ひとりあそび

読んだ本、プレーしたゲームなどの感想を中心に綴っています

竜宮輝夜記 時めきたるは、月の竜王/糸森 環  



竜宮輝夜記 時めきたるは、月の竜王【電子特典付き】 (角川ビーンズ文庫)
KADOKAWA / 角川書店 (2017-11-01)
売り上げランキング: 6,858

神竜が禍神から国を護る『右記ノ國』。竜の姿で猛り、人の姿ではこの上なく美しい神竜の世話係は、栄誉だが過酷で、人々は選ばれることに怯えている。だが、新しく召し上げられた紗良は違った。彼女は黒竜・由衣王ら四竜の側にはべり、彼らの悲しみや不器用な気遣い―その心を知り、ある願いを抱く。「つむじ曲がりな心優しい竜の君、あなたのそばで、生きたい」運命の少女と孤独な竜が織りなす、和風ファンタジー恋絵巻!


姉妹同然に育った大切な友達の身代わりに過酷だと言われている竜の世話役についた紗良。
天上人には生まれから侮られて嫌がらせをされたり、従えるべき竜たちは辛くあたってくる。そん中でも自分を育ててくれた村人の為に、出来るだけ長く勤めあげて見せようと明るく前向きに頑張ろうとする姿にとてもいい子や・・・となりました。あと屋敷にいる式神たちが賑やかで楽しいw

接する内に竜たちの不器用な優しさに気づいてほだされていくんですが、実は紗良にキツくあたってるのは地上に帰してやる為で内心入水するぐらい傷ついていたり、やたら自分の肉を食べたさせようとしたり(細いからw)本当は人間が大好きで構われたい!という感じでヒーローたち可愛すぎかよ。セリフもひねくれーという感じでもう!可愛い!しかなかった(語彙力不在)

最終的に自分の仲間たちといる事よりも、竜たちと生きる事を選び本当の「斎花」となった紗良。
彼女がどう竜たちに寄り添って生きていくのかなと続きが楽しみです。あと姉妹同然であった紗和子のセリフ、「心のままに生きるのよ!」「あんたが幸せで、わたしもここで幸せになる。それでいいんだわ!」が色々な思いが込められていると思うとじんわりしてしまいました。さよならだけど、お互い幸せになろうね!的な。
シリアスなようで主人公と竜たちの恋愛騒動記になるそうなので、ひたすらニヤニヤしながら読めそうですね。
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Posted on 21:24 [edit]

category: ビーンズ文庫

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言い訳と9〜10月の読書メーターまとめ  

不定期更新がデフォとなりつつ頭を抱えてます・・・。どうもお久しぶりです。
久しぶりに更新するモチベーションになったので浮上してきました。
先月は盛大に風邪を引いてしばらくしんどかったり、リアルよりな趣味では大型イベントがあって参加したり、リアル面でも色々忙しくさせてもらっててありがたいし楽しいのだけど、こちらになかなか時間が割けないのが辛い。
仕事も最近遅くまで拘束される事も多くてなかなかブログもいじれず、せっかく読んだ本の感想も書けずじまい(読メには必ずつけてるけど・・)になってしまう事も多くてとても歯がゆいです。のだけど、なかなか記事を書き上げる気力と
体力がないのでしばらくこんな感じだと思います、、、
今年中には、おこぼれ姫シリーズは読み終わりたい(あと3巻)ところなのけど、このペーズで行ったら難しいかも・・・活字の新刊もだけどBLコミックもどんどん溜まっていく〜前ほど買ってないはずなのだけど。

9月の読書数が少なかったのと、気づいたら11月も後半だったので今回は合併号にしてみました。
個人的に面白かった作品は、リチャード氏の新刊、異人街シリーズの新刊、なんちゃってシンデレラシリーズ(感想書けませんでしたが)、コバ後宮シリーズの新刊(今かなりお気に入りシリーズなのでオススメ記事を書きたいなぁ・・・)だったかなぁと。

最近、少女小説の記事を巷で見かける事も多いし、たまにはうちのブログでもオススメ記事とかまた書きたいなぁと思いつつ(レーベルとかにも変化ありましたし)いつになるかなと苦笑しながら、またドボン!と潜りたいと思います。
では、また!

