ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット/辻村 七子  

リチャードさん、とてもアンニュイな感じ(好き)
宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (オレンジ文庫)
辻村 七子
集英社 (2017-08-22)
売り上げランキング: 6,494

イギリスから帰国した正義とリチャード。正義は大学三年生となり、周囲ではそろそろ就職活動が本格化し始めていた。そんなある日、銀座の「エトランジェ」を常連客の乙村が訪れた。乙村は、片想いしていた女性からもらったという桜色のカメオをリチャードと正義に見せる。そして、そのカメオの謎を解いてみないか、と言い出して…?


前回でようやくリチャード絡みのゴタゴタや、従兄弟たちとの関係も修復されて一件落着でしたが今回もリチャード氏の過去編のターンでした(黒歴史編)
家に振り回されて、信頼してた従兄弟たちには突き放されて、結婚まで約束した人とは別れなければならなかったりと、一番最悪な時期で自暴自棄になり詐欺師紛いのことをやってしまっていて正直スマートではないのだけど、きっとそのスリランカでの過去とインドの出身で男尊女卑の文化に苦しまれていたモニカとの出会いがなかったら今の彼はいないと思いました。アメリカで編集者として頑張っているそうで、そのうちまた今のリチャードと再会してほしいなと。

リチャードの9歳の誕生会兼クリスマスパーティーでの事件の真相を知ると、母親らしくなかったカトリーヌも彼女なりに彼のことを考えてたのかなぁと思うと毒親だ!とは言えないかな、なんて。無責任かもしれないけど、手を離してやるのも一つの選択肢なのかな、と。大好きだった家庭教師の智恵子さんとも再会してまた縁が出来て良かった。あとあの穂村さんと結婚した(おめでとう!)のが娘さんで縁が繋がっていてすごいな、と思いました。

さてついに正義の就活が本格的に始まってきて、自己分析とか色々大変そうだな〜と人ごとのように感じたり(笑)
今のところ公務員希望で会社勤めも視野に入れているという感じだけど、本当にそれでいいの?なんて

次はいよいとゴルゴ谷本さんエトランジェ来店でついにリチャードという感じでしょうか・・・?ドキドキが止まらない!
次巻はさすがに来年でしょうか・・・楽しみです。
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Posted on 19:44 [edit]

category: ライト文芸

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8月の読書メーターまとめ  

おや、今年も後3ヶ月ですか。今年の8月はなんだか涼しくてあまり夏らしくなかったけど、9月に入ると夜になると肌寒くてあぁ今年も夏が終わったなぁとしみじみ。北海道は本当に夏が短いのですよ(暑さに弱いのでこのぐらいが良いのかもですが 笑)

前半はいい感じに本を読めたのですが、結局後半に入ると疲れて(うちの職場は場所的にお盆が割と忙しい)本を読む余裕がなかったのが残念でした。ただ最近新刊を前よりは買わなくなり(あくまで自分比)積本を消化してるので若干スッキリしたかも?

ついに糸森さんの好きなシリーズも完結。
最後まで自分の宿命に振り回されてたレジナだけど今を生きることに執着した彼女だからこそ迎えられた結末だと思います。お疲れ様でした、サイドストーリーも楽しみです。


積んでいたコバの後宮シリーズ
webコバルトに掲載されている番外編も合わせて読んでもらいたい!今生で結ばれる事はないけど、相手の幸せを祈るってその気持ちが尊いなぁと。個人的にオススメしたいシリーズ。10月刊に新刊来るっぽいので(一瞬短編集かと思ったけど違いそう)楽しみです。


追記より、読書メーターまとめです(今月はBLもあるよ!)
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Posted on 21:44 [edit]

category: まとめ

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後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる/はるおかりの  


三年前の春、帝の従弟で武人の高元炯は、紫の衣をひるがえして舞う後宮の宮妓・幽彩媚に一目惚れをした。以来彼女のことが忘れられずにいたが、恋愛に奥手な元炯は心の中で彼女を想うことしかできない。しかし蛮族の制圧で武勇を馳せた元炯は、褒美として皇帝から彩媚を下賜されることになり、二人は結婚することになる。元炯の初恋は実ったかに見えたが、実は彩媚は大の武人嫌いで…?



