に取ってみました。久しぶりに電子書籍でした。
少女小説読みの方というより、オタ活をされてる方(ラブコメ部分も面白かったが)が読まれた方がそれな!!!!!感があって読んでて面白いかもしれない。
ヒロインである朱葉ちゃんの話し口調が、まじ俺で色な意味で刺さった(笑)

アプリゲーやあと応援上演などタイムリーなネタが多くて草を生やしまくりだったのだけど(あとサンホラ?と思われるネタとか)桐生先生と朱葉との、生徒と先生故にお互い臆病になってしまってるのが読んでてとても焦れったい!
趣味とかガチかぶりで気もあって一緒にいて楽しい相手なのに、(オタクにも色々あるからガッチり趣味が合うって貴重なのさ)二人の関係が邪魔するとかままならんなー朱葉ちゃんが卒業するまでお互い誰とも付き合わないは二人にしたら最良な選択なのかもしれない。卒業したらどうなるかは、先生(チキン)が男気見せなきゃね〜

しかし先生、まじオタクの鏡だよな〜
好きなジャンルにはガンガン課金、転売屋は敵だ・・・!的な感じだし。
自分は完全楽しませてもらう側ですが、同人とかで書かれてる方は先生みたいに純粋に作品を楽しみにしてくれてる人ってとても嬉しい存在なんじゃないのかなーって。

Posted on 16:43 [edit]

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なんちゃってシンデレラ 王宮陰謀編 なんちゃってシンデレラ、はじめました。/汐邑 雛  


夫ナディルの遠征中、アルティリエの侍女リリアが攫われた!一連の事件の鍵を握る人物からの呼び出しだと悟ったアルティリエは、自作の菓子と“夫の手紙”をお守りに「絶対出るな」と言われた王太子宮を抜け出すことに。そんな彼女の前に現れた驚きの人物とは…!?アルティリエ出生の秘密も明らかに!?元お菓子職人転生幼妻の餌付け計画第一章クライマックス!



転生幼妻要素部分を公式は押しているし、絵柄も可愛い感じだけど結構ガッツリ陰謀でめっちゃシリアスなシリーズ。そこが個人的に気に入ってます。
旦那の餌付けは一休み(だいぶ胃袋を掴みつつあるけど)で今回で王宮陰謀編が解決という事で真相がどんどん明かされて行ったので夢中になって読んでしまいました。
誰よりも守られているアルティリエを害することが出来るのは王しか出来ないし、王妃に見せかけて彼が黒幕というのも納得というかそれしかあり得ないか・・・その真実に気づいていた元のアルティリエが心を殺して人形みたいになってしまうのも当然な話でしたね。どうやら、公爵領に帰ってた際の陰謀でやはりアルティリエは一回死んでしまい、今の和泉摩耶が転生した状態とはイコールではないみたいでもう元の人格は戻ってこなさそうなのでオリジナルの方が不憫だなぁと。

エルゼヴェルト公爵家の姫(滅んだ帝国の皇女の血筋で鍵の姫)を守る為に王家があるなど、色々とダーディニア王家の事なども明かされてきたのだけど、家系図とか設定がちょっとややこしくて混乱する(笑)
あとなぜ不幸な結婚とされてたのに、エフィニア王女は皇太子であるナディルではなくエルゼヴェルト公爵家に王は嫁がせなかった理由を知ると(おそらく、エフィニアはエレアノールと王のグラディス四世の子でナディルとは異母兄妹。アルティリエは姪ではなく孫色々腑に落ちるなぁと。愛する人の忘れ形見だけど、憎きエルゼヴェルトでもあるんだから愛憎を抱いちゃうよな・・・。この時点で王は(エピローグでは薨去してしまってる)近々訪れる死期を悟っているのだけど、アルティリエに最後に「おじいさま」と呼ばれて、そしてこの国を滅させないから安心してねの言葉は嬉しかったのではないかな。

立場に縛られて自分の愛を貫けなかった親世代や、消えてしまったアルティリエまでこの二人には幸せになって欲しいものですね。今回、嫁は黒幕と対峙で旦那は遠征だった為ラブ度は薄いですが離れていてもお互いを信頼してるのがいいなぁと。唯一の鍵の姫であるアルティリエにはこれからいろんな事が待ち受けてそうだけど・・・

今回割と綺麗にまとまってはいたんですが、次からは第二章である王都迷宮編も書籍化されるという事で楽しみです。

Posted on 13:00 [edit]

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(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~未来へ続く協奏曲~/夕鷺 かのう   



(仮)花嫁のやんごとなき事情 ~未来へ続く協奏曲~ (ビーズログ文庫)
夕鷺 かのう
KADOKAWA (2017-02-15)
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“仮花嫁”の人気キャラクターたちのその後を描いたスペシャル短編集!フェルとクロウの記念すべき出会い…あの殺伐初夜をやり直し!?だけど勘違いフェルがとんでもない騒動を巻き起こす!!さらに、クロウの兄ジルフォード帝“崩御”の裏に隠された真相が明らかに!?貧乏ド庶民はやがて皇妃となり、夫婦の絆は永遠に続く―涙と笑いのファン必読の1冊です。


とてもよい後日談な短編集でした!ここまで読めてとても幸せだーーーーい!!