(追記より、読書メーターとブクログまとめです)
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Posted on 20:43 [edit]

category: まとめ

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異人街シネマの料理人(3)/嬉野 君   



異人街シネマの料理人(3) (ウィングス・ノヴェル)
嬉野 君
新書館
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冬基とカイの不和は決定的に。もはや対決は避けられないのか?舞台は日本を離れ、ヨーロッパ、そして中央アジアへ―。美味しいご飯と名画と謎。シネマティック・ミステリー緊迫の第3巻!!


金星特急の時も思ったけど、この作者さんの作品は自分も舞台になってる国に一緒に行っている気分になります。

現役女子高生である桃が亡き祖父から受け継いだシネマ館をなくさないためにオーナーとして奮闘する話から、傭兵である月氏や公安(しかもとあるシネマ館のオーナーになりすましてた)や国のお偉いさんが絡んできたり、ついに三ツ野家兄妹(と真礼)は日本を飛び出して独裁国家テジェニスタン入りして片方はカイの目的を応援して、もう片方は止めようとしてという感じで急展開がもう面白くてやばい(語彙力)

冬基の生みの母親の自殺の真相は胸糞悪いもので、祖父が作ったものをぶっ壊したくなるよなーと納得。
カイを可愛がっていて彼の成人を見届けてから(親権が発生しないから)命を絶ったけど、もしかしたら桃が連れてこらてたら今も生きてたかもと思ったけど精神が参ってたみたいだしさらに生き地獄になってたかもだよなぁ。

冬基も「カイの正体」を知る為に手段を選ばないけど、桃も「また兄弟3人で仲良く暮らす」ためなら自分の使えるものを利用する(呉間さまも最終的に利用するし)し、自分の目的の為にあの手この手を使うのはさすが血が繋がってるなと納得。カイは桃と出会ってから、良くも悪くも弱くなってきたかな?人間らしくなってきたというか、これがどう影響するのか。

桃の出生やカイの目的も見えてきたところで、修学旅行をトンズラするしすっかり桃も悪い子に・・・!(そこが良い)
続きもとても楽しみです!

Posted on 18:23 [edit]

category: ソフトカバー

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後宮刷華伝 ひもとく花嫁は依依恋恋たる謎を梓に鏤む/はるおか りの   



後宮刷華伝 ひもとく花嫁は依依恋恋たる謎を梓に鏤む (コバルト文庫)
はるおか りの
集英社 (2017-09-29)
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幼い頃、母が皇族殺しという大罪を犯し、自身も母に斬りつけられたため、心身に深い傷を負った高秀麒は、崇成帝の皇子でありながら“ごくつぶしの六皇子”として日陰を生きてきた。そんな秀麒のもとに、皇太子の花嫁候補・念玉兎が花嫁になりたいと名乗り出てきた。秀麒に一目惚れしたというのが表向きの理由だったが、本当の理由は密かに関わっていた本の刊行の仕事を続けたかったためで!?この上なく本を愛する出版姫×人知れず物語を綴るごくつぶし皇子。中華後宮ミステリー!


今回は印刷と出版といことで、名門のご令嬢なのに副業(?)で凄腕編集長(構成もやるよ!)なヒロインでした。
ヒロインの玉兎も念碧麗(現・麗妃)の姪(だったかな)だったので、後宮が舞台だし名門の家はやはり限られてるもんねーとなってる。