ヒーローがシリーズ歴代でピュアでなんか和んだwそれにしても呂守王家は仲良し家族っぽくていいですね(兄妹仲もいいらしい)距離の縮め方も決して無理強いしないで、ゆっくり距離を縮めていく優しさが良かったし大の武官嫌いだった彩媚もそこに惹かれたんだろうなぁ。あと後宮の宮妓だった彩媚の舞に蛮族の殲滅で心を病んでた自分を救ってくれたんだ、というのも良いよね。

ヒロインの母親は恋で身を滅ぼしたので、それがトラウマになって恋をしないと誓ってたのですが実は最初に妾として嫁いだ名家の息子に(彩媚は彼との息子)執着されて彼に薬を漏らされたことによって数々の過ちを犯してしまったというのがとても胸糞でした。おそらく本当は大人しく貞淑な女性だったようだし、、しかもその息子は祝大医であり彩媚の良き友人として、内心では母親と同一視して後宮内で接していたとかゾッとしました。

個人的には今回はメインカップルよりも栄氏の悲恋の方が印象に残りました。人形みたいだった彼女が恋を知り、女としての幸せを掴んだと思ったら父親に全て壊されて後宮に入れられ後に自分の愛したもの(夫と子供)は殺されてると知り、皇子である自分の息子を害して自分もろとも一族を道連れにして復讐を図った彼女の生き様がとても壮絶でした。
WEBコバルトの短編である「今宵、月華に君を想う」では、この恋をしたから私は不幸ではなかったというのがとても印象に残っています。そして最愛の人から送られた簪を挿して、愛した人たちが待っている島へ行ったのだと思いたいです。
皇帝と妃で愛しあった訳でもなく、結果、栄氏の過去を利用して邪魔な栄氏一門を排除した形にもなってしまったけど、お互い過ごした時間の分夫婦の情はあったのだろうな。
ここで1作目のヒロインだった淑葉が亡くなってしまいます。それがきっかけかわかりませんが、長らく絶縁状態だった某兄弟も酒を呑みかわせるようになったようで、時の流れを感じますね。
栄華を誇っていた栄家は破滅、呉家も陰りが出てきていそうで世の中、一生栄華を誇れることはないんだなぁと。
ここで3巻目のヒロインの予言がつながった訳ですが、さて次はどんな話が読めるのか楽しみです。

Posted on 15:00 [edit]

category: コバルト文庫

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後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす/はるおか りの  

後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2017-03-01)
売り上げランキング: 86,083

12人の妃を一度に娶った凱帝国の崇成帝・高遊宵は、すべての花嫁を出自に関係なく同じ位に拝命し、床を一緒にした者から順に位を上げていくと宣言した。そのため、花嫁たちは皇帝の気を惹こうと必死に競い始めるのだが、ただ一人、科学好きの令嬢・緋燕には全くその気が起きない。緋燕が後宮に入ったそもそもの理由、それは「貴重な科学の本が読めること」、そして「復讐」にあって…!?


しばらく積んでしまっていたのでこれ以上シリーズが増える前に(はるおかさん割と早いので)、ヒロインを含め相変わらずゴタゴタしていて(?)一気に読んでしまいました。面白かった!巻数が増えてきて、色々と人物がややこしくなってきてるので家系図ありがたいです(なにせ凱王朝宗室 高家の話なので)

母親に辱めを受けさせ自殺に追い込み、兄は殺されてしまった、自分の家族をめちゃくちゃにした犯人は高位の宦官だ・・と復讐の為に後宮入り皇帝の寵愛なんて興味がない、むしろ冷たくて嫌な奴という感じだったのが、だんだん皇帝の人柄に惹かれていくというのが丁寧でとても良かったです。ただ今回は皇帝がヒーローなので寵愛されても、唯一の妻にはなれないというのが切ないですよね。あと頼れるのは皇帝の寵愛だけ(家柄が弱いので)というのもすごいジリジリ感がすごい。
今回のヒロイン緋燕はクールな才女という感じかつ目的の為には狡猾なこともするけど、情が厚く一回気を許した相手にはとことん甘くなっちゃううんだろうな。個人的に緋燕付きの宦官である四欲との何でもポンポン言い合える主従関係がなんか好きでした。

