ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました1・2 /永瀬 さらさ  

この手の乙女ゲームに転生して系な話を読むといつも思うんですが、こんなファンタジーでベタベタな乙女ゲーは今ないと思う(笑)強いて言えば、アンジェリークやマイネリーベ(やったことはない)が世界観的に近いのだろうか・・・あとライバルキャラ(悪役令嬢系な)は(プレイヤーにストレスだし)見かけない気もするなー出て来てもヒロイン大好き!を見かける事が多かったかなー(余談でした)



婚約破棄され前世の記憶が甦り、乙女ゲーム世界へ転生したと自覚した令嬢アイリーン。でも前世の記憶は不完全で、破滅フラグが立ったのに、回避方法がわからない。確実なのは、全ての破滅フラグの起点が、ラスボスの魔王クロードだということ。「ではクロード様をわたくしのものにすれば死なないわよね?」かくして魔王の愛を得るために、求婚したり、魔物を助けたり、起業したり…悪役令嬢が狙う、一発逆転ハッピーエンド!?(1巻)


乙女ゲーマー的にも、紫さんが挿絵なのも嬉しいですよね。テンポが良いのでスイスイ読めちゃう気がします。

ポジションは悪役令嬢だけど、素直ではないだけで(しかも高飛車)本当は努力家かつ仲間思いなアイリーンが周りに誤解され過ぎて辛かったけど、本当の仲間内にはちゃんと慕われてて(だって婚約者には手酷く振られるし)安心しました。
こっ酷く振られても、自分の死亡フラグを回避の為に前を突き進むぐらい強い子なのだけどでも婚約解消の事件はトラウマになっててしまっていてセドリック許すまじ・・・!全力で魔王を振り回して、死亡フラグをぶち壊していってラストはリリア陣営に倍返しスッキリしたのですが、恋愛面では魔王に翻弄されているのにニヤニヤ。ゲームの記憶が不完全なので若干手探りで読んでてハラハラしますが、シナリオを捻じ曲げて(?)自らオリジナルルートを作ってしまうアイリーン様が素敵!

2巻ではまさかの続編に突入で、魔王に隠れてミーシャ学園に乗り込むアイリーンですが生徒会に(のちにメンバーが下僕になる)入ったりとバリバリ目立っていて潜入とは・・・?となりました。相変わらずの行動力なアイリーンだけど、その裏では私は役に立てるから捨てないでの裏返しとか辛い。そして魔王であるクロードはアイリーンにメロメロ過ぎてもはやメンヘラで笑ったw(潜入を知った時、城を凍らせたのにはw)ちょっと魔王っぽくなる時もあるけど、なんだかんだで彼女には甘くて花丸!
今作のヒロインを利用して、周りを引っ掻き回して楽しんでいたリリア。彼女も前世の記憶があり、その知識を自分がプレイヤーとして楽しむだけに利用していて周りの人たちはあくまでゲームのキャラクターでしょ?という考えで、アイリーンとは相入れない感じ。リリアは一作目のキャラたちをアイリーンは2作目のキャラ(婚約者は魔王)を仲間に引き入れたみたいだけど、これから本格的にやり合うのだろうか?ゲームの展開とだいぶ離れてるみたいだし、どう決着を付けるのかぜひ続きを読みたいです。
しかし2作目のヒロインであるセレナは色々小物すぎて逆にかわいそうだったな。
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Posted on 17:00 [edit]

category: ビーンズ文庫

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淋しき王は天を堕とす ―千年の、或ル師弟― /守野 伊音  



淋しき王は天を堕とす ―千年の、或ル師弟― (角川ビーンズ文庫)
守野 伊音
KADOKAWA (2017-12-01)
売り上げランキング: 13,915

天人の“師匠”は、敵対する人間の王・ルタに殺された。彼女の最期の願いは、愛してしまったルタの幸せ。しかし千年後、人間・アセビに転生した“師匠”が見たのは、神話として語られ孤独に生きるルタだった。互いに恋しても、種族が、世界が、誤解が、邪魔をして“相手を幸せにできない”と空回る想い。共に在ることが叶わないなら―変えるべきは世界か。



フォロワーさんがいい中二で面白いぞ!と呟いてたのが気になり手に取って見ました。
転生、親の仇、天使とか設定モリモリで大変好きなやつでした。新人さんで(他社で他の作品が書籍化されてるみたいですが)これからの新作が楽しみでならないです。