今回のヒーローは前作で母親である栄氏に利用された過去があり、その育ちのせいか歴代のヒーローの中で一番卑屈かつ癇癪持ちで、ヒロインになんて興味なんてないよ!と言いつつ嫉妬して癇癪起こして結構面倒臭い感じだってけどそんな彼を丸ごと受け止めてくれるような性格で、あと色々としつこい性格あって彼女の粘り勝ちみたいなとこがあったと思う(笑)
二人ともウブ過ぎてそれをお互いの従者に遊ばれてて面白かったw二人とも家族の愛に飢えて多分、二人で幸せに生きていけば良いと思いました。

前作での宋氏の起こした皇族殺しの大罪(のちに「月燕の案」)で、玉環にしたら自分の愛したものを殺した父親に人形だった自分が自らの意思で一族もろとも道連れで復讐をしたという感じだけど、それで愛したものを失ったものことを考えるととてもやるせない気持ちになるしその元凶たる女の子となれば憎しみに標的になるのも仕方ないのかも(今回の黒幕と言い)2巻目のヒロインである現・栄太后は本当は栄家の娘ではなく身代わりだったけれど、自分を利用した一族が栄て最後は族滅という終わりをどんな気持ちで見ていたのかとても気になります。そして宋家の増長は、前の皇帝の寵愛が偏りもあると思うし現皇帝も李貴妃ばかりを(もちろん他の妃との皇子とかいるけど)寵愛してるようだし色々危ういよねー
あと今回、四欲めっちゃ出世してて因太監になっててすっかり食えない高官。

そして安定のサブキャラたちの恋が報われなくて読んでて辛い・・ぞ・・
せめて自分たちの中で綺麗な思い出になればいいな。

あとがきで1巻目の主要キャラはこの時点では亡くなられてしまったそうで、このシリーズはとても時の流れを強く感じる作品だなぁと改めて思いました。

Posted on 17:42 [edit]

category: コバルト文庫

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット/辻村 七子  

リチャードさん、とてもアンニュイな感じ(好き)
宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット (オレンジ文庫)
辻村 七子
集英社 (2017-08-22)
売り上げランキング: 6,494

イギリスから帰国した正義とリチャード。正義は大学三年生となり、周囲ではそろそろ就職活動が本格化し始めていた。そんなある日、銀座の「エトランジェ」を常連客の乙村が訪れた。乙村は、片想いしていた女性からもらったという桜色のカメオをリチャードと正義に見せる。そして、そのカメオの謎を解いてみないか、と言い出して…?


前回でようやくリチャード絡みのゴタゴタや、従兄弟たちとの関係も修復されて一件落着でしたが今回もリチャード氏の過去編のターンでした(黒歴史編)
家に振り回されて、信頼してた従兄弟たちには突き放されて、結婚まで約束した人とは別れなければならなかったりと、一番最悪な時期で自暴自棄になり詐欺師紛いのことをやってしまっていて正直スマートではないのだけど、きっとそのスリランカでの過去とインドの出身で男尊女卑の文化に苦しまれていたモニカとの出会いがなかったら今の彼はいないと思いました。アメリカで編集者として頑張っているそうで、そのうちまた今のリチャードと再会してほしいなと。

リチャードの9歳の誕生会兼クリスマスパーティーでの事件の真相を知ると、母親らしくなかったカトリーヌも彼女なりに彼のことを考えてたのかなぁと思うと毒親だ!とは言えないかな、なんて。無責任かもしれないけど、手を離してやるのも一つの選択肢なのかな、と。大好きだった家庭教師の智恵子さんとも再会してまた縁が出来て良かった。あとあの穂村さんと結婚した(おめでとう!)のが娘さんで縁が繋がっていてすごいな、と思いました。

さてついに正義の就活が本格的に始まってきて、自己分析とか色々大変そうだな〜と人ごとのように感じたり(笑)
今のところ公務員希望で会社勤めも視野に入れているという感じだけど、本当にそれでいいの?なんて

次はいよいとゴルゴ谷本さんエトランジェ来店でついにリチャードという感じでしょうか・・・?ドキドキが止まらない!
次巻はさすがに来年でしょうか・・・楽しみです。

Posted on 19:44 [edit]

category: ライト文芸

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