ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

カスミとオボロ 春宵に鬼は妖しく微笑む/丸木 文華  

個人的に爽やかな(ライト文芸だけに)表紙が多いイメージなので、カスミとオボロの表紙は独特の雰囲気があっていい意味で目をひくと思ったり。
カスミとオボロ 春宵に鬼は妖しく微笑む (集英社オレンジ文庫)
丸木 文華
集英社 (2017-07-20)
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時は大正。
妖力を持つ一族に生まれた華族令嬢の香澄は、古の鬼神悪路王を蘇らせ、朧と名付けて使役鬼としている。
ある時、同級生の初江に誘われてチャリネ(サーカス)を見に行った二人は、不思議な術を使う男・花月と出会う。自我を失くしたように花月に付き従うチャリネの踊り子たち。さらに初江も花月に心を奪われて…。
人の心に巣食う鬼たちのあやかし事件簿。



一般向けだけど割と鬼が出てくるので、人間の欲とかにスポットが当たっていてじっとりしてるシリーズ2巻目!続編が出てとても嬉しいです!

今回は「恋」がテーマでそれに夢中になって恋に狂っていくという感じでした。
天狗の花月に恋した、同級生の初江さんの末路は悲惨なんだけど、綺麗なお人形にされても本人にしたら幸せな結末なんだろうなぁ。綺麗な可愛い人たちの内の一人としてしか見られなくても、ブサイク親父(香澄が喜ぶほどブサイク 笑)と結婚するより幸せなのかもしれない。
今回は香澄に婚約者ができたけど、早々に退場(悪路王の影響で鬼に近づいてる香澄の鬼気に当てられて)してしまうんですが一目で気に入ってストーカーしてたのには若干香澄と一緒に引いてしまいましたw

相変わらず、朧こと悪路王は香澄の前では可愛子ぶりっ子をしてるようで・・・・天狗である花月との化かし合い(?)では本性がはみ出てましたけど、使役されてるようで本当は可愛い香澄のお遊びに付き合ってるだけなんでしょうね・・・徐々に香澄を鬼化させて、虎視眈眈と香澄を狙ってるようでその執着に彼女はその内気づくのかな?
あと今後、鈴鹿御前だった記憶が蘇ったりするの?とか香澄が転生されてるなら田村麻呂はどうなの?ってなったので3巻もお待ちしています。
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Posted on 14:12 [edit]

category: ライト文芸

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紅霞後宮物語 第六幕/雪村花菜   

(すっかりブログを放置してしまいました。リアル方面な趣味の大きなイベントも終了したので、ぼちぼち平子に戻りたいと思います。積み本も大変なことに〜読まねば!)

紅霞後宮物語 第六幕 (富士見L文庫)
雪村花菜
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康国との戦を決意した文林。行軍元帥に選ばれたのは、cだった。「皇后を」という声は上がらず、そのことに少なからず安堵した文林は、小玉に手柄をあげさせたい反面、死地に向かわせることに躊躇いを感じている自分に気付いてしまう。一方の小玉も、文林に対して感じた溝が埋められず、ざわつく心を持て余していた。さらに開戦を契機に、朝廷では皇太子問題が議題にのぼる。長男の鳳か、小玉を養母に持つ三男の鴻か。皇后としての小玉を守るため、文林は決断を下す―!



ページ数はそんな多くないと思うのだけど、内容は濃厚で毎回読み応えがあるシリーズですな。

前回、小玉の流産事件で夫婦間の溝が深まってしまった二人だったけど康国との大きな対戦を控えた緊迫した状況もあるし、王太妃や明彗、樹華たち色々な夫婦の形を見たからか、小玉がちゃんと感情をぶつけられたのはとても良かった。まぁ以前、色々拗れたままの面倒な夫婦なのですけどね。

ついに文林が望んだ、皇后としての小玉の出陣なのだけど男として彼女を守りたくなってきていて、小玉も彼に執着しているしお互い心情に変化が出てきたのかな??ついに開戦という事も(古参の班将軍も戦死しまったし・・・)あるし、いろんな方面に動き出しそうで続きが楽しみです。あと結構、沈太監と小玉の関係が好きなのでそこらへん(?)も楽しみですw