前作のヒロインであり血の繋がらない姉である鳳姫への恋心を、最初は興味本位で近づいたけどその内緋燕を愛するようになって過去の恋を大切な思い出に変えたというのがとても良かった。

黒幕であった暦大監は、朱虹という最愛の妻と出会ったから凶行は止まったそうで愛の力だなーと思ったけど自分の母親に受けた仕打ちを他の母親に対して復讐するは許されないよね。無益な復讐はいづれ自分に返ってくるに納得しつつ、二人的には救いのある結末だったと思いました。

Webコバルトにて、四欲視点の「この恋が記憶に変わるまで」も読んだんですが、切なくもとてもいい話でした。自分を動く家具(=宦官)という風ではなく一人の人間として見てくれる緋燕に恋をしたけれど、お互いのために自分の心に大切にしまって彼女の幸せを祈りつつ願わくば来世でこそ、というのが切なかったけどとても尊いなと思いました。
大監になる餞別に緋燕から名前をもらって、それが二人の繋がりになるんだろうな(主人に名前をもらうのは名誉)
皇帝も自分の寵妃に宦官が思いを寄せていると気づいているんだけど、自分が報われない恋をしたのもあるし聞き苦しい噂を立てられるかもしてない二人を守る為に李氏付きから外すというのは四欲もこの方には敵わないとなるよね。
この短編を読む前に楽華伝を読んで、なんで四欲出てこないんだ?と疑問に思ってたらこんな話があったのね。

Posted on 22:20 [edit]

category: コバルト文庫

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7月の読書メーターまとめ  

気づいたら、8月に入ってたー
もうそろそろお盆も近くなって夏も折り返しという感じでしょうか。職業柄、夏休みなんてないですがお金の為!と割り切って仕事に励みたいと思います。何年か前は連休がないことに鬱になってましたが、最近は
先月はやたら暑くて白目向いてたり、同級生の結婚式に参加したりリアルでの趣味のオフ会に参加したりと忙しくさせてもらってたので今月は少しのんびり読書ができたらいいなぁと。

読了はほぼコミックばかりで冊数も少ないけれど一冊、一冊集中して読めたのでなかなか満足。


久しぶりに高殿さんの作品を読みました!大人の少女小説という感じで、すごく面白かったし激動の時代を生き抜いた女性たちの生き様がとても格好良かった作品でした。ソフトカバーですが、少女小説読みな方たちに読んでいただきたい!
(古いパルメニアシリーズがまた動き出しそうでそわそわ@twitter)

セラフィーヌは、史実に錬金術師や時間移動などSFファンタジーを絡めたストーリーでとても読み応えがあり夢中で読んでしまいました。セラフィーヌと伯爵は過去(?)に何があったのかも気になるし、もちろん二人のロマンスも・・・
続きが前提ゆえのあの終わりだったらいいのですけど(続き待ってます)
カスミとオボロはひとまず続きが出て嬉しかったです!相変わらず、香澄への暗い執着がたまらない(性癖)い朧こと悪路王の手のひらに踊らせてる感がありますが、彼の魂胆にそのうち気づくのか気になる。

すっかり読書ブログ化してるので今後の方針をのんびり考え中です・・・
乙女ゲーの話題が0になることはないと思いますが、多分攻略感想は作品毎には書かないで、年末にまとめ記事をあげるくらいになりそうです。最近はゲームも崩せなくなってるし、なかなかコンプ感想を書く暇がない(読書感想とはまた違うので・・・)ので思い切って簡略化しようかと。コンプした後に、ちょろっとTwitterで感想とか呟けるのも大きいです(これは読書にも言えますが)
モットーはブログを書くことをストレスにしないで長く続けるですからね!

追記より、読書メーターまとめです(BLはお休みです)
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Posted on 19:59 [edit]

category: まとめ

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