ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

花嫁が囚われる童話 桜桃の花嫁の契約書/長尾 彩子  

花嫁が囚われる童話 桜桃の花嫁の契約書 (コバルト文庫)
長尾 彩子
集英社 (2017-06-30)
売り上げランキング: 27,823

生まれつき病弱な王女リースヒェンは魔女と同じ髪色と目の色のため、父王から疎まれていた。そして、異母弟が原因不明の病に倒れると『忌み子』に認定され、王太子を呪った咎で処刑が決まる。だが、処刑まで幽閉されたリースヒェンを、主治医かつ婚約者のエレンフリートが迎えに来る。いつも優しかった彼は「貴女の『粛清権』を買った」と冷たく微笑み、彼女を辺境の城へ連れ去るが…?呪いと香りが誘う倒錯ラブ。


ヒロインがヒーローにじっとり溺愛されるシリーズ。童話(メルヒェン)シリーズも4作目かつ初めてのブログでの感想(多分)

おそらくシリーズで一番古い物語で、共通で登場してくる白猫の精霊クラウディアさんの正体も明かされます。
今回のヒロインであるリースヒェンの生まれてくることの出来なかった双子の兄で、リースと離れたくなかった為に精霊と契約したシスコン(過激派)クラウディアさん、後世にもいるので最愛の妹の最期を見守ったのかなと思うと少し切ないですね。

今回のヒーローのエレンもじっとりヒロインを溺愛していて、金に汚いのは「リースを女王のように着飾らせ、上等な砂糖菓子を与え、彼女の部屋を花や宝石で埋め尽くし、そして私が彼女にひれ伏すためだ」だそうwこれは怪しい薬です!と言いながら砂糖菓子を口に突っ込んでくるし平和かw
おそらく彼女を手に入れる為に、わざと手術痕を残した疑惑があるのでなかなか危険な男でした。しかも有名な悪の精霊も嫌がるほど狡猾wヒロインは良くも悪くも聖女系な感じだったんですが、ひたすら守られて溺愛されてたのでまぁそれはそれで良い。

ラスト、リースの親友で王太子の婚約者だったリーゼやその従者のカイは今回の黒幕だったけど、ちゃんと救済されてよかったなぁと。リーゼとか普通に良い子だったので・・・結構メインカップルよりも、こちらのカップルの行く末が気になってしまいました(笑)何せ、恋した相手は復讐相手の娘だった訳だし・・・

ということで、このシリーズは様々なじっとり系男子にヒロインが溺愛されるという感じで糖分摂取にもってこいなシリーズなのでオススメです!安心な読み切り仕様ですよ〜

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Posted on 15:01 [edit]

category: コバルト文庫

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錬金術師は終わらぬ夢をみる ~ゆがみの王国のセラフィーヌ~/一原 みう   

錬金術師は終わらぬ夢をみる ~ゆがみの王国のセラフィーヌ~ (コバルト文庫)
一原 みう
集英社 (2017-06-30)
売り上げランキング: 81,624


セラフィーヌはいつも繰り返し同じ夢を見る。一つ目はヴェルサイユ宮殿の夢、二つ目は雪山で逃亡している夢、三つ目はR女子修道院の夢…そしてある朝目覚めると、そこには美貌の錬金術師・カリオストロ伯爵と助手のアレクサンドルがいた。セラフィーヌは記憶を失っており、自分が何者なのか分からぬまま伯爵の手伝いを始めるのだが、次第に錬金術師的な才覚を発揮するようになって…!?



個人的にとても応援している一原さんの新作です。待ってました!!ということで楽しみにしてました。
フランスのルイ14世統治下(って表現していいものか)が舞台で、史実の出来事を絡めつつ錬金術や時間移動などちょっと少しファンタジーな要素もありとても作者さんらしい作品でとても読み応えがありました。
当時のフランス貴族の生活とかも結構リアルに書かれていて、頭に粉を降ってかつらを被るのが貴族の常識〜的な感じで、セレフィーヌがやだ!頭に蛆が湧くじゃない!となっててうわw汚ってなりました(笑)あと水汚いのだめ、絶対。

ルイ14世からとある女性に連れられてヴェルサイユから逃げる記憶、R女子修道院で仲間との生活記憶、そして次に目覚めたらカリオストロ伯爵とその助手がいてセラフィーヌ自身は記憶を失っているという感じで(自分の中にある小さな箱に忘れてはいけない事を入れると絶対忘れない)、彼女自身が何者なのかとても謎。あと錬金術師の人生が書かれているという「ミシェルの書」の存在とか・・・・
伯爵の元では自分の持っている錬金術の知識を使って自分の価値を上げようとする結構前向きな感じでした。