ストーリーはシリアスなのだけど、会話がコミカルなので結構ラブコメを読んでる感がありました(そして後半の怒号の展開に驚いた)ちょっとテンポが独特なので慣れるまで少し読みづらかったかな。
誰でよりも大好きで大切だったルカに親の仇として討たれ、そして天界まで墜とされても恨まず彼がただ幸せになることだけだけを願いたという究極の師弟愛だと思ったけど、この時の師匠は世界の中心がルカだったんだろうなぁ。ルカしかいらない的な(なので究極に重い)
そして人間のアセビとして転生してみれば、ルカは孤独な王様としてずっと生きていてそれになんてこったい!となり彼に幸せになってもらおうと(ただし自分はお手伝いするだけ)奮闘してたら師匠だとバレて、そこから過去の師弟関係からその先へ進もうとする話でした。周りの面々も二人をくっ付けようと(特に神殿のご老人たちw)悪ノリしてるのが楽しかったです。私も一緒にムーディな曲を奏でたいw

そして二人で幸せになろうとしたら、元天使なアセビを許さない人間神サイドと王派サイドに人間が割れて戦争になり一気に救いのない展開になりラストまでハラハラしました。戦争の10年間からラストまで結構サクサク進んでしまったのが少し残念。元々のルカへの思いに、アセビになってからの周りの人たちからもらった優しさや愛情があったからこそこの残酷な運命び立ち向かうことが出来たのだと思う。
天界や人間に振り回され続けたルカだったけど、ラストは愛した人と優しい人たちと穏やかに暮らせそうでよかった。

この1冊にぎゅっと展開が詰め込まれてて面白かったけど、もう少し巻数多めで色々もっと読みたかったかなと個人的に。

Posted on 22:53 [edit]

category: ビーンズ文庫

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竜宮輝夜記 時めきたるは、月の竜王/糸森 環  



竜宮輝夜記 時めきたるは、月の竜王【電子特典付き】 (角川ビーンズ文庫)
KADOKAWA / 角川書店 (2017-11-01)
売り上げランキング: 6,858

神竜が禍神から国を護る『右記ノ國』。竜の姿で猛り、人の姿ではこの上なく美しい神竜の世話係は、栄誉だが過酷で、人々は選ばれることに怯えている。だが、新しく召し上げられた紗良は違った。彼女は黒竜・由衣王ら四竜の側にはべり、彼らの悲しみや不器用な気遣い―その心を知り、ある願いを抱く。「つむじ曲がりな心優しい竜の君、あなたのそばで、生きたい」運命の少女と孤独な竜が織りなす、和風ファンタジー恋絵巻!


姉妹同然に育った大切な友達の身代わりに過酷だと言われている竜の世話役についた紗良。
天上人には生まれから侮られて嫌がらせをされたり、従えるべき竜たちは辛くあたってくる。そん中でも自分を育ててくれた村人の為に、出来るだけ長く勤めあげて見せようと明るく前向きに頑張ろうとする姿にとてもいい子や・・・となりました。あと屋敷にいる式神たちが賑やかで楽しいw

接する内に竜たちの不器用な優しさに気づいてほだされていくんですが、実は紗良にキツくあたってるのは地上に帰してやる為で内心入水するぐらい傷ついていたり、やたら自分の肉を食べたさせようとしたり(細いからw)本当は人間が大好きで構われたい!という感じでヒーローたち可愛すぎかよ。セリフもひねくれーという感じでもう!可愛い!しかなかった(語彙力不在)

最終的に自分の仲間たちといる事よりも、竜たちと生きる事を選び本当の「斎花」となった紗良。
彼女がどう竜たちに寄り添って生きていくのかなと続きが楽しみです。あと姉妹同然であった紗和子のセリフ、「心のままに生きるのよ!」「あんたが幸せで、わたしもここで幸せになる。それでいいんだわ!」が色々な思いが込められていると思うとじんわりしてしまいました。さよならだけど、お互い幸せになろうね!的な。
シリアスなようで主人公と竜たちの恋愛騒動記になるそうなので、ひたすらニヤニヤしながら読めそうですね。

Posted on 21:24 [edit]

category: ビーンズ文庫

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身代わり伯爵と終幕の続き/清家 未森  

身代わり伯爵と終幕の続き (角川ビーンズ文庫)
清家 未森
KADOKAWA (2017-05-01)
売り上げランキング: 271

大公夫婦に第三子誕生!…そのとき何が起きたのか?(「身代わり伯爵と終幕の続き」)、変人揃いの女官見習いたちが、若手騎士との集団お見合いを実施!?(「令嬢たちのお見合い大作戦」)、華麗なる恋愛遍歴を持つ第五師団長・ジャック。ついに彼に恋の女神が振り向く―か?(「身代わり伯爵と忘れじの恋の約束」)他、リヒャルトとフレッドの出会いを描いた非売品小冊子掲載の中編も収録!幸せいっぱいの短編集!!