フェルの初夜の作法ってなんぞや!?的な安定のドタバタ劇もありつつ、読んでていてじんわりするようなお話がぎゅっと詰まってました。親の愛情に恵まれなかったクロウが、フェルとの間に男女の双子が出来てすごくメロメロになっているのをみて、読者として読んでてとても嬉しくなりました。本当にフェルに幸せにしてもらって(もちろん彼女自身も愛されて幸せそうだけど)良かったねぇ。
ユアン殿下の人生を全うしたら、ずっと残されるパールと共にいると決意したのにもグットさせられてたし、ジルフォード帝の早すぎた死の真相もフォローされてて、彼もやっと国の為ではなく自分と愛する人の為に生きていく事が出来て良かったなぁと。そのために、自分たちは十分自由な恩恵はもらったからと、皇帝と后妃になろうと決意したクロウとフェルの覚悟も尊いし、エルラントをいちばんいい国にしたい、ジルフォードが築いたものを守って、自分たちの子供たちが安心して引き継げるようにしたいという決意もとても二人らしい。あとめっちゃ余談(?)なのだけど、ジル兄上のあの性格が后妃であったお母さま譲りとはw本編には出てこなかったけど(体が弱くて早くに亡くなってしまったらしい)もっとエピソードが読みたかったし、彼女がいたらもっと穏やかな幼少期を送れたのではないかな・・・と(リグレイン妃の花の庭での不思議な体験もあったけど・・・きっと彼女の愛した人だったのかな?)


カバー裏まで幸せいっぱいで大満足だったし、完結後から流れた時間も感じさせつつもみんなそれぞれ人生を謳歌してそうで何よりでした。ここまで読めてとても幸せです。夕鷺さんの新作も楽しみなんだけど、まずはシリーズ完結おめでとうございます!!

Posted on 14:00 [edit]

category: B's LOG/アリス文庫

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なんちゃってシンデレラ 王宮陰謀編 旦那様の専属お菓子係、はじめました。 /汐邑 雛   




夫の胃袋をつかむべく、日々おいしいお菓子を作る12歳の幼妻アルティリエ(中身は33歳)。政略結婚の夫との間には、恋愛感情なんて生まれるはずもないと思っていたのに、彼は案外独占欲が強かったようで!?そんななか、王妃主催のお茶会に招かれたアルティリエは、その席でまたも命を狙われ…!?夫の愛情と共に危険も増量??


読んでみたら結構な王宮陰謀物で個人的には今お気に入りなシリーズの2巻目。
1、2巻と連続刊行だったようでさっそく続き読んでみました。

前世の職業パティシエの技術を駆使して自らお菓子作りをして、そのお菓子や食事(朝食)を通して旦那様である王太子殿下と距離がどんどん縮まっていくのがとても微笑ましかったです(餌付け成功)
王太子殿下、アルティリエのご飯がないと不機嫌になっちゃうとか抱きかかえがデフォとか無意識に幼妻を溺愛してるとか最高か。
この二人、恋愛してる・・・!って感じじゃないんだけど、あぁこの人の事好きだなぁってなってるのがとても良いなと思います。

夫婦の仲は着実に進展しているけど(殿下子供が(あとバカ)嫌いだから、子供らしくない今のアルティリエ(中身33歳)の方が合うというのにちょっと笑ってしまったw)アルティリエの周りは危険度が増すし、周辺国はきな臭い・・・どうやらこれらの事柄が無関係ではなさそうだし、どう決着を付けるのかな。今のアルティリエは自ら過去の事件などを紐解いて、この事件の目的や首謀者に気付いてしまってそうなんだよなぁ。わからないのは読み手だけというか。
あとは父親であるエルゼヴェルト公爵との関係もちょっとずつ改善していってるのも良かったです。家族とはもう思えないけどというのがちょっと寂しいけど。

王太子殿下と同母弟アルフレート殿下やギッティス大司教、アリエノール王女(名前だけだけど)や異母妹であるナディア王女(良い子だったね!)や王妃様たちなどアルティリエに絡む人も増えてきたり、ちょっと謎だった王太子殿下サイドの事が明かされたり(ニンジンが嫌いとか)、現ダーディエ王家の血縁関係など色々と話が広がっていて読んでてわくわくするんですがひとまず「王宮陰謀編」は次とかで完結かな?

ラスト大変なところで終わってるので早く続き読みたい・・・(サイトで読めるけど書籍化されるまで我慢)

Posted on 21:03 [edit]

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