この1冊だけでは、いろいろ消化不良なので(一原さん曰く、ラストまでの構想はちゃんと決まってるので書きたいと思ってくれてるという事!)ぜひ続きでセラフィーヌ自身の事やあの時、R女子修道院ではあの時何があったのか(エミリーはシャトレ侯爵夫人となってたけど、他の面々は?)、ゆがみの王国とは?(修道院では「ゆがみ」とは愛人の子やいわくつきの子という意味合いらしい)そして伯爵との恋愛(予言では悲恋っぽい?)も読みたいなぁと。ただ錬金術師は恋愛をしてはいけない、子を作ってはいけないという掟(セラフィーヌの両親はその掟を破った)があるので・・・

(読者の声ってとても大きいらしいので、自分なりの応援って事でブログに感想書いてみました。物語のラストまで読めますように!)

Posted on 20:52 [edit]

category: コバルト文庫

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ただいま神サマ募集中っ!/香月せりか  

電子書籍ストアで見つけて思わずポチっとしてしまいました、懐かしい・・・・!当時たまたま表紙が目に入ってのを買って、読んだらいいお話だったなーと今でも自分に引っ掛かってる作品です。そしてそれかが香月さんとの出会いでもあります(今は葉月さん名義の方が多いけども)
この作品2009年ですって、学生でしたよね当時は(白目)
電子に弱い(と自分は思っている)コバルトさんも少しずつ昔の作品も電子化してるようなのでその調子で頑張って!


神様を見ることができる女子高生・七緒の家は、それなりに歴史のある水浪神社。しかし祭神のミズローが働かないせいで、参拝客も激減。うっかり増えた借金のために、立ち退きを迫られていた。そこへ突然現れたのは、ミズローとそっくりなのになぜか美形に見えるもう一人の神様。彼は「何でも望みを叶えてやる」と、たちどころに借金問題を解決、その上で、七緒と結婚したいと言いだして…。



一様ラブコメものらしいですが、個人的には家族愛な感じで恋愛色は弱いのかな?と
現代物だし

祭神が働いてくれないので神社が流行らない、うっかり増えた借金のせいで立ち退きを迫られたり毎日モヤシご飯という結構ギリギリヒロインな七緒ちゃん(お父さんコンビニのアルバイト行ってるし)とそしてあまりにも働かないので物語の早いうちにクビにされるニート神のミズローの掛け合いがコミカルでとても楽しかったです。デート行こうぜ!といってデパートの屋上のパンダの乗り物に乗せに行ってくてたり(お金がないので自販機の下から100円拾ってくる)ドヤ顔でチョコボールの銀のエンジェル的なのをプレゼントしてくるので高校生な七緒ははぁ?という感じになってたけど、きっとミズローにしたらいつまでも可愛い子供みたいなものかもしれない。

ミズローの本体(?)のクローが出てきてスパーンと500万円返済してくれて(ただしあまね様のへそくりだった)彼に口説かれたり高天原に攫われたり、あまねさまが大活躍してたりと盛りだくさんだったのだけどページ数がそんなにないのでサクサク進んでしまうのが少し物足りなかったかな。
実はミズローの力がないのはちゃんと理由があるのだけど、彼の行動理由は全部七緒を守るためというのにぐっとさせられました。
あのデートプランも小さいころの七緒が好きだったから(当時はお賽銭の100円)銀のエンジェルもおもちゃを七緒が欲しがったからなんだよね、、

ラストはミズローも力を取り戻し神社も盛り返してきて(ただしあまねさまに返済中)めでたし、めでたしなのだけどもう少しこのシリーズを読んでいたかったなぁと(この1冊で終わってしまったので)この後、七緒とミズローで花束を持ってお母さんのお墓参りに行ったのかな・・・?

Posted on 21:07 [edit]

category: コバルト文庫

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後宮陶華伝 首斬り台の花嫁は謎秘めし器を愛す/はるおか りの   

\ 全然更新出来てなかったやつ ~/

後宮陶華伝 首斬り台の花嫁は謎秘めし器を愛す (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2016-11-01)
売り上げランキング: 35,224

帝国の三人いる公主のうち、今まで一度も縁談が来たことのない長女・鳳姫を見初めたのは、野蛮な国と名高い鬼淵国の若き王・神狼。周囲が同情を寄せるなか、鳳姫は父王の命令ならば従います、と覚悟を決めていた。というのも、鳳姫は母妃の不実によって生を受けたにもかかわらず、父王の慈悲により真公主として育てられた負い目があったから…。そんな鳳姫が見つけた、真実の愛とは!?