表紙が幸せいっぱい・・・・!ミレーユの表情がすごく大公妃だし、母って感じで感動・・・・!
(今回ちょっと扉絵のみで挿絵がないのが少し残念でした。)

前半は全員サービスとかの小冊子などからの再録で、リヒャルトとフレッドが親友になるまでの話で読んでてエドパパやラドフォード男爵という存在がいて良かったなぁとしみじみ・・・いづれシアランを取り戻すというリヒャルトの決意にグッとさせたれる短編でした。

メインはシアラン編の面々たちの話で、大公妃の愉快なお友達たちの令嬢のお見合い大作戦で(ルドヴィックとシーカ様がついに・・・!ただ契約結婚的なノリだったけっど 笑)それぞれ個性が爆発したり、ついに団長にも可愛いお嫁さんが・・!というかあんなロマンチックなエピソードあったんだ(失礼)
合間に挟まれるシアラン大公夫妻の幸せっぷりのエピソード、そして本編最終章の続きでは3人目は男女の双子ちゃんも生まれて、ミレーユやリヒトくんルクスくんたちと一緒に賑やかにそして幸福そうに暮らしていて本当に良かったね・・・・と。

欲を言えば、アルテマリスの面々のお話も見たかったけどここまで読めて良かったです。身代わりシリーズの面々と会えなくなるのは寂しいですが、とても楽しませてもらいました!完結〜後日談まで読めて幸せだ。
(清家さん体調を崩されていたとの事なので、是非ともご自愛してください・・・健康第一なので)

Posted on 13:00 [edit]

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令嬢鑑定士と画廊の悪魔 永遠の恋を描く者たち/糸森 環  

(ブログに感想上げるの久しぶり過ぎてる)

今回も宵マチさんのイラストが素敵・・・!
令嬢鑑定士と画廊の悪魔 永遠の恋を描く者たち (角川ビーンズ文庫)
糸森 環
KADOKAWA (2017-04-01)
売り上げランキング: 3,999



「ジョンと一緒に引きこもれなければ、私の心を殺すに等しい」「…自分が何を言っているかわかっていないでしょう」悪魔のジョンが前契約者殺しの容疑で、教会に拘束された。今の契約者・リズは容疑を晴らすため、真犯人の悪魔が棲む絵画を追うことに。ジョンは処刑させない。私の悪魔だもの―事件を通し、彼女は“自分がジョンをどう思っているか”自覚していき…!?鈍感令嬢と毒舌悪魔のラブファンタジー!


悪魔なはずなのにすごく世話焼きなジョン・スミス。ジョンがお嬢様を翻弄してるようで、結構リズが彼を振り回したり無自覚に口説き文句を言ってたりするのにニヤニヤ。
個人的に、リズの中で旦那の優先順位は階段5階分で、ジョンは2階分。でも私の部屋は2階にあるからのセリフ(無自覚)がすごくお気に入り!

今回も意気揚々と母親のヴィルマがリズの旦那候補を教会に探しに行くんだけど、教会は愛を教える場所なのよ!未来の夫を探すのにこれほどふさわしい場所はない!とぎらつくお母さまが好きwそういう打算的な愛を教えたかんじゃない、と神も白目を向きそうだという地でのツッコミにも笑ってしまったw
あと放浪癖のある兄ダニエルも出てくるのだけど、リズ溺愛な言動に加え美形なポッチャリ(?)さんでインパクトが凄かったです。個性的なミルトン家なんだけど、ヴィルマを含めみんなリズを愛してるというのがすごく伝わってきて読んでてほっこりさせられました。冷たい人間のかなと思っていた父親の伯爵も子供たちが書いた絵を肌身離さず持ってるようだし。

黒い羽根に塗料ぶっかけ(雑)ジョンは悪魔ではなく天使ですからァで色々解決したのは笑ったw教会とかが出てくる作品だけど、割と出てくる人たちが俗っぽいのが気に入ってます。ジョンの全契約者殺しの悪魔も捕まえたし、かなり綺麗に纏まっているので(あまり話を広げないで、コンパクトにまとめたのかな感はある)これで完結なのかもしれませんね(公式、あとがきでも明記はないけど)もっとリズがジョンに世話されてるのを見たかったし、長く続いて欲しかったシリーズなので残念です。

ラストのジョンの正体に気づいてたはずなのに、あなたを生かしてくれるしあなたが恋した相手だからと二人の仲を認めて愛娘の幸せを願うヴィルマの姿にグッとさせられました・・・・悪魔から奪い返したいけど、それをしたらあなたをあなたを永遠につれさるというんですもの、か。やっぱり糸森さんのセリフというか文章って好きだなぁ。
本編読んでから、改めて表紙イラストを見たらこれはこれは二人の結婚式だったのかな?と。

Posted on 16:35 [edit]

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