表紙に鴻が登場ですが、愛情を与えられて育ってきた子とそうではない子(鳳)やはり後者の方はどこか歪んでしまっててちょっと読んでて憂鬱になりました。今ままでおばかで済んでて司馬淑妃もついに・・・という感じなので、後宮関係もごたつきそうな予感・・・・あとついに甥っ子の丙が登場しましたが、だいぶ小玉よりな性質なんだねw

あとがきで色々と宸という国について掘り下げられてて(歴史的に)とても興味深かったです。他の時代の話とか読めたら面白そうですよね。

Posted on 16:14 [edit]

category: ライト文芸

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浅草鬼嫁日記 二 あやかし夫婦は青春を謳歌する。/友麻碧  

浅草鬼嫁日記 二 あやかし夫婦は青春を謳歌する。 (富士見L文庫)
KADOKAWA / 富士見書房 (2017-05-15)
売り上げランキング: 3,194

人とあやかしが共に棲まう町、浅草で。鬼の姫“茨木童子”だった前世の記憶を持つ茨木真紀は、持ち前の面倒見の良さから、あやかしたちの起こす厄介ごとを解決する日々を送っている。先日も鎌倉妖怪とのいざこざを調停し、ますます人(?)望を集めていた。そんな真紀も普段は女子高生。夏は花火大会に山遊び、学園祭とイベントが目白押し。かつての夫で元“酒呑童子”の同級生・天酒馨たちも巻き込んで、やり直し人生の今しかない時を謳歌する!だがそこへ、彼女の前世を知った陰陽局の面々も現れて…?


ちょいちょい出てくる手毬カッパの態度が「あー。」と態度悪くて笑った。

ついに薫が真紀ちゃんのアパートに越してきたのだけどめっちゃ今更感。あとツグミもペンギンに化けてマスコット感が増してさらに賑やかに(名前はおもち)今回も薫くんは真紀ちゃんのためにバイト励んでいてほんと理想の旦那様だわ(真紀ちゃんに赤いビキニ(ノットスクール水着)をプレゼントしたのは年相応だなと思った笑)
夏が舞台で川でキャンプ、あとは学園祭(生徒として神様混じってたのはさすが)と女子高生として薫や由理と今生を満喫し尽くしていて、運動部を文化部が負かしたのは読んでてスッキリしました!
あとはやはり前世絡みになるとどこか切なくなりますね。今回真紀ちゃんの親の命日があったんだけど、大好きだった両親は前世で自分たちを滅ぼした人間でもあるし自分たちも今生では人間だし複雑だろうな。あと両親が亡くなった事故が起こったのには自分自身も関係してたのは仕方がなかったとはいえ辛いよね。

今回、真紀の両親の事故やミカの事件で茨城童子の眷属であったリンが絡んでたり、ラスト3人を滅ぼした安倍晴明の登場などとても続きが気になる!薫も只者じゃないというか(由理も)それぞれ酒呑童子と鵺だったて目をつけられたよなぁ、きっと。
あと津場木家は術師の名門らしく、茜ちゃんのお祖父さんは現当主の弟だそう。津場木家は呪われているそうで、その原因は史郎さんだって!本当に厄介さんだったんだ(かくりよも読まなきゃ・・・)

Posted on 15:00 [edit]

category: ライト文芸

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紅霞後宮物語 第五幕/雪村花菜   

紅霞後宮物語 第五幕 (富士見L文庫)
雪村花菜
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湖西の騒動は収まったものの、事後処理に追われる文林。隣国も怪しい動きを見せるなど、悩みは尽きない。そんな疲れを癒やしてくれるのは、帳簿と不本意ながら小玉…と思ったら、「娘子の貞節に問題あり」!?突如持ち上がった小玉の不義疑惑。紅霞宮を巻き込み蠢く陰謀―文林にないがしろにされた司馬淑妃の父親・司馬尚書の謀略か。それとも…。推移を冷静に見つめる小玉は、ある夜文林のもとを訪れる。そして二人の関係にも変化が―。それぞれが出した答えとは!?