後宮シリーズも第4作目で今回は「陶磁器」というテーマだそうで、作中陶磁器を絡めたエピソードや蘊蓄などが結構多いのですが、そこから辺の知識がまったくない自分には読みづらくてちょっと辛かったり・・・

今回のヒロインは不器用でも自分なりに精いっぱい頑張る子でとても好感が持てました。初めは不義の子である自分が公主として育ててもらった恩に報いるために鬼淵国に嫁ぎますという感じだったのが、神狼と出会って接していく内に恋をして自ら望んで行くんだという感じになっていくのでとても爽やかな結末だったなと。ラストでは偽公主だという事を引け目に思ってた鳳姫が、真公主よりも公主らしくあろうと思えるようになったのも良かった。このカップルのエピソードとしては、個人的に鬼淵語で「あなたなら必ず上手くいきます」と伝えたかったのに、この豚野郎!とかくそったれ!とか汚い言葉になってたのには笑った(発音が難しいらしい 笑)その後に「愛しています」も「あなたを殺してしまいたいわ」になってしまったようだけどこれは、これで萌える。

メインカップルは政略から始まる恋という感じの王道で良かった、まぁ周りがまた愛憎渦巻く感じでドロっとしてはいるんだけど読みごたえはあって面白いんだよね~(甘すぎず苦すぎず)まぁ神狼の元王妃は結構(悪い意味で)したたかな女性だったんじゃないかな、彼はちょっと妄信してたようだけど。あと1作目に出てた大叔母である翡翠長公主のエピソードも(和藩公主繋がりで)語られてましたがめっちゃ悲恋でしたね・・・・

相変わらず、今上帝は宋皇后だけを寵愛してるようなので(ただ公主たちは溺愛しているらしい)今の後宮は不幸ですよね、どんなに寵愛を望んでも見向きはされないんだから(公子か公主を産んでまぁ上位の妃でいれればいいぐらい割り切れれば良いけど)向麗妃も甘明儀も後宮のせいで不幸にされたようなものだろうし。

そんなこんなで皇太子である遊宵も(血は繋がらないといっても)姉に恋心を抱くと言う難儀な恋をしてしまっていた訳ですが、最初執着が爆発しそうでビクビクしだけど、自分が神狼には叶わないと気付いてからは、鳳姫に思いを伝えて失恋した後は二人の婚姻を弟として応援してる姿がちょっと切なかったり。

いう感じでキャラ立ちしているサブキャラが多いので、もう少し後宮シリーズ続かんじなのかな?

Posted on 21:55 [edit]

category: コバルト文庫

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若奥様、ときどき魔法使い。/白川 紺子   

オビで気付かなかったけど、クマのマルコも一緒にいたんだね!可愛い~

若奥様、ときどき魔法使い。 (コバルト文庫)
白川 紺子
集英社 (2016-09-01)
売り上げランキング: 137,904

魔女が玉座に座り、貴族は魔法使いであるオムニア王国。優秀な魔法使いであるバイオレット伯爵レンの妻ローズは、たまにしか魔法が使えない落ちこぼれ魔法使い。王国では、春を呼ぶ魔女―春荒れの魔女―が現れず、冬の精霊があちこちで悪さを働いていた。しかも魔法使いたちが氷漬けにされるという事件も発生。そんな折、女王はローズこそが春荒れの魔女だと言い、拘束しようとして!?



魔法が使えたり、出てくるスイーツの描写も美味しそうだし(ただ私には甘過ぎるかも 笑)すごくキラキラとした世界観にとても癒されました。ひたすら旦那様に溺愛され続けるので、とても糖度も高くて少女小説的にも満足!お互いしか見えてない感じで本当にごちそうさまでした。個人的に、旦那さまの嬉しいと花を咲かせてしまう魔法がとても可愛くて一番お気に入りです。その花をリボンで結んで妻にプレゼントしてるとかきゅん()

魔法使いとしては落ちこぼれなローズだったけど、それでも魔法で人の役に立ちたいんだ!と前向きなところがとても好感がもてたし、最後はトラウマを乗り越えて「春荒れの魔女」になれたのはとても読んでて嬉しくなりました。あとローズが生まれ持っていた魔法は春荒れの魔女として必要なものだったり、すべてにちゃんと理由があったのも良かった!あとやたらお婆ちゃんたちが活躍してて格好良かったです。普段は冷静なのだけど、妻の事になると雷飛ばしたりしちゃう旦那さまも大変GJでした。

他にも、夫婦の馴れ初めの話や親友のリナがヒロインな書き下ろしも載っててとても満足な1冊でした。
レンとローズは情熱的な恋愛をした訳ではないけどとても二人らしくてにっこり。二人の結婚を認めさせる為に、レンのとった行動が結構大胆でニヤニヤしてしまいました。ツンデレ令嬢なリナもやっと素直になれて良かったね!

最近、白川さんはコバルトやオレンジで大活躍ですね~!
今月でた銀灯師シリーズも読むのが楽しみです。

Posted on 22:27 [edit]

category: コバルト文庫

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