明慧の死をなんとなく受け入れる事ができたり、梅花が衰えてきたり、皇子がどんどんおしゃべりになってきたり・・・と作品の時の流れを読んでて感じる作品だなぁと。

お互い確かに大事な存在なのに、色々かみ合わなくて本当にもどかしい夫婦だなぁと・・・まぁこの二人の関係は特殊なんだけど。
今回の小玉のお腹の子供が流れてしまった事でまた2人の距離が離れてしまったようだし、これからどうなるんだろう。
文林は割とサイテーだが、小玉との子は欲しそうだったので可愛いな~と思ったのですが、流れてしまったかもしれない後にかけた言葉が産まれてたらお前の地位を固めてくれたのに、でやっぱゲスだなと思いました(笑)やっぱ彼は皇后である小玉に執着してるだけなのかなぁ・・・・文林に恋をし始めていた小玉もその気持ちを手放してしまったようだし。

今回、後宮にまさかの王太妃の娘が馮貴妃として入内してきて(小玉に心酔してる)さらに賑やかになってきた(?)し、政敵の司馬淑妃はもはや浅さか過ぎて憎めない、皇后派である李昭儀と薄充儀も我が道行っちゃってるしなwでも皇后もはじめキャラが濃いからあまり気にならないけど、結構上級妃が死んでるしそれなりにドロドロだよな。

まさかの湖西の金母の子や孫が政治の中枢や後宮に入り込んでるとは思わなかったし(自分の流した子を利用して、孫修儀を揺さぶりにかける小玉は恐かった)ついに隣国と開戦との事なので話が大きく動き出しそうですね。
開戦の理由に、謝賢妃を殺された事を使うみたいだし(小玉は2人の間にあった事を知らなかったはずだし)さらに関係がこじれそうだなぁ。

Posted on 18:40 [edit]

category: ライト文芸

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 導きのラピスラズリ/辻村 七子   

(お久しぶりです・・・・もう最近忙し過ぎて、あばばばbbってなってます・・・ちょっと色々と疲弊気味(特にメンタルが)なんでゆとりが欲しいですね、、、)

宝石商リチャード氏の謎鑑定 導きのラピスラズリ (集英社オレンジ文庫)
辻村 七子
集英社 (2017-02-17)
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銀座の店「エトランジェ」を閉め、正義の前から姿を消してしまったリチャード。新たな店主として現れたリチャードの師匠、シャウルから情報を得た正義はイギリスへと向かう。リチャードの失踪の原因となった何かがある国へ。旅の途上、リチャードの親族と名乗る男ジェフリーが正義に近づいてきて?美しき宝石商を苦しめる過去の因縁と、「正義の味方」の決断は!?


前巻が11月に出てるので、結構すぐ発売されてとても嬉しいです。特に、リチャードの失踪なところで終わったので尚更・・・・

個人的に今回は、リチャードを追いかけようかグダグダ迷っていた正義の背中をそっと押してくれた谷本さんのセリフがとても素敵で彼女がとても好きになりました。好き=恋愛ではなくて、色んな好きがあっていいじゃん!恋しているかどうかは、自分で決めるし心は自分自身のものである、という言葉はどこか恋愛とかを人ごとのように感じでいる彼女ならではなのかもしれないけれど自分はとても納得してしまいました。

イギリスでは、リチャードの実家であるクレアモント伯爵家のゴタゴタに巻き込まれつつも最後は持ち前の自己犠牲(?)で色々とぶっこわしてしまったのはさすが正義の味方というか。正義って人が良ければ自分がどうなっても良いという感じだったのだけど、今回リチャードにあなたの愛してる人は、みんなあなたに幸せになってもらいたい。自分ももちろんその中の一人だし、「困っている時に使える便利」になっては欲しくない、はすごく愛情のこもったセリフだよなーって。

七代目伯爵の残した遺言やダイヤは、リチャードや二人の従兄たちを縛る「呪い」になって彼らを苦しめ続けてしまったけれどその裏にあるのが実は自分たちを縛りつけてきた伯爵家の面々に対しての復讐のためだったのに、結果自分の大事な家族を苦しめる事になったのは皮肉な話になってしまったけど、その裏には本当に家族を愛していたんだというエピソードがあったのにはとても救われた気持ちになりました。

色々とリチャードの方も決着がついて、銀座に戻りまたあの日常に戻ると言う感じで綺麗に終わってはいるのだけどまだこのシリーズ読んでいたいなぁ(オレンジ文庫的にも人気シリーズのようだし・・・)
今回、リチャードと正義お互い大事な指輪を交換して、返すのは「私とあなたが最後に合う時」だそうで、そんな関係っていいな。

Posted on 15:37 [edit